執筆者:水口貴博

運命を変える30の言葉

1

さまざまな人生経験だけで、人格が磨かれるわけではない。きちんと乗り越えてこそ、人格が磨かれる。

さまざまな人生経験だけで、人格が磨かれるわけではない。きちんと乗り越えてこそ、人格が磨かれる。 | 運命を変える30の言葉

人格を磨くためには何が必要か。

一般的には「さまざまな人生経験が必要」といわれています。

人格を磨くには「これさえすればいい」という特定のものではありません。

遊び、勉強、仕事。

人付き合い、恋愛、社会活動。

成功経験だけでなく、失敗経験も大切です。

さまざまな人生経験を積むことで、視野が広がって、思考力・理解力・包容力が大きくなります。

さまざまな人生経験を積むことで、人としての奥行きが生まれ、同時に人としての品格が磨かれていく。

もちろんさまざまな人生経験が必要なのは間違いありませんが、ここに「見落としがちな点」があります。

大切なのは「乗り越えること」

さまざまな人生経験さえあればいいわけではありません。

必要条件ですが、十分な条件ではありません。

せっかく大事な経験に触れる機会があっても、逃げたり隠れたり嫌がったりしては意味がありません。

ためになる経験があっても、逃げたり隠れたりしていては、人格が磨かれるどころか腐ってしまうでしょう。

人格が磨かれることはなく、自堕落な人生で終わってしまいます。

では、何が大切になるのか。

それは「乗り越えること」なのです。

つまり「さまざまな人生経験に触れて、乗り越える」が正解です。

「さまざまな人生経験」と「乗り越える」をワンセットで考えるようにしましょう。

乗り越えることが重要であり、乗り越えるプロセスの中でこそ、人格が磨かれていきます。

ある経験に直面したとき、逃げるのではなく、きちんと乗り越えましょう。

生半可な気持ちで乗り越えるのではなく、ベストを尽くして乗り越えることが大切です。

修羅場を経験しないと、見えてこない景色がある

学生なら、勉学に励みましょう。

知らないことがあれば、きちんと覚えます。

難しい問題があるなら、そのままにするのではなく、きちんと解けるようにします。

中間試験、期末試験を乗り越えます。

そして、受験を乗り越えます。

友人と喧嘩をしたら、放置するのではなく、仲直りです。

逃げたり隠れたりするのではなく、立ち向かって乗り越えます。

乗り越えるプロセスを通して、少しずつ人格が磨かれていきます。

社会人であれば、しっかり仕事に励みましょう。

自ら考え、自ら動きます。

積極的に仕事の改善を見つけたり、仕事の効率化を考えたりします。

できないなら、できる方法を考えます。

上司の説得方法を考えたり、上手なプレゼンについて考えたりします。

会議では積極的に発言します。

職場の人間関係にトラブルがあれば、逃げるのではなく、取り組みます。

仕事の問題点が見つかれば、放置するのではなく、きちんと改善に取り組みます。

たとえ気が向かなくても、自分に与えられた仕事であれば、責任と使命感を持って取り組みます。

仕事を乗り越えるプロセスを通して、あなたの人格が磨かれていきます。

もちろん仕事をしていない専業主婦でも、人格を磨くことは可能です。

専業主婦であっても、会社員に負けないほど多くの修羅場があるでしょう。

家事・育児・介護などの主婦業は、れっきとした重労働であり修行です。

それぞれ完璧にこなすのは難しいですが、それでもめげずに乗り越えていくことで人格が磨かれます。

修羅場もたくさん経験することです。

修羅場を経験しないと、見えてこない景色があります。

「さまざまな人生経験に触れて乗り越えること」を意識しましょう。

トラブルに悩んだりストレスに耐えたりしながら、少しずつ人格が磨かれていきます。

まず目の前の仕事に集中する

あれもこれも仕事に手を出しません。

まず目の前の仕事に集中しましょう。

体は1つしかなく、1日は24時間しかありません。

あれこれ同時に手を出していると、リソースが分散されて、どれも中途半端になります。

やるべきことはたくさんあるでしょうが、まず目の前の仕事から取り組むのが一番です。

そしてその仕事をきちんと完了させてください。

最低限で済ませるのではなく、最善を尽くしましょう。

逃げたり消極的になったりするのではなく、積極的に取り組みましょう。

「やるときはやる」の精神で、心に火をつけて取り組みましょう。

そうすれば、素晴らしい仕事を発揮できます。

人格も磨かれていくのです。

運命を変える言葉(1)
  • さまざまな人生経験に触れるだけでなく、きちんと乗り越えて、人格を磨いていく。
孤独を感じたら本を読もう。
本は、絶対裏切らない。
どんなときでもあなたの味方。

運命を変える30の言葉

  1. さまざまな人生経験だけで、人格が磨かれるわけではない。
    きちんと乗り越えてこそ、人格が磨かれる。
  2. 孤独を感じたら本を読もう。
    本は、絶対裏切らない。
    どんなときでもあなたの味方。
  3. 「幸せか」と聞かれたときは、反射的に「私は幸せ」と答える。
  4. 尊敬する人からアドバイスされたことは、素直に一度は従うのがマナー。
  5. 貧乏な人に、プロはいない。
  6. なぜ入門書にかぎって「猿」「ばか」という表現が含まれているのか。
  7. 職業に貴賤はない。
    あらゆる職業は、社会貢献につながっている。
  8. 苦痛と快感は紙一重。
    あらゆる苦痛は、快感になる。
  9. 雲の上に広がるパラダイス。
    地下に広がるパラダイス。
  10. いらいらしている人は、余裕のない人。
    「感じが悪い」と思うから、腹が立つ。
    「余裕がなくて大変そう」と思えば、いらいらしない。
  11. もたもた着替えると、着替えの効果が半減する。
    さっと着替えると、着替えの効果が倍増する。
  12. 嘘をつくから、疲れる。
    正直になると、疲れない。
  13. 掃除をする気が起きないのは、ごみ箱のせいかもしれない。
  14. 「出会ってくれてありがとう」
  15. 予定外のことが起これば「ラッキー」と考えよう。
  16. エゴは、不運と不幸を招く磁石のようなもの。
    余計なトラブルを招く元凶。
  17. 自信の大きさと胸板の厚さは、比例する。
  18. 電話の話し声がうるさいとはいえ、トイレの個室に移動するのはマナー違反。
  19. 気乗りがしない場面は、こう言い換えよう。
    「運命を変える場面」
  20. 「運命を変えた1日」とは、特別な日だけをいうのではない。
    一生懸命生きた1日は、すべて運命を変えた1日。
  21. 忙しい仕事に悩んでいるなら、早めの出社を心がけることから始めよう。
  22. 自分の話を聞いてもらいたければ、成功者になるのが近道。
  23. それは回り道ではない。
    回り道に見える近道だ。
  24. 頑張りすぎた後は、○○。
  25. 勇気が出ないときは、こう言おう。
    「運命の3分」
  26. お金で買える自信があるなら、迷わず買っていい。
  27. 机の上をきれいにしてから帰るのも、仕事の1つ。
  28. 「無料」に飛びつく癖があるかぎり、貧乏から抜け出せない。
  29. やたら相談に乗りたがる人に、ろくな人はいない。
  30. あなたは美しいチョウ。
    もっと空高く飛び、もっと美しく羽ばたける。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION