執筆者:水口貴博

落ち込まない生き方をする30の方法

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孤立するから落ち込む。孤独であれば落ち込まない。

孤立するから落ち込む。孤独であれば落ち込まない。 | 落ち込まない生き方をする30の方法

「1人の時間が大切」

「1人でいるとき、自分が磨かれる」

「1人の時間が人生を豊かにする」

そう思って、積極的に1人の時間を作ろうとする人がいます。

もちろん1人の時間を作るのはいいのです。

ないよりあったほうがいいのは間違いありません。

1人でいると、素の自分に戻れます。

自分と向き合う時間になり、冷静な思考ができます。

自分に集中することで、本音も見えてくるでしょう。

煩わしい人付き合いからも解放されます。

人に気を遣う必要がないので、リラックスできます。

旅行も美術館も1人のほうが自由に行動できます。

1人になれば、自分の時間が増えます。

可処分時間が増えることでやりたいことができ、人生の充実感と満足感が高まります。

1人になれば、自由があります。

人に気を遣わなくていいので、動きやすくなって楽です。

心もフットワークも軽くなり、行動力がアップします。

1人の時間を作ることは、人生が豊かになる習慣であるのは事実です。

普段から1人でいるのが好きで、1人で行動している人も多いのではないでしょうか。

しかし、1人の時間を作ろうとした結果、いつの間にか誤った方向に進んでしまうケースがあります。

それが「孤立」です。

1人の時間を作るのはいいですが、孤立はよくありません。

「1人の時間を作ればいいのだね」と思い、安易に1人の状態を作ればいいわけではありません。

孤立の先には、不幸が待ち受けているからです。

孤立はよくありません。

孤立するということは「人とのつながりがない」ということです。

私たちは、社会の中で生きています。

社会を生きていくうえで、人とのつながりは避けて通れません。

人とのつながりがないと「孤島」の状態になります。

人との交流がありません。

外部との接触もありません。

孤立した状態ほどむなしいことはありません。

「ひとりぼっち」という状態になり、狭い世界の中で生きることになります。

人は、人との接触を通してアイデンティティーを確認する生き物

友人はいなくてもいいですが、人とのつながりは必要です。

人は、人との接触を通してアイデンティティーを確認する生き物です。

人と関わっていないと、アイデンティティーを見失い、自分がわからなくなります。

生きている実感も湧かなくなります。

生きながらにして死んでいるような状態になってしまいます。

1人の時間を増やすのはいいですが、安易に人との関わりを絶つのはよくありません。

孤立してしまい、かえって不幸になります。

寂しく感じることが増え、落ち込むことも増えます。

孤立するから落ち込むのです。

孤立と孤独の違いとは

孤立してはいけません。

孤立ではなく、孤独になりましょう。

孤立と孤独は似ていますが、本質は違います。

孤立は、人とのつながりが絶たれた状態です。

人との交流も外部との接触もありません。

孤独は、人とのつながりを保ちつつ、ポジティブに1人を楽しむ状態のことをいいます。

1人の時間を楽しみつつも、その気になれば、いつでも人と交流したり外部と接触したりできます。

一言で言えば「孤立はNG、孤独はOK」ということです。

少なくてもいいので、人との接触は作っておくこと

人は生きていくうえで、人との関わりが必要です。

友人はいなくてもいいですが、人とのつながりは持ちましょう。

少なくてもいいので、人との接触は作っておくことです。

深い関係である必要はありません。

浅い関係で十分です。

広く浅くでもいいですが、狭く浅くでもかまいません。

挨拶をする程度の関係でかまいません。

同じ1人の時間になるなら、孤立ではなく、孤独になってください。

そうすれば、有意義な1人の時間を楽しめるでしょう。

「健全な孤独」を楽しめます。

孤立すれば落ち込みますが、孤独になれば落ち込みません。

落ち込まない生き方をする方法(19)
  • 孤立するのではなく、孤独になる。
落ち込むことをするから落ち込む。
最初から関わらなければ落ち込まない。

落ち込まない生き方をする30の方法

  1. 過去と他人を変えようとするから落ち込む。
    未来と自分を変えようとすれば落ち込まない。
  2. 勝ち負けにこだわるから落ち込む。
    楽しむことに集中すれば落ち込まない。
  3. 不得意に目を向けているから落ち込む。
    得意に目を向ければ落ち込まない。
  4. 批判・悪口として受け止めるから落ち込む。
    助言・激励として受け止めれば落ち込まない。
  5. 「失敗した」と思うから落ち込む。
    「ヒントを得た」と思えば落ち込まない。
  6. のろのろ動いているから落ち込む。
    てきぱき動けば落ち込まない。
  7. 弱みを克服しようとするから落ち込む。
    強みを伸ばしていけば落ち込まない。
  8. 弱気・後ろ向きの心だから、落ち込む。
    強気・前向きの心になれば、落ち込まない。
  9. 低下や停滞に目を向けるから落ち込む。
    成長や向上に目を向ければ落ち込まない。
  10. 「最初からうまくいく」と思うから落ち込む。
    「最初はうまくいかないもの」と思えば落ち込まない。
  11. 夜だから落ち込む。
    昼なら落ち込まない。
  12. 難しいことから始めるから落ち込む。
    簡単なことから始めれば落ち込まない。
  13. 他人になろうとするから落ち込む。
    自分になろうとすれば落ち込まない。
  14. 深刻に受け止めるから落ち込む。
    軽く受け流せば落ち込まない。
  15. 自分が嫌いだから落ち込む。
    自分を好きになれば落ち込まない。
  16. いつもむすっとしているから落ち込む。
    いつもにこにこしていれば落ち込まない。
  17. やるべきことをやっていないから落ち込む。
    やるべきことをやっていれば落ち込まない。
  18. 悪いほうに考えるから落ち込む。
    よいほうに考えれば落ち込まない。
  19. 孤立するから落ち込む。
    孤独であれば落ち込まない。
  20. 落ち込むことをするから落ち込む。
    最初から関わらなければ落ち込まない。
  21. 過剰な自信を持つから落ち込む。
    謙虚な自信を持てば落ち込まない。
  22. 怒るから落ち込む。
    叱れば落ち込まない。
  23. いい人になろうとするから落ち込む。
    いい人をやめれば落ち込まない。
  24. 「落ち込んではいけない」と思うから落ち込む。
    「たまには落ち込んでもいい」と思えば落ち込まない。
  25. 同じままでいるから落ち込む。
    変わり続ければ落ち込まない。
  26. 「もうダメだ」と思うから落ち込む。
    「さあ、これからだ」と思えば落ち込まない。
  27. 寝不足だから落ち込む。
    睡眠をたっぷり取っていれば落ち込まない。
  28. 「年は取るもの」と思うから落ち込む。
    「年は重ねるもの」と思えば落ち込まない。
  29. 無目的に生きているから落ち込む。
    夢や生きがいがあれば落ち込まない。
  30. 不足に目を向けるから落ち込む。
    感謝に目を向ければ落ち込まない。

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