浪費癖のある人は、買い物がストレス解消になっています。
「買い物をすれば、すかっとする」
「日頃のストレスを、買い物で発散させている」
「買い物が、ストレス解消に一番役立っている」
欲しいものを手に入れるときの喜びは、格別です。
夢を叶えたような快感があります。
心が喜びと幸せで満たされ、世の中が明るく感じるでしょう。
新しい自分に生まれ変わったような気持ちになるでしょう。
消費には、癒しの効果があるのも事実。
もちろん買い物でストレスを解消させるのも、たまには悪くありません。
たとえば、大きな仕事をやり終えたときなら、大きな買い物を楽しむのもいいでしょう。
買い物が「頑張った自分へのご褒美」としての役目も果たすため、仕事のモチベーションアップにもつながります。
あくまで特別なときに限定するなら、買い物によるストレス解消も役立ちます。
しかし、買い物がストレス解消のメインになっているなら要注意です。
買い物がストレス解消法のメインになると、勢いよくお金を使うことになります。
ストレスは解消できても、同時にお金も出ていきます。
私たちが生きる現代社会は、ストレス社会です。
ストレスのない生活は、ほぼ不可能と言っていいでしょう。
買い物でストレスを解消しようとすると、買い物の量も多くなり、出費も多くなります。
高級ブランド品を買おうものなら、大きな出費がかさんで、家計が火の車になります。
買い物がストレス解消のメインになっているかぎり、浪費癖は直らないのです。
ここで心がけたいことがあります。
買い物以外のストレス解消法を見つけましょう。
「買い物でしかストレス解消ができない」と思っても誤解です。
ストレスを解消できる方法は、買い物以外にもたくさんあります。
世の中には、さまざまな遊び・趣味・娯楽があります。
あなたに合ったストレス解消法を見つけてください。
浪費癖を直すなら、できるだけお金のかからない方法がいいでしょう。
お金のかからない方法なら、お金のことは気にせず、好きなだけ楽しめます。
たとえお金がかかったとしても、小さな金額で済むなら問題ありません。
友人とおしゃべりもおすすめです。
友人とのおしゃべりも素晴らしい趣味の1つ。
かかる費用も、喫茶店の飲食代くらいでしょう。
友人とのおしゃべりなら、ストレス解消だけでなく、友情を深めることもできて一石二鳥です。
どうしても買い物でストレス解消をしたいなら「メイン」ではなく「サブ」にしておくのが賢明です。
自分の誕生日や大きな仕事を終えたときだけにしておきます。
あくまで特別なときに限定すれば、買い物によるストレス解消も悪くありません。