ある日、パートナーの浮気が発覚した。
当然浮気をされたなら、大喧嘩に発展するでしょう。
浮気は、トラブルの中でも最も起こってはいけない過ちの1つです。
浮気をされて、そのまま別れを決断する人もいる一方、中には仲直りをしたい人もいるはずです。
しかし、仲直りをしたくても、浮気という重大な裏切り行為を簡単に許すわけにはいきません。
パートナーに浮気をされたとき、どう仲直りをすればいいのか悩む人も多いのではないでしょうか。
普通の喧嘩の仲直りとは違い、浮気で仲直りをするときは、特殊なポイントがあります。
浮気をしたパートナーと上手に仲直りをするなら、次の5つがポイントです。
まず浮気に至った一部始終を聞きましょう。
怒り・悲しみ・憎しみといった感情が、一気に押し寄せてくるでしょう。
感情に任せて怒鳴り散らしたいところですが、それでは冷静な話し合いができません。
ヒステリックになると、相手は萎縮して、正直な事情を話しにくくなります。
どんな浮気にも、事情があるはずです。
怒りや憎しみが湧き上がったとしても、できるだけ感情を抑えて、浮気に至った一部始終を聞くのが先決です。
話し合うときは、立ったままではなく、きちんと椅子に座るのがポイントです。
椅子に座ると、気持ちの落ち着きを促せるため、冷静に話しやすくなります。
時間がかかってもいいので、浮気の一部始終を話してもらいましょう。
浮気に至った一部始終を聞く中で、自分にできる改善策も見えてくるでしょう。
たとえば「会話量が少なくて寂しかった」とわかれば、今後はコミュニケーションを増やす改善ができます。
「結婚してから態度が乱暴になった」とわかれば、今後は丁寧で優しい態度を心がける改善ができます。
浮気とはいえ、単なる出来心とは限りません。
自分にも原因の一端があることに気づくことで、建設的な改善策を見いだせます。
怒りだけでは、浮気は防げません。
怒りは、むしろ浮気を促す原因になる場合もあります。
本当に浮気の再発を防ぎたいなら、怒りより愛情を伝えるほうが効果的です。
「自分にも悪いところがあったね。次からこれを注意するね」と言えば、相手も笑顔になるでしょう。
怒る側が謝るのは不自然な気もしますが、相手の同情や反省を促す効果があります。
強い口調で浮気をとがめるだけでは、浮気の防止に効果がありません。
それどころか、ますます浮気を助長させる結果を招く可能性もあります。
浮気の話し合いでは、怒りより悲しみを伝えるのがポイントです。
「本当に心が傷ついて、落ち込んでいる」
「あなたがそんなことをするなんて、本当に悲しい」
時には、泣いてみせることも必要です。
心から悲しんでいることを伝えると、相手は罪悪感と自己嫌悪で胸が締め付けられるでしょう。
自分の過ちを深く反省するようになるため、浮気の再発を防ぎやすくなります。
最後に必要なのは、二度としないことの約束です。
「もうしないでね」という生易しい言葉ではなく「二度としないでね」という厳しい言葉で心から誓ってもらいましょう。
厳しい言い方のほうが、重大さがよく伝わります。