あなたには、どんなコンプレックスがありますか。

• 癖毛がある。

• 鼻の穴が大きい。

• 眉が太い。

• 色黒の肌をしている。

• だみ声をしている。

誰でも1つや2つのコンプレックスがあることでしょう。

コンプレックスの種類も、人によってはさまざま。

もちろん努力で直せるコンプレックスなら、頑張って直してみるのも悪くありません。

たとえば、適度を超えた肥満体なら、ダイエットが必要でしょう。

BMIが25以上は、肥満に分類されます。

脂肪でおなかが出ている様子は、お世辞にも美しいとは言えません。

肥満体は、努力によって改善が可能です。

運動と食事制限を心がければ、年齢性別に関係なく、誰でも痩せることができます。

しかし、先天的なことであれば別です。

先天的なことは、どうしようもありません。

声、髪質、顔立ち、ほくろ、地肌、身長。

先天的なことを恨んだところでどうしようもありません。

コンプレックスを恨んだところで、ますます人生が惨めになるだけ。

いいことは1つもありません。

ひたすら苦しむだけになるのです。

生まれつきのコンプレックスは「個性」と考える

ここで考え方を変えてください。

生まれつきのコンプレックスは「個性」と考えましょう。

あなた特有の魅力であり、素晴らしい特徴です。

もちろん自分の嫌いなところなので、今すぐ個性と考えるのは難しいでしょうが、諦めずに粘り強く考えていきましょう。

「これは個性だ。素晴らしい魅力だ」

発想を変えることで、そう思えてきます。

「悪い」と感じるのは、自分がそう思い込んでいるにすぎません。

自分が劣等感を持っていても、周りの人は何とも思っていません。

自分が思っているほど、周りの人は無関心です。

コンプレックスを「個性」と思うようになれば、心がすっと軽くなります。

減点だったところが加点に変わってマイナスがプラスに変わるため、自分に自信が出てくるでしょう。

コンプレックスは「個性」と考え、嫌いになるのではなく、好きになりましょう。

弱みが強みに変わり、嫌いが好きに変わります。

そうすれば、コンプレックスが1つもない状態になる。

「個性」と考えれば、劣等感が消えます。

心が強くなり、自信に変わります。

考え方を変えることで、物事はいかようにも変わります。

コンプレックスと思うのは、自分がそう思い込んでいるにすぎません。

大きなコンプレックスは「大きな個性」と言い換えればいい。

あなたにはコンプレックスなんてありません。

そう思い込んでいるにすぎません。

実はすべて個性であり、魅力なのです。

• 自分のコンプレックスは「個性」と考える。