相手から借りているものはありませんか。
恋人同士なら、貸し借りの1つや2つはあるでしょう。
本や小物を借りていることもあれば、中にはお金を借りている人もいるでしょう。
もちろん恋人同士で貸し借りはあっていいですが、別れの場面では要注意です。
別れようとする相手を説得するなら、まず借りているものを返しておくのが前提です。
借りているものを返さないまま、相手を引き止めようとしても、説得力が半減します。
貸しているものを返すことすらできない人が「きちんとするよ」と言っても、なかなか信用されません。
返すこともできない人が「きちんとする」と言っているのは、矛盾しています。
たとえ返却の期限が過ぎていなくても、できるだけ早めに返しておきたい。
借りているものの種類に関係なく、借りているものはすべてです。
説得するときは、相手から借りているものをすべて返している状態が理想です。
返却期限を過ぎているかどうかにかかわらず、相手から借りているものはゼロにしておきましょう。
借りているものを返してから引き止めれば、あなたの実直な様子が伝わり、説得力も強くなります。
お金を借りているなら、きちんと借用書を書いて渡します。
どうしても返却が間に合わないときは、せめて期限を伝えておきます。
「○月○日までに必ず返す。できるだけ早く返すようにする」と言うようにします。
少しでも早く返そうとする姿勢を見せておけば、相手も納得してくれるでしょう。