「素晴らしい仕事」
そう聞いたとき、あなたはどんな仕事をイメージするでしょうか。
「給料のいい仕事」
「尊敬される仕事」
「社会的価値の高い仕事」
どれも素晴らしい仕事ですが、補足があります。
「給料のいい仕事」「尊敬される仕事」「社会的価値の高い仕事」だけが、素晴らしい仕事ではありません。
あらゆる仕事が素晴らしいのです。
あらゆる職業は、社会貢献につながっているからです。
誰かの役に立ち、社会の発展に貢献できています。
小さな力であり、ささいな貢献かもしれませんが、役立っているのは事実です。
誰かの役に立っていて、喜んでくれる人がいるなら、立派な仕事です。
かっこ悪い仕事であろうと給料の少ない仕事であろうと、立派な労働であり、社会貢献です。
暗くて汚くて苦しい仕事でも、社会的な価値があるのは間違いありません。
たとえ世間的に印象の悪い仕事であっても、合法の範囲であれば、胸を張って誇ることができます。
つまり「価値のない仕事は1つもない。すべての仕事は素晴らしい」と言えるのです。
「信じられない」
そう思うなら、一度想像してみてほしいことがあります。
もしあなたが「卑しい」と思う仕事があれば、その仕事がなくなったとき、社会がどうなるか想像してみてください。
きっとどこかで困る人が出てくるはずです。
社会として困る事態に発展するでしょう。
実際は社会に重要な貢献を果たしているからです。
表向きは卑しい仕事に見えても「社会に欠かせない」という事実に気づかされるはずです。
あなたは今、仕事をしていると同時に社会貢献をしています。
「働く」ということは「社会貢献をする」と言い換えることができます。
もちろん無償のボランティア活動とは種類が違いますが「社会貢献」という本質は同じです。
人や社会の役に立ち、これからの未来を作っています。
たとえ企業の歯車の1つであったとしても、微力ながら社会貢献につながっているのは事実。
社会の一員として、役に立つ仕事をしていて、立派な生き方をしています。
そのことを自覚して、今日も仕事に励みましょう。
職業を聞かれたら、はっきり答えましょう。
やましい仕事をしているわけではないのですから、恥ずかしがることも必要ありません。
自分の仕事に誇りを持ち、生きがいを感じることが大切です。
そのことを自覚しながら、今日も「社会貢献」という名の仕事に励みましょう。
職業に貴賤はありません。
あらゆる職業は、社会貢献につながっているのです。