自信がないときは体を鍛えましょう。
どこを鍛えるか。
それが問題です。
太ももや二の腕を鍛えるのもいいですが、自信をつける意味で最も効果的なのは「胸板」です。
胸板は、顔に続いて目立つ部分でしょう。
胸板は体の正面にあるので目立ち、相手からも視界に入ります。
二の腕や太ももは、ズボンや長袖を着るとわかりませんが、胸板は衣類を着ていてもボリューム感でわかります。
なぜ胸板を厚くするだけで、自信がつくのか。
胸板が厚くなることで「強い鎧を身につけている」という感覚が生まれ、自分に自信がついてくるのです。
筋トレをするとき、太ももや二の腕ばかりに注意が向いて、胸板を見落としていることが少なくありません。
筋肉は、力の象徴です。
筋肉が増えるにつれて「私は強い」という気持ちが強くなります。
強気になれ、怖いものがなくなり、自分に自信がついてきます。
周りの人は、あなたの厚い胸板に強さを感じて、注目してもらえるでしょう。
胸板が厚くなると、存在感が増すので、言葉に説得力が生まれます。
堂々とした雰囲気が出れば、会議での発言も通りやすくなるのです。
「胸板を厚くするのは男性だけの話。女性には関係ない」
そう思うかもしれませんが誤解です。
胸板を厚くすることは、男性に限らず、女性にとっても大切です。
胸板が厚くなったぶんだけ、胸が大きく見えるようになり、女性としての魅力がアップするからです。
胸が小さくて悩んでいる女性ほど、胸板を厚くする価値があります。
いきなり本格的にトレーニングする必要はありません。
無理をせず、簡単なことから取り組んでいきましょう。
道具を使わないで鍛えるなら「腕立て伏せ」です。
自宅で簡単にいつでもできます。
自分の力量に合わせて腕立て伏せの回数を増やせば、無理なく胸板を鍛えられます。
簡易的な道具を使うなら「プッシュアップバー」が便利です。
プッシュアップバーを使う最大のメリットは、胸の可動域の拡大です。
内側の胸筋だけでなく、外側の胸筋まで満遍なく刺激できるため、トレーニング効果が高まります。
もっと本格的に胸板を厚くするなら、スポーツジムで「チェストプレス」「ベンチプレス」を使う方法もあります。
大型の機械ですが、がっつりトレーニングできるので、達成感も大きくなるでしょう。
最初のころは筋肉痛になって大変ですが、悪いことではありません。
筋肉痛があるということは、それだけ効果が出ている証拠です。
損傷した筋繊維が回復するとき、以前より太くて丈夫になって生まれ変わります。
トレーニングを続けていくうちに筋肉が増えていけば、筋肉痛になることもなくなります。
単純ですが効果は抜群です。
「自信がない」とくよくよする暇があれば、さっそく今から胸板を鍛えましょう。
筋トレの頻度は「週に2回」で十分です。
筋トレをした後は、損傷した筋繊維の回復に時間がかかるため、2日はあけましょう。
あなたの胸板が厚くなればなるほど、自信もみなぎってきます。
自信の大きさと胸板の厚さは、比例するのです。