仲直りを促す方法の1つに「家事のストライキ作戦」があります。
ストライキには「労働者が、自分たちの要求を通す手段として仕事を拒否すること」という意味があります。
ときどきニュースで見かけるストライキ運動ですが、仲直りを促す方法として応用できます。
いわゆる「ストライキの家庭バージョン」といったところです。
夫婦で暮らしているなら、家事を2人で分担しているでしょう。
喧嘩で仲が悪くなったことをきっかけに、家事関係をすべて拒否してみます。
自分が担当している家事は、すべて拒否します。
炊事も洗濯も掃除もしない。
もちろん単に家事を拒否するわけではありません。
「仲直りしてくれるまで家事をしない」という要求を突きつけながら、拒否します。
今まで頼っていた家事ができなくなると、日常生活がままならず、身動きが取れない状態になります。
急に家事をされなくなると、相手は大変困るでしょう。
最初は頑固な相手も、だんだん苦しくなっていくでしょう。
最終的に相手は家事の苦しさに耐えられず「わかった。仲直りするよ」と譲歩してくれる可能性があります。
ただし、この方法はインパクトが強いため、試すなら慎重になってください。
家庭内のストレスを増やすことになるため、時には逆効果になる可能性もあります。
スマートとは言いがたい方法ですが、時と場合によっては、効果的な手段になるでしょう。