仲直りをするなら、自分の考えや気持ちを伝えることが大切です。
ただし、一方的に自分のことばかり話すのはよくありません。
「私は悲しい」
「私は別れたくない」
「私は遊びのつもりだったのか」
自分の言い分ばかりでは、威圧感や厚かましさがあり、素直に話を聞いてくれません。
なかなか心を開いてくれなければ、仲直りも行き詰まります。
別れ話は、最初が肝心です。
自分のことは二の次。
仲直りをするなら、自分のことを話すより、相手の話を聞くのが先です。
まず相手の言い分をすべて聞きましょう。
相手の話を途中で遮らず、すべて話しきってもらいます。
たとえ事実と異なる内容があっても、すぐ言い返さず、ひとまず最後まで聞くようにします。
相手の立場に立ち、相手の気持ちを理解することから始めましょう。
「思い詰めていたのだね」
「別れたいと思うのも無理ないよね」
「そうだね。つらい気持ちをさせてしまったね」
「悲しんで当然だよね。本当にごめんね」
「自分の力不足。自分が悪かったよ」
自分を理解されたければ、まず相手を理解すること。
相手のことを理解せずして、仲直りはあり得ません。
相手の気持ちに寄り添うと「自分の気持ちをわかってくれた」と思い、ふっと心を開いてくれます。
最初に相手の気持ちを理解して、次に自分のことを話せば、素直な気持ちで聞いてくれるでしょう。
相手の言い分をすべて聞くことで、自分の意見も聞いてもらいやすくなります。