執筆者:水口貴博

喧嘩した人と仲直りする30の方法

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話を聞くことが、仲直りにつながる。

話を聞くことが、仲直りにつながる。 | 喧嘩した人と仲直りする30の方法

相手の言い分を聞くことそのものが、仲直りにつながります。

相手はいらいらして、言いたいことが山ほどあります。

空気の入れすぎた風船のように破裂しそうでパンパンなのです。

少しでも、そのパンパンの状態を和らげてあげるために、相手の言い分をすべて吐き出させてあげることです。

それが「相手の話を聞く」という姿勢です。

しかし、パンパンに風船が張りさけそうなのは、相手ではなく、もしかしたら自分のほうかもしれません。

相手のいらいらより、自分のいらいらのほうが上回っていることもあるでしょう。

そんなときには返事はしなくてもいいですから、ただじっと我慢して聞いていることです。

精いっぱいの握り拳を作っても、それを振りかざしてはいけません。

振りかざした瞬間から拳は武器になり、本物の喧嘩へと発展します。

相手を精神的だけでなく肉体的に傷つけることになるため、それだけはいけません。

我慢という言葉は私もあまり好きではありませんが、だからとはいえ殴り合いの喧嘩による解決は、もっといけません。

過去に起こった戦争を振り返っても、力によってお互いが仲直りしたという例は1つもありません。

力による解決は、解決したように見えて、実は解決されていないのです。

喧嘩した人と仲直りする方法(4)
  • 相手のいらいらを吐き出してもらうために、とにかく話を聞く側に回る。
いらいらの爆弾は、最初に話を聞くことで爆発させてあげること。

喧嘩した人と仲直りする30の方法

  1. いざこざは、人間関係ではつきもの。
  2. 仲直りのコツは、謝るだけ。
  3. 謝ることができないのは、プライドがあるから。
  4. 話を聞くことが、仲直りにつながる。
  5. いらいらの爆弾は、最初に話を聞くことで爆発させてあげること。
  6. 時間を置いてから話をすることで、冷静な判断ができる。
  7. 自分が悪くなくても謝れるから、人間関係がうまくいく。
  8. 後になるほど、謝りづらくなる。
  9. 悪くなくても謝れることを「謙虚」という。
  10. 向かい合うのが恥ずかしいときは、電話やメールがある。
  11. 相手の意見を受け入れておかないと、自分の意見も受け入れてもらえない。
  12. 友人と一度は喧嘩をしておかないと、本当に仲良くなれない。
  13. 本音で話しあわないと、仲直りはいつまで経ってもできない。
  14. 執着が大きいほど、喧嘩もしやすくなってしまう。
  15. なかなか言えない言葉こそ、相手が一番聞きたい言葉。
  16. 揉める結果があるからには、必ず原因がある。
  17. 謝ることは、1つの競争。
  18. 「すみません」を「ありがとう」に置き換えてみよう。
  19. 気づかないうちに避けられているときは、なぜなのかを尋ねてみる。
  20. 悪化する前に手を打たないと、取り返しが大変になる。
  21. わかり合おうとしない人は、友人はできても続かない。
  22. 気持ちに変化があって握手をするのではなく、握手をするから気持ちに変化が現れる。
  23. 「ごめんなさい」を言いすぎるのは逆効果。
  24. ささいなことほど謝れる人は、人間関係を大切にしている人。
  25. 忙しくなれば、いらいらも忘れることができる。
  26. 「客観的な目」を持つと、トラブルを未然に防ぐことができる。
  27. 便利になりすぎたから、不便になってしまった。
  28. 強い欲を持ちすぎると、喧嘩をしやすい性格になってしまう。
  29. 他人を見下す口癖が、トラブルを作りがちになる。
  30. 仲直りは、器を大きくするチャンスとなる。

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