なぜあなたは限界を超えられないのか。
それは逃げ道があるからです。
リスクに備えて、逃げ道を残しているでしょう。
保険のつもりで逃げ道を準備してから取りかかっているのでしょう。
いつでも逃げやすいような状況を作っているでしょう。
それがいけません。
逃げ道があると、潜在力の発揮にストップがかかり、限界を超えられません。
限界を超えたいなら、逃げ道をなくしてください。
逃げ道があると、限界を超えるのは難しい。
どこかで甘えが発生するからです。
「いつでも逃げることができるね」
「いざとなったら逃げればいいね」
「逃げ道があるから大丈夫だよね」
油断が生まれ、手抜きをしてしまいます。
安心してしまい、うまく能力を発揮できなくなります。
逃げ道を作ると「逃げることを前提」に考えてしまいます。
無意識のうちに能力の発揮にブレーキがかかり、限界を超えられないのです。
限界を超えたいなら、逃げ道をなくしてください。
逃げ道をなくせば、立ち向かうしかありません。
強気になるしかありません。
迷うことも臆することもなくなります。
ほかに選択肢がない状況になります。
このとき、第2の力が目覚めます。
潜在的な力が目覚め、ばか力を発揮できます。
限界を超えた力を発揮できるようになります。
恥をかくときは、思いきり恥をかきましょう。
負けるなら思いきり負けて、失敗するときは思いきり失敗すればいいのです。
失うものと言っても程度が知れているでしょう。
特に若いうちの失敗は、何度でも取り返しがつきます。
リスクがあるとはいえ、命までは取られないはずです。
生命に危険が及ぶものでないかぎり、大したことはありません。
早いうちに失敗したほうが、時間に余裕が生まれるため、リカバリーも早くなります。
逃げ道をなくすことで、本気で集中できます。
心から真剣になれます。
怠けることが一切なくなります。
自分を追い込むから全力で取り組むようになり、全力で取り組むから普段以上の力を発揮できます。
逃げ道をなくすのは勇気のいることであり、不安と恐怖が伴いますが、それだけの価値はあります。
限界を超えたいなら、逃げ道をなくしてください。
常に逃げ道をなくすのは難しくても、場を選ぶことならできるでしょう。
大切な勝負所では、あえて逃げ道をなくすことならできるはずです。
限界を超えたいなら、リスクを取ってください。
逃げ道をなくしたとき、自分でも信じられない力を発揮できます。