「お金がない」
「生活が苦しい」
「貧乏な自分が嫌になる」
お金がないと、絶望的に感じるものです。
貯金が減るにつれて命の危険が近づく感覚を覚えます。
通帳の数字が目減りしていくにつれて、首を絞められるような息苦しさを感じる。
お金がなくなれば生きていけず、命も尽きると考えることが多いのではないでしょうか。
ここに誤解があります。
どれだけ貧乏になっても、意外と死ぬことはありません。
収入が減っても、節約していけば食べていけます。
貧乏でも、生活水準を落とせば、貧乏なりに生きていけます。
仮に収入がゼロになって絶望的な状況になっても、生活保護というセーフティーネットがあります。
お金がなくなったら死ぬと思いますが、救済手段はあるので命だけは助かります。
お金がなくなれば、死ぬというのは幻想なのです。
しかし、ここで忘れてはならないことがあります。
お金はなくても、希望だけは失ってはいけません。
どんなに貧乏でも、希望だけは持ち続けてください。
希望は、お金より大切です。
お金がなくても生きていけますが、希望をなくしたら生きていけないからです。
希望は心の食料です。
希望がないと、心が死んでしまいます。
心が死んでしまうと生きる気力が失われ、絶望状態になります。
明るい昼間でも、目の前は真っ暗に感じるでしょう。
希望がなければ、体は生きていても、人生は無味乾燥で空っぽにしか感じなくなります。
何のために生きているのかわからず、ぼうぜんとするしかありません。
もはや生けるしかばねです。
希望がなければ、私たちはどうやって生きていけるのでしょう。
希望がなくなると、命の危険に及びます。
最悪の場合、自ら命を絶つことになりかねません。
どれだけ貧乏であっても、希望だけは持ち続けてください。
どれだけお金があっても、希望をなくしたら生き地獄です。
お金はなくても、希望さえあれば生きられます。
お金がなくなることを心配するより、希望がなくなることを心配することです。
希望とは光です。
光があるから明るくいられます。
大きな希望でもいいですが、もちろん小さな希望でもかまいません。
希望があるかぎり、未来に向けて生きていけるのです。