自分に落ち度があって振られそうなとき、まず謝ることが大切です。
激しく怒っている相手をなだめるのは、簡単なことではありません。
謝らないで引き止めようとしても、冷たくあしらわれるだけになるでしょう。
自分の非を認めて、謝罪の気持ちを伝えてこそ、引き止める言葉も聞いてもらえます。
ただし、普通に謝るだけでは不十分です。
「ただ謝れば許してくれる」という安易な考えは捨てたほうがいいでしょう。
もちろん謝るだけまだいいのですが、差し迫った別れ話の場合、一筋縄ではいきません。
別れを切り出した時点で、相手は別れの決意を固めているはずです。
「ごめんね」「申し訳ない」「もう嫌な思いはさせない」などと普通に謝っただけでは、許してもらえなくて当然。
ただのうわごとと思われ、聞き流されるでしょう。
では、どうするか。
キーワードは「誠心誠意」です。
誠心誠意、謝ることが大切です。
しっかり頭を下げて謝る。
恥も外聞も捨てて、心の底から気持ちを込めて謝る。
泣きながら謝る覚悟も必要でしょう。
何か壊してしまったなら、全額弁償です。
状況によっては、涙を流しながら謝ることも必要です。
心をすべてさらけ出すかのように、誠心誠意の謝罪があってこそ、相手は心を開いてくれます。
相手の立場に立って、どんな謝り方をすれば許してもらえるか考えてみてください。
自分にできる最大限の謝罪をすれば、許してもらえる可能性も上がります。