出会い運が決まるのは、会いに行くのに時間がかかるときの考え方です。
会いに行くのに、時間がかかることがあります。
物理的な距離が遠いと、バスや電車を使っても時間がかかります。
ドラえもんの「どこでもドア」があれば便利ですが、残念ながら、まだそうしたアイテムはありません。
物理的な距離が遠くなればなるほど、会いに行くのが大変になります。
たとえば、会いに行くのに片道3時間かかるとします。
このとき「3時間もかかる」と考える人は、残念ですが、出会い運のない人です。
「3時間もかかる」という表現から、遠い距離と感じていることがわかります。
遠い距離と思うので、心も重くなり、おっくうになります。
「距離が遠いので会うのはやめましょう」ということになります。
相手も「遠いですから仕方ないですよね」と思って、会う話が流れます。
貴重な出会いのチャンスを逃してしまうのです。
出会い運のある人は、どう考えるのか。
出会い運のある人は「たった3時間」と考えます。
3時間の距離を遠く感じるのは錯覚です。
たかだか3時間です
1時間を3回繰り返すだけです。
乗り物に乗っているなら、一眠りをしている間につく距離です。
3時間は、遠いように思えますが、実は意外と近い距離です。
3時間かければ会えるのです。
会いに行くのに3時間かかるとわかったとき「なんだ。たった3時間か」と思うことです。
「たった3時間」と思えば、すぐ会う約束ができます。
心の中で浮力が生まれます。
前向きな気持ちになれ、フットワークが軽くなり、さっと会いに行けるのです。
こういう人が、素晴らしい出会いをつかみます。
3時間というのは、その程度の短い距離です。
出会い運が高く、いい出会いにも恵まれるのです。
「3時間もかかる」と言うのか「たった3時間」と言うのか。
あなたの出会い運を決めるポイントです。
出会い運を決めるのは、わずかな考え方の違いです。
そもそも3時間を遠いと感じるのなら、本気で会いたいと思っていない証拠です。
本当に会いたい人なら、どれだけ時間をかけようと会いに行こうと思うはずです。
もちろん3時間は、あくまで一例です。
4時間であっても「たった4時間」と考えましょう。
5時間であっても「たった5時間」と考えましょう。
時間をかければ会えるのですから幸いです。
世の中には、時間をかけたところで会えない人もいます。
時間をかければ会えるのですから、片道が何時間かかろうと、近いのです。
チャンスは手の届く範囲にあります。