仕事が終わって帰るとき、机の上はどうなっているでしょうか。
資料が散乱していたり、文房具が出したままだったりしていないでしょうか。
机の上に資料を出したままにしておけば、翌朝に仕事を再開する際、資料を取り出す手間が省けます。
机の上が散らかっていると「いかにも多忙」「いかにも仕事を頑張っている」という様子に見えなくもないでしょう。
翌日の朝一から仕事をしやすいよう、あえて片付けずに帰る人もいるかもしれません。
しかし、これはよくありません。
仕事のマナー違反です。
資料が出したままになっていると悪印象につながります。
机の上は、あなたの仕事ぶりが見えるところの1つ。
机の上がごちゃごちゃの人は、仕事もごちゃごちゃという証拠。
「片付けができない」「ほったらかし」「基本すらできていない」と思われることになるでしょう。
散らかった机を見た上司は「仕事のできない人」と判断して、評価を下げるはずです。
「セキュリティー」という点でも不適切です。
いくら車内とはいえ、重要資料が多くの人の目に触れるのは好ましくありません。
資料が盗まれたり、外部の人に見られたりする可能性もあり、情報漏洩のリスクがあります。
帰宅するときは、きちんと机の上をきれいにしておきましょう。
文房具類は、引き出しの中に戻します。
重要な資料は、鍵付きの引き出しに入れて、しっかり施錠しておきます。
机の上は、時計や写真といったプライベートなものを除いて、何もない状態にしておくのが理想的です。
「無駄な仕事はしたくない」と思うかもしれませんが、机の上をきれいにするのも仕事の1つです。
机の上が散らかったまま帰っていいのは、セキュリティー環境が整った個室だけです。
多くの社員が働く職場では、机の上をきれいにしてから帰るのがマナーです。
余裕があれば、片付けだけでなく、掃除しておくといいでしょう。
机の上のごみは、ごみ箱に入れておきます。
付着した汚れがあれば、布やティッシュできれいに拭き取っておきます。
机の上だけでなく、机回りも掃除ができていれば完璧です。
会社から帰るとき、きちんと机の上をきれいにできていると、それだけで好印象です。
「仕事ができる人」という印象を与え、上司は感心してくれます。
机の上をきれいにしてから帰るのも、仕事の1つなのです。