時にパートナーから、不可解なことを言われることがあります。
「どうしてそう考えるの?」
「私はあなたの考え方が苦手」
「あなたは非常識だよ」
「料理が下手だな。センスがないよ」
「本当に物分かりが悪いな」
パートナーから「お前が悪い」という言い方をされ続けると、だんだん思考回路が麻痺してきて、正しい現実が見えなくなる。
間違っていることでも、正しく聞こえてくることがあります。
相手が間違っているにもかかわらず、だんだん自分が悪いような錯覚に陥ってくる。
善悪の見境がつかなくなった結果「私が変わればすべて解決する」と思ってしまいがちです。
これは危険な状態です。
もちろん自分に明らかな非があるならわかります。
しかし、相手に言われるがまま、無条件に「私が変わればすべて解決する」と考えすぎるのは危険です。
洗脳されたような状態になり、パートナーの言いなりになってしまいます。
2人の関係が崩れると、良好な関係を築くことはできません。
パートナーからどんな言い方をされても、良識だけは保つよう心がけてください。
「本当にパートナーが言っていることは正しいのだろうか」
「間違っているのは、自分ではなく相手ではないだろうか」
自分の考えに自信を持って、自分を見失わないようにしてください。
相手が間違っていると思うことは、自分の意見を貫く勇気も必要です。
あなたは、パートナーの家政婦でもなければ、操り人形でもありません。
押し付けられる必要もなければ、言いなりになる必要もない。
1人の人間として扱ってくれることを望みましょう。