執筆者:水口貴博

自分の限界を超える30の方法

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ぶつぶつ独り言を言う人にも、それなりの事情がある。

ぶつぶつ独り言を言う人にも、それなりの事情がある。 | 自分の限界を超える30の方法

ぶつぶつ独り言を言う人に出会うことがあります。

誰かに向けて、小声でぼそぼそしゃべっています。

ぶつぶつ独り言を言う人がいると、一瞬「自分に話しかけられているのかな」と思って気になります。

気が散ったりうるさく感じたりして、迷惑を感じる人もいるでしょう。

ここで1つ気づいてほしいことがあります。

独り言を言う2つの事情とは

なぜその人は、ぶつぶつ独り言を言うのでしょうか。

独り言とはいえ「発声」です。

声を出すには、口周りの筋肉を動かす必要があり、楽なことではありません。

独り言とはいえ、あまり長時間続くと、カラオケ並みに疲れます。

なぜぶつぶつ独り言を言わなければいけないのか。

独り言を言う人には、次の2つの事情があると考えられます。

(事情1)
物覚えを改善するため

あなたが独り言を言うときの状況を思い出してください。

声に出すと頭に入りやすいため、積極的に声を出しながら勉強した経験があるでしょう。

自分が発した声を、自分の耳で聞くことになるため「エコーの作用」によって記憶力を高める効果があります。

ぶつぶつ独り言を言う人も、同じです。

年齢を重ねていき、だんだん物覚えが悪くなりつつある日、声を出すと頭に残りやすいことに気づいた。

少しでも物覚えを改善しようと独り言を言っているうちに、だんだん日常的になっていく。

その結果、独り言が癖になってしまうことがあります。

つまり「物覚えを改善したい」という意図がある可能性があります。

(事情2)
寂しさを紛らわせるため

別の事情として考えられるのは「寂しさを紛らわせたい」という意図です。

話し相手がいなくて寂しいとき、独り言を言うと、少し寂しさの感覚が紛れます。

声を出すと、自分の声を自分が聞くことになり、恐怖感も紛れ、心が楽になります。

寂しさとはいえ、ストレスの一種です。

もともと話をするのが好きなら、話し相手がいなくても、ストレスの発散も兼ねて独り言を言うことがあります。

結果として、独り言を言うのが癖になった可能性があります。

§

ぶつぶつ独り言を言う人は、どちらかの事情、もしくは両方の事情があると考えられます。

周りの人に迷惑をかけようとして、わざわざ独り言を言う人はいません。

もちろん周りへの配慮は少し欠けているかもしれませんが、悪気がないのでしょう。

つまり、独り言を言う人も「それなりの事情」があるのです。

ぶつぶつ独り言を言う人がいれば、その人が独り言を言うようになった事情について考えてみてください。

うるさい声にいらいらするかもしれませんが、心を大きくするためにも、一度冷静になって考えてみる価値はあります。

その人なりに、きっと何らかの事情があるのでしょう。

事情を察すれば、ぶつぶつ独り言を言う人に対して優しい気持ちになれます。

自分の限界を超える方法(5)
  • ぶつぶつ独り言を言う人に隠された「それなりの事情」に配慮する。
限界の多くは、思い込み。

自分の限界を超える30の方法

  1. あなたには「人生の暗黒時代」がありますか。
  2. ホームグラウンドだけでは成長が限られる。
    さらなる成長には、アウェーが必要。
  3. 顔を上げるだけで、元気が出る。
  4. 身体能力に限界はあっても、行動には限界がない。
  5. ぶつぶつ独り言を言う人にも、それなりの事情がある。
  6. 限界の多くは、思い込み。
  7. 「あの人は嫌いだけど、○○は尊敬している」
  8. 大変な時期を一緒に過ごした人が、大切な友人になる。
  9. タクシーがつかまらないくらいで、いらいらしない。
  10. 限界を超える方法は、ギアに隠されている。
  11. 間違ったことを教わっても、その人を恨まない。
  12. 我慢には限界がある。
    楽しみには限界がない。
  13. 休憩は、したほうがいいものではなく、しなければいけないもの。
  14. 悪口を運ぶ人には、不運と不幸が運ばれる。
    褒め言葉を運ぶ人には、幸運と幸福が運ばれる。
  15. 憧れの人は、あなたの成長の限界。
    できるだけ高く設定しておくほうがいい。
  16. きついと感じるとき、険しい表情をしない。
    にこにこすれば、もう一踏ん張りできる。
  17. 誰も応援しない人は、誰からも応援されない。
  18. チャンスの少ない場所では、なかなかチャンスが得られない。
    チャンスの多い場所に行くから、チャンスに恵まれる。
  19. 仕事のできる人になるには、結論から話をする癖が必要不可欠。
  20. 差が生まれるのは、100で十分の仕事を101まで仕上げるとき、
  21. 最大の油断は、最高の仕事ができた直後にやってくる。
  22. 「限界」という言葉を口にするから、限界ができる。
  23. 「限界」という言葉は、人生には不要。
  24. マンネリは、サプライズをするベストタイミング。
  25. 限界を超えたいなら、逃げ道をなくせ。
  26. 細部にこだわるのは、本気になっている証拠。
    細部を手抜きするのは、まだ本気になっていない証拠。
  27. 「ありがとうございます」と言われる仕事で満足しない。
    「本当にありがとうございます」と言われる仕事を目指す。
  28. つまらない人には「つまらない」という口癖がある。
    面白い人には「面白い」という口癖がある。
  29. 「わからないので教えてください」と聞く前に、もう少し粘ってみる。
  30. あなたはまだ全力になっていない。
    心のストッパーを外せば、もっと全力を出せる。

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