執筆者:水口貴博

同棲の30の名言

14

パートナーも、結局は他人。完全にわかり合うのは難しい。

パートナーも、結局は他人。完全にわかり合うのは難しい。 | 同棲の30の名言

「パートナーは、私の一番の理解者」

「言葉はなくても、私の心を読み取ってくれるだろう」

「パートナーなら、私のどんなことでもわかってくれるだろう」

大きな期待を持って同棲を始めることでしょう。

たしかに愛し合っている2人なら、結束も強く結ばれているでしょう。

時には言葉がなくても、以心伝心で意思疎通ができることもあるかもしれません。

習慣・考え方・価値観など、何から何まで理解できたりしてもらえたりすると期待するのではないでしょうか。

もちろん期待するのはいいのですが、過剰な期待には要注意です。

期待が大きすぎると、それは果たせなかったとき、大きな失望や落胆が襲ってくるでしょう。

パートナーも、結局は他人です。

完全にわかり合うのは難しい。

深く愛し合っている恋人同士であっても、もともとは他人同士。

生まれも育ちも違いますから、お互いを完全に理解できるとは限りません。

むしろ完全に理解できないほうが自然です。

完全にわかり合うのは理想的ですが、現実には困難です。

心は1つかもしれませんが、肉体は別々です。

たとえ結婚して夫婦になっても、完全にわかり合うまでには長い年月を要します。

「すべてを理解できない」「すべてを理解してもらえない」と控えめに思うほうが、まだ気持ちは楽になります。

同棲する状態であっても「過度な期待」はやめて「控えめの期待」で済ませておくほうが無難です。

自分の気持ちをすべて理解してくれなくても、腹を立てないこと。

少々すれ違うことがあっても、いらいらしてはいけません。

「パートナーも他人だから仕方ないよね」と思えば、心が広くなります。

同棲に少し冷めた見方に思えますが、このくらい幅を持った考え方のほうが、冷静になれます。

何かトラブルがあっても、余計な失望や落胆を防げるため、結果として長続きします。

同棲の名言(14)
  • 「パートナーも、結局は他人」という意識を持ちながら同棲生活を送る。
パートナーに完全を求めない。
パートナーの不完全を認めていくことが同棲の意義。

同棲の30の名言

  1. 同棲は、贅沢な経験。
  2. 同棲の醍醐味は、理想と現実のギャップを埋めること。
  3. 同棲では、悩むこともあって当然。
    大切なのは、その後。
  4. パートナーとの違いは、否定するより受け入れる。
  5. 価値観や生活習慣の違う同棲だからこそ、楽しみが増える。
  6. 違いは、いらいらするものではなく、楽しむもの。
  7. 自分のために買ってきたものを、2人で分ける。
    これだけで、幸せになれる。
  8. 「ルールだから」と思って家事をすると、苦痛になる。
    「自分のため」と思って家事をすると、楽しくなる。
  9. 夫婦生活50年と比べよう。
    同棲生活1年なんて短いもの。
  10. 同じベッドで一緒に寝ることが、愛の証しとは限らない。
  11. よい朝は、よい笑顔から始まる。
  12. 譲ることも、愛情表現。
  13. お金のゆとりは、心のゆとり。
  14. パートナーも、結局は他人。
    完全にわかり合うのは難しい。
  15. パートナーに完全を求めない。
    パートナーの不完全を認めていくことが同棲の意義。
  16. 家事をしているのではない。
    修行をしているのだ。
  17. 同棲を、料理の腕を磨くきっかけにしようではないか。
  18. 「完璧にしよう」と思うと、いつか心が折れる。
    「7割でよし」と考えれば、ずっと心を保てる。
  19. 精神的な距離が離れていれば、同棲中ですら、孤独や寂しさを感じる。
  20. お金を消費しているのではない。
    2人の将来に投資をしているのだ。
  21. アクセルだけを踏む同棲より、ブレーキも踏む同棲のほうが、うまくいく。
  22. ベストでない同棲環境のほうが、結婚生活のよい予行演習になる。
  23. 「何をすればいい?」より「これをするね」。
  24. 同棲でうまくいかないカップルは、結婚してもうまくいかない。
  25. 相手のためにしていることは、自分のためにもなっている。
  26. ルールと束縛は紙一重。
    束縛のないルールこそ理想的。
  27. 喧嘩をするのも、同棲の大切な仕事。
  28. 同棲に失敗はない。
  29. 依存をしても、しすぎるな。
    同棲は、2人で暮らしても、基本は1人。
  30. 同棲は、煮物を煮るのと同じ。
    短すぎても、長すぎてもいけない。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION