本当に突然、別れ話を切り出されることはまれです。
自分では突然に思えても、あらためて2人の関係を振り返ると、何らかの「前兆」があったはずです。
会話が少なくなる。
引き止めるとは何でしょうか。
辞書で意味を確認すると「立ち去ろうとする人をとどまらせる」とあります。
たしかに定義としてはそのとおりですが、もっと本質に迫って考えてみます。
別れたくなければ、きちんと「別れたくない」と伝えてください。
基本的なことであり、当たり前と思うかもしれませんが、意外とできていない場合が多い。
「以心伝心」という言葉があります。
仲直りをするなら、自分の考えや気持ちを伝えることが大切です。
ただし、一方的に自分のことばかり話すのは良くありません。
「私は悲しい」
仲直りにも準備が大切です。
別れ話を切り出されて、返事を待ってもらうことになれば、その時間を有効に活用してください。
この時間の使い方で、仲直りや説得の成功率が決まると言っても過言ではありません。
自分に落ち度があって振られそうなとき、まず謝ることが大切です。
激しく怒っている相手をなだめるのは、簡単なことではありません。
謝らないで引き止めようとしても、冷たくあしらわれるだけになるでしょう。
会って話すことになれば、振られることがわかっている。
そんな状況なら、相手から連絡があっても、会うのを拒否したくなるかもしれません。
わざと返事をしない。
あなたにとって、恋人はどれだけ大切な存在ですか。
「嫌だ。別れたくない」というだけでは、なかなか相手の決意を覆せません。
相手を引き止めるなら、自分にとっていかに大切な存在であるか、熱く語ってください。
離れた心を取り戻す、とっておきの言葉があります。
テンプレートは「もっと○○したかったな」です。
「○○」の部分には、交際が続いていれば実現させたかったことを当てはめます。
率直に自分の改めるべき点を聞いてみましょう。
「それくらい自分で考えるべきではないか」と思うかもしれません。
もちろん最初は自分で考えることが大切です。
説得で大切なのは、話し方です。
仲直りを心がけるときは、次の3つの話し方を心がけてください。
「言葉を選ぶ」「気持ちを込める」「一言ずつ話す」です。
別れ話のとき、感情的になるのは良くありません。
怒鳴ったり、泣き叫んだり、暴れたりするのでは、きちんとした話し合いは不可能。
周りに人がいれば、驚かせ、相手に恥をかかせてしまうでしょう。
冷静と平然は、似ていますが違います。
別れ話において、冷静でいることは大切ですが、平然とするのは要注意です。
冷静とは、感情に動かされることなく、落ち着いている様子のこと。
別れたがっている相手と仲直りをするには、改善が必要です。
改善もしないで、仲直りはできない。
悪いところが直ってこそ「やり直したい」という言葉にも説得力が生まれます。
相手と仲直りをするなら、共通点のアピールを忘れてはいけません。
別れ話を切り出した相手は、決意が固く、別れに向けて一直線のはず。
ほかのことを落ち着いて考える余裕がなくなっているでしょう。
相手を引き止めるなら、別れた後の苦しみを語ることも有効です。
別れた後、どんな苦しみに見舞われるか想像してみてください。
考えたくないかもしれませんが、大事なことなので頑張って想像してみます。
別れると、果たせなくなる約束はありませんか。
もしあれば、別れ話のとき、引き合いに出してみるのも1つの方法です。
たとえば、交際中「今度の誕生日も一緒に祝おう」と約束をしたとします。
時には肌の触れ合いで表現する方法も有効です。
いわゆるスキンシップです。
肌の触感や体温も、気持ちを伝える道具になります。
別れ話を切り出されたとき、すぐ正式な回答を出すのが難しいときがあります。
別れるのか、別れないのか。
2択を迫られると、どちらかを選ばないといけない気がして焦ります。
別れ話を切り出されてから、よくあるパターンがあります。
「急に連絡頻度を増やしてしまう」という状況です。
別れの危機が迫っているとわかれば、不安と心配が押し寄せ、落ち着かなくなります。
急に別れ話をされても返事に困ります。
あたふたしてしまい、うまく説得するセリフも思い浮かばない。
別れたくないなら、一度別れ話を保留にして、再び話し合う場をつくることもあるでしょう。
別れ話を切り出されたとき、とっさに「別れたくない」と思う。
別れを引き止めるための説得を考えますが、このとき、一度立ち止まって考えてほしいことがあります。
「本当に引き止めていいのか」という疑問です。
余裕があれば、手紙で気持ちを伝えてみませんか。
話して伝える方法と手紙で伝える方法。
話の内容は同じでも、それぞれ雰囲気も伝わり方も違います。
相手から借りているものはありませんか。
恋人同士なら、貸し借りの1つや2つはあるでしょう。
本や小物を借りていることもあれば、中にはお金を借りている人もいるでしょう。
恋人はどんな性格ですか。
もし甘えられると弱いタイプなら、甘えながら引き止める方法が有効かもしれません。
堂々と引き止めるのもいいですが、相手の性格によっては、甘えながら引き止める方法も効果的です。
なかなか説得できないと、だんだん疲れてきます。
言っていることを、きちんと理解してもらえない。
思うように話が進まない。
「嫌だ。別れたくない」
「やり直そう」
「考え直して!」
交際の最後として、デートをお願いしてみましょう。
「別れるなら、最後にもう一度デートがしたい」
心を込めてお願いをすれば、相手は受け入れてくれるかもしれません。
どうしても別れ話がうまくいかなければ、切り札があります。
「好きだけど諦める」というアピールです。
まだ未練がある表現を使って、相手の気持ちを取り戻す方法です。
一方的に振られても、ストーカーだけにはならないことです。
急に別れ話を切り出され、相手のペースで話が進み、強引に振られた。
同意できないまま一方的に振られると、納得がいかないでしょう。
本当に突然、別れ話を切り出されることはまれです。
自分では突然に思えても、あらためて2人の関係を振り返ると、何らかの「前兆」があったはずです。
会話が少なくなる。
態度が冷たくなる。
付き合っていても楽しくない。
一緒にいてもけんかばかり。
昔に比べて、かまってくれなくなった。
2人の関係に居心地の悪い違和感があれば「近いうちに振られるかもしれない」と予感するのではないでしょうか。
もし別れたくなければ、前兆があった時点で改善に取り組むことです。
正式に別れ話を切り出されてから仲直りしようとしても、なかなか難しいのが現実です。
別れ話を切り出したときには、すでに相手は時間をかけて何度も考え抜き、決意を固めている可能性があります。
固まった決意を覆すのは、不可能ではありませんが困難です。
しかし、前兆があった時点なら、まだ改善しやすいと考えていいでしょう。
正式に別れ話を切り出していなければ、相手はまだ決意を固めていない段階です。
このときにきちんと改善を心がければ、別れ話を切り出されることはありません。
自分に心当たりがなければ、なおさら相手に聞いてみる必要があります。
何らかの誤解があるなら、早めに解いておかなければいけません。
「どうかしたの。いつもと様子が違うよ」などと優しく聞いてみましょう。
問題が起こってから対処するより、前兆があった時点で対処するほうが、最悪の事態を避けられます。
引き止めるとは何でしょうか。
辞書で意味を確認すると「立ち去ろうとする人をとどまらせる」とあります。
たしかに定義としてはそのとおりですが、もっと本質に迫って考えてみます。
引き止める本質とは、相手に「特別な存在」を意識させることに尽きます。
「嫌だ。別れたくない」というセリフも「あなたは特別な存在」という意味を伝えることと同じ。
「あなたがいないと生きていけない」
「いなくなったら寂しくなる」
「生きる希望を失ってしまう」
これらのセリフも、根底にあるのは「あなたは特別な存在」という意味です。
誰でも自分が特別な存在と認められると、嬉しく感じるもの。
存在価値があることを伝えるからこそ、相手の心を揺さぶれます。
引き止めるためのセリフは数多くあり、正解が1つとは限りません。
端的に言えば「あなたは特別な存在」というニュアンスさえ伝われば、引き止めるセリフは自由であり、無限に存在します。
自分が言おうとしている一言は、相手に「特別な存在」を意識させる言葉になっているか振り返ってみてください。
特別な存在を意識させる言葉なら、すべて正解です。
特別な存在というニュアンスが、強く伝われば伝わるほど、仲直りの成功率も上がります。
これが、引き止める本質です。
別れたくなければ、きちんと「別れたくない」と伝えてください。
基本的なことであり、当たり前と思うかもしれませんが、意外とできていない場合が多い。
「以心伝心」という言葉があります。
文字や言葉で表現しなくても、心や気持ちを伝えることを言います。
たしかに普段のコミュニケーションでは、以心伝心もあっていいでしょう。
交際を通してお互いを深く知る2人なら、文字や言葉に頼らなくても、意思疎通ができるのも事実。
しかし、別れ話で以心伝心は厳禁です。
もじもじしたり困った表情をしたりすれば、同じような意味が伝わるかもしれませんが不十分。
きちんとニュアンスが伝わらないかもしれません。
相手は「それほど別れるのが嫌ではないのだろうか」と誤解するかもしれません。
言葉で表現しないかぎり、曖昧であり不確かです。
別れたくないなら、きちんと「別れたくない」と言葉にして伝えましょう。
率直に思っていることを明言する。
きちんと言葉で表現するから、きちんと相手に伝わります。
別れ話を切り出されてから仲直りをするなら「別れたくない」という言葉を伝えることから始まります。
1回言って相手の反応が鈍ければ、もう一度言ってください。
2回も3回も、繰り返し伝えてください。
何度も言うことで、意味を強調でき、しっかりあなたの気持ちが伝わります。
仲直りをするなら、自分の考えや気持ちを伝えることが大切です。
ただし、一方的に自分のことばかり話すのは良くありません。
「私は悲しい」
「私は別れたくない」
「私は遊びのつもりだったのか」
自分の言い分ばかりでは、威圧感や厚かましさがあり、素直に話を聞いてくれません。
なかなか心を開いてくれなければ、仲直りも行き詰まります。
別れ話は、最初が肝心です。
自分のことは二の次。
仲直りをするなら、自分のことを話すより、相手の話を聞くのが先です。
まず相手の言い分をすべて聞きましょう。
相手の話を途中で遮らず、すべて話しきってもらいます。
たとえ事実と異なる内容があっても、すぐ言い返さず、ひとまず最後まで聞くようにします。
相手の立場に立ち、相手の気持ちを理解することから始めましょう。
「思い詰めていたのだね」
「別れたいと思うのも無理ないよね」
「そうだね。つらい気持ちをさせてしまったね」
「悲しんで当然だよね。本当にごめんね」
「自分の力不足。自分が悪かったよ」
自分を理解されたければ、まず相手を理解すること。
相手のことを理解せずして、仲直りはあり得ません。
相手の気持ちに寄り添うと「自分の気持ちをわかってくれた」と思い、ふっと心を開いてくれます。
最初に相手の気持ちを理解して、次に自分のことを話せば、素直な気持ちで聞いてくれるでしょう。
相手の言い分をすべて聞くことで、自分の意見も聞いてもらいやすくなります。
仲直りにも準備が大切です。
別れ話を切り出されて、返事を待ってもらうことになれば、その時間を有効に活用してください。
この時間の使い方で、仲直りや説得の成功率が決まると言っても過言ではありません。
ただじっと考えるのもいいですが、より用意周到を目指すなら、きちんと仲直りまでの手順を考えましょう。
つまり、仲直りの台本をつくっておくのです。
どんな言葉で、どう引き止めるか。
相手の言い分には、どう言い返すか。
どんな決めゼリフで相手の心を揺さぶるか。
もちろん台本も練習もなしで、説得することもできます。
「わざわざ台本をつくるなんて面倒。大げさ」などと思う人が多いのではないでしょうか。
しかし、とっさに気の利いた言葉を考えるのは難易度が高い。
頭のいい人でなければなかなかできません。
別れの決意を固めている相手を覆すには、力強い説得も必要です。
納得してもらえる改善策も必要です。
行き当たりばったりで仲直りを進めようとするのは、運任せにするようなもの。
セリフといい、流れといい、パターンといい、すべて頭の中だけで考えるのは限界があります。
だからこそ、台本があると役立ちます。
うまく説得する自信がなければ、仲直りの台本をつくって、練習しておきましょう。
台本には、仲直りするための最善策を書いておきます。
相手を引き止めるためのセリフを考えておきます。
相手の不満に対する改善策もまとめておきます。
選択肢が複数あるなら、パターンごとに対処を考えておくといいでしょう。
どうしても別れるしかなければ、切り札も準備しておきます。
台本に仲直りまでの流れをまとめておけば、再び話し合うとき、自信を持って堂々と説得できるようになるでしょう。
もちろん台本をつくって終わりではありません。
その台本を使って、何度も説得の練習もしておきましょう。
役者になったかのように、話す練習をしておきます。
イメージトレーニングをするだけでも、ずいぶん本番が楽になります。
練習をすればするほど、本番では慌てることなく、スムーズに説得できるでしょう。
うまく相手を説得するために、何度も練習しておきましょう。
説得するのが楽しみになるくらい練習をしておけば、すでに仲直りができたも同然です。
自分に落ち度があって振られそうなとき、まず謝ることが大切です。
激しく怒っている相手をなだめるのは、簡単なことではありません。
謝らないで引き止めようとしても、冷たくあしらわれるだけになるでしょう。
自分の非を認めて、謝罪の気持ちを伝えてこそ、引き止める言葉も聞いてもらえます。
ただし、普通に謝るだけでは不十分です。
「ただ謝れば許してくれる」という安易な考えは捨てたほうがいいでしょう。
もちろん謝るだけまだいいのですが、差し迫った別れ話の場合、一筋縄ではいきません。
別れを切り出した時点で、相手は別れの決意を固めているはずです。
「ごめんね」「申し訳ない」「もう嫌な思いはさせない」などと普通に謝っただけでは、許してもらえなくて当然。
ただのうわごとと思われ、聞き流されるでしょう。
では、どうするか。
キーワードは「誠心誠意」です。
誠心誠意、謝ることが大切です。
しっかり頭を下げて謝る。
恥も外聞も捨てて、心の底から気持ちを込めて謝る。
泣きながら謝る覚悟も必要でしょう。
何か壊してしまったなら、全額弁償です。
状況によっては、涙を流しながら謝ることも必要です。
心をすべてさらけ出すかのように、誠心誠意の謝罪があってこそ、相手は心を開いてくれます。
相手の立場に立って、どんな謝り方をすれば許してもらえるか考えてみてください。
自分にできる最大限の謝罪をすれば、許してもらえる可能性も上がります。
会って話すことになれば、振られることがわかっている。
そんな状況なら、相手から連絡があっても、会うのを拒否したくなるかもしれません。
わざと返事をしない。
返事をしたとしても、会わないように話を仕向ける。
たしかに対話を避けていれば、振られることもないため、交際が続けられると思うかもしれません。
「しばらく時間がたてば、相手も諦めてくれるのではないか」という期待もあるでしょう。
しかしこれは誤解です。
会うのを拒んでいると、自動的に別れが成立するだけ。
相手は「会って話す気がないということは、別れてもいいということだね」と考えるでしょう。
そういう態度を取っているのですから、勝手に別れ話が進んでしまうのも仕方ありません。
相手も自分も人生が停滞します。
会うことなく、電話やメールだけで振られるのは、自分にとっても納得いかないはずです。
会って話しにくいかもしれませんが、逃げも隠れもせず、正々堂々と会って話をするのがいちばんです。
試合から逃げたまま、判定負けをするようなものです。
遅かれ早かれ、交際について話し合うなら、早いほうがいいでしょう。
「必ず引き止めることができる」と信じて、説得しましょう。
自信を持った姿勢で話し合えば、気持ちも伝わり、引き止めやすくなります。
事前に話をまとめておけば、スムーズに話もできるはずです。
あなたにとって、恋人はどれだけ大切な存在ですか。
「嫌だ。別れたくない」というだけでは、なかなか相手の決意を覆せません。
相手を引き止めるなら、自分にとっていかに大切な存在であるか、熱く語ってください。
「一緒にいてこんなにリラックスできるのは、あなただけ」
「こんなに自分の素をさらけ出せる人はほかにいない」
「私のことをこれほど理解している人は、世界であなただけ」
「あなたを誰より愛している自信がある」
「あなたがいなくなれば、私は生きる希望を失う」
相手の存在価値を認めるような言葉を、思いつくだけ伝えましょう。
そして、熱く語ってください。
少し大げさな表現でもかまいません。
「どうせ言っても伝わらない」と諦めないこと。
きちんと言わないと、伝わるかどうかはわかりません。
誰でも自分を認められると嬉しい。
その人ならではの存在価値を、思うだけでなく、きちんと言葉にして伝えましょう。
自分にとっていかに大切な存在であるか熱く語れば、だんだん相手は自分が大切にされていることに気づきます。
自分が必要とされていることがわかれば、別れの決意を考え直してくれる可能性があります。
離れた心を取り戻す、とっておきの言葉があります。
テンプレートは「もっと○○したかったな」です。
「○○」の部分には、交際が続いていれば実現させたかったことを当てはめます。
「もっと一緒にデートしたかったな」
「もっといろいろなところに行きたかったな」
「もっとたくさん思い出をつくっておきたかったな」
「もっと手料理を食べてもらいたかったな」
「もっとたくさん私を見てもらいたかったな」
知恵を振り絞れば、いろいろな言い方ができるはずです。
セリフを考えられるだけ考えておき、準備しておきます。
いざ別れ話を切り出されたとき、わざと独り言のようにぼそっと言うのがポイントです。
「もっと○○したかったな」と。
暗い表情でため息をつきながら言えば、ますます効果的です。
もし「次の恋人とすればいいよ」と言われたら「あなたでないといけない」と言い返せばいい。
自分を求められていることが感じられれば、ますます心が痛みます。
申し訳ない感情が押し寄せ、相手は別れをためらい始めるでしょう。
自分の気持ちに気づかせることで、相手は考え直してくれる可能性が上がります。
率直に自分の改めるべき点を聞いてみましょう。
「それくらい自分で考えるべきではないか」と思うかもしれません。
もちろん最初は自分で考えることが大切です。
相手に別れたい理由を教えてもらえば、その内容をもとに自分なりに反省・改善します。
しかし、この方法も完璧とは言えません。
自分が心がける改善と、相手が願う改善は、方向が違うかもしれません。
たとえば、相手は「まったく貯金のないところ」という不満を挙げたとします。
自分では「収入を増やせばいい」と思っていても、相手は「浪費癖を直すべき」と思っているかもしれません。
相手は「嘘が多くて信用できなくなった」という不満を挙げたとします。
自分は「もう嘘はつかなければいい」と思っていても、相手は「まず今までの嘘を謝ってほしい」と思っているかもしれません。
悪気はなくても、往々にして誤解が起こりえます。
念のため確認する意味でも、あえて自分の改めるべき点を聞いてみるといいでしょう。
「自分のどこを直せばいい?」と聞けば、きっと相手は答えてくれるでしょう。
相手がなかなか言ってくれなければ「できるかぎり努力してみるから、言ってみて」と言って促してみます。
中には改善が難しいこともあるかもしれませんが、できるだけ改善する努力ならできるでしょう。
完璧に直すことはできなくても、完璧に近づける努力ならできるはずです。
努力する姿勢を見せるだけでも無駄にはなりません。
説得で大切なのは、話し方です。
仲直りを心がけるときは、次の3つの話し方を心がけてください。
「言葉を選ぶ」「気持ちを込める」「一言ずつ話す」です。
どれか1つだけ心がければいいわけではなく、3つとも心がけることが大切です。
言い間違えてから、発言を撤回することも可能です。
しかし、別れ話の場面はデリケートですから、できるだけ言い間違いは避けたい。
言い間違えた後に発言を撤回しても、一度相手の心に届いていることには変わりありません。
ささいな一言で、相手を傷つけたり不快にさせたりすることがあります。
慎重に選びながら発言することで、説得の鋭さが増します。
発言するときは、気持ちを込めることが大切です。
気持ちを込めずに発言するのは、感情のないロボットが話すのと同じ。
感情的になってはいけませんが、感情が伝わるような話し方はOKです。
人間を相手に説得するなら、やはり気持ちを込めた話し方が大切です。
しっかり気持ちを込めて話すと、相手の心も動かしやすくなります。
言いたいことを一気に話すと、相手は混乱します。
どんなに響きのいい言葉も、一度に伝えようとすると、一言の重みが軽くなります。
仲直りをするなら、説得の言葉は、量より質です。
一言ずつゆっくり伝えると、伝える量は少なくても、しっかり相手の心に響きます。
以上、3つのポイントを意識しながら、説得してみてください。
「言葉を選びながら、気持ちを込めて、一言ずつ話す」
この話し方を心がけるだけで、あなたの説得力は一段とレベルアップします。
別れ話のとき、感情的になるのは良くありません。
怒鳴ったり、泣き叫んだり、暴れたりするのでは、きちんとした話し合いは不可能。
周りに人がいれば、驚かせ、相手に恥をかかせてしまうでしょう。
物を壊すようなことがあれば、弁償や責任などの問題も発生します。
オーバーなリアクションは、落ち着いた話し合いの妨げになります。
別れ話では、まず落ち着いた状態を心がけて話すことが大切です。
切迫した場面でなかなか難しいかもしれませんが、できるだけ平常心を心がけます。
ただし、感情的になるのはいけませんが、例外があります。
涙を見せるだけならOKです。
もちろん泣き叫びながら流す涙ではなく、あくまで静かにぽろりと流す涙です。
相手を引き止めるとき、涙が有効に働くことがあります。
涙は、気持ちの塊。
落ち着いて話しつつも、目から涙がこぼれていると、相手はあなたの本気を感じ取ってくれるでしょう。
涙は説得力を高める武器になります。
泣くのは女性だけと思われがちですが、男性でも泣くことが効果的な場合があります。
多くの言葉より、1粒の涙のほうが、強い説得力を発揮することがあります。
涙を使って引き止めるのは反則と思うかもしれませんが、誤解です。
いざとなったときに涙を見せるのは、まっとうな方法です。
使える手段は、惜しみなく使っておくほうがいい。
感極まったときは、感情的になるのではなく、静かに涙だけ流す。
相手は、涙を流すあなたを見て、ハンカチを差し出してくれるでしょう。
冷静と平然は、似ていますが違います。
別れ話において、冷静でいることは大切ですが、平然とするのは要注意です。
冷静とは、感情に動かされることなく、落ち着いている様子のこと。
平然とは、何事もなかったように淡々と平気でいる様子のこと。
冷静は、意図的に感情を抑えていますが、平然は、そもそも最初から興味関心がありません。
相手が別れ話を切り出して、あなたが平然としていれば、どう感じるでしょうか。
「ショックを受けていないようだ。別れても大丈夫そうだ」と受け止めるでしょう。
別れ話に動じない様子を見せるのはいいですが、平然としすぎているのも問題です。
無関心な様子を見せると、誤解を招き、かえって別れを促してしまいます。
引き止めるために説得するなら、相手の情に訴えなければいけません。
別れ話にショックを受け、落ち込んでいる様子を見せることが必要です。
うつむきがちになる。
悲しそうな表情を見せる。
目を細める。
声を震わせる。
唇をかみしめる。
大きなため息をつく。
時には涙を流してみる。
ハンカチを取り出して、涙を拭く。
少しくらいなら大げさに表現するのも許容範囲です。
これは、無理に自分を演じているのとは違います。
あくまで自分の気持ちを的確に表現した態度を見せるだけのこと。
きちんと自分の気持ちを伝えるには、それをうまく表現した態度を見せることが必要です。
恥を気にせずプライドも忘れ、自分の正直な気持ちを「落ち込んだ様子」として、思いきり表現してください。
あなたの落ち込んでいる様子を見て、いたたまれない気持ちになり、胸が締め付けられるはずです。
うまくいけば、相手は考え直してくれる可能性があります。
別れたがっている相手と仲直りをするには、改善が必要です。
改善もしないで、仲直りはできない。
悪いところが直ってこそ「やり直したい」という言葉にも説得力が生まれます。
ところが、改善の話をするとき、精神論で語ることがよく見られます。
「なんとか努力します」
「できるだけ頑張って直します」
「いつか改善します」
前向きなのは伝わりますが、表現が抽象的です。
期限も期間も目標も曖昧。
「頑張る」「努力する」などは、精神論です。
本人のモチベーションが下がれば、うまくいかないことを意味します。
精神論による改善は、説得力がなく、実現しにくい。
本当に改善できるのか疑わしいため、なかなかうまく説得できないのです。
説得するなら、精神論ではなく、方法論が大切です。
「毎日10本吸っているたばこを、1日3本まで減らします」
「吸いたくなったら、ガムをかんで気を紛らわせる」
「それでもダメなら、外を走って気を紛らわせる」
解決の具体的な方法が説明できれば、相手も理解しやすいでしょう。
実行できるかはわかりませんが、解決法を考えるくらい本気であることは伝わります。
また、期限・期間・金額など、具体的な数字を使った説明も効果的です。
「毎月、3万円ずつ貯金します」
「6カ月後には、30万円の貯金を目指す」
「貯金が成功すれば、記念に2人で旅行をしよう」
期限・期間・金額が明確なら、相手も「なるほど」とうなずいてくれるでしょう。
方法論の最後を夢で締めくくれば、相手の心もぐっとつかめるはずです。
精神論による改善ではなく、方法論による改善のほうが、はるかに説得力があります。
相手と仲直りをするなら、共通点のアピールを忘れてはいけません。
別れ話を切り出した相手は、決意が固く、別れに向けて一直線のはず。
ほかのことを落ち着いて考える余裕がなくなっているでしょう。
そんなとき、お互いの共通点をアピールすれば、相手は心に余裕が生まれ、はっと目を覚まします。
あなたと相手には、どんな共通点がありますか。
共通点を1つでもたくさんアピールして、お互いの結びつきを再認識してもらいましょう。
出身地が同じであること。
世代が同じであること。
家族構成が似ていること。
考え方が似ていること。
一緒に楽しめる趣味があること。
笑うポイントが同じであること。
一緒に盛り上がれる話題があること。
共通点を話していくうちに、相手は「たしかにこれほど合う人は、なかなかいないよね」と思い始めます。
運命的な何かを感じ取って、別れの決意が緩みます。
相手の離れかけていた心を、再び引き戻すことができるでしょう。
さっそくお互いの共通点を思い出してください。
1つでも多ければ多いほどいい。
共通点をアピールすることが、仲直りにつながります。
相手を引き止めるなら、別れた後の苦しみを語ることも有効です。
別れた後、どんな苦しみに見舞われるか想像してみてください。
考えたくないかもしれませんが、大事なことなので頑張って想像してみます。
想像できれば、その様子をありのまま伝えます。
「別れた後は落ち込んで、ずっと泣き続けている」
「失恋のストレスで、大食いに走りそう」
「生きがいがなくなれば、私はどう生きていいかわからない」
「別れた後も忘れられず、ずっとあなたを思い出していると思う」
「1日中、ため息をついていると思う」
「きっと仕事中にも泣いている」
「泣きすぎて、ずっと目が赤く腫れていそう」
「勉強に集中できず、悩む日々が続きそう」
相手も人間です。
あなたの苦しみを聞いているうちに、相手は申し訳ない気持ちが強くなるでしょう。
相手は罪悪感が大きくなるにつれて、別れの決意が緩んでくる。
うまくいけば、別れ話の撤回を促せるはずです。
別れた後の苦しみを語るのは有効な方法ですが、注意点もあります。
苦しみの表現が、限度を超えて脅迫にならないよう注意してください。
たとえば「別れたら自殺するかもしれない」「自暴自棄になって誰かを傷つけるかもしれない」などの一言は大げさです。
引き止めるつもりが脅迫になると、別の問題に発展します。
別れた後の苦しみを語るのはいいのですが、あくまで常識の範囲を心がけましょう。
別れると、果たせなくなる約束はありませんか。
もしあれば、別れ話のとき、引き合いに出してみるのも1つの方法です。
たとえば、交際中「今度の誕生日も一緒に祝おう」と約束をしたとします。
別れると、その約束を果たせなくなる。
そんなとき「一緒に誕生日を祝ってくれると約束したでしょう」と伝えてみるのです。
相手ははっと思い出し、申し訳ない気持ちになるでしょう。
交際中、一緒に海外旅行をする約束をしたとします。
やはり別れてしまえば、約束を果たせません。
「一緒に海外旅行をすると約束してくれたよね。せっかく楽しみにしていたのに」
責めるような言い方をせず、相手に思い出してもらうような言い方をするのがポイントです。
もちろんこれだけで相手の気は変わらないでしょう。
しかし、少なくとも申し訳ない気持ちは感じてくれるはずです。
落ち込んだ様子で言うあなたを見て、相手は胸が締め付けられるでしょう。
説得に成功できる可能性を上げる方法の1つにはなるはずです。
言ってみるだけ損はありません。
タイミングよく引き合いに出せば、説得の状況を好転できるでしょう。
時には肌の触れ合いで表現する方法も有効です。
いわゆるスキンシップです。
肌の触感や体温も、気持ちを伝える道具になります。
スキンシップは、言葉では表現しきれないメッセージを伝えられる手段。
スキンシップはなくても説得できますが、適度に活用すれば、説得をスムーズにさせる力があります。
たとえば、手を握りながら説得する方法です。
肌と肌が触れると、自然と穏やかな気持ちになれます。
優しく手を握りながら目を見て説得すれば、相手の心を動かしやすくなるでしょう。
肌の触感やぬくもりが伝わると、相手の不安定な感情が落ち着いてくるでしょう。
状況が許せるなら、抱きしめてみるのもいい。
ぎゅっと抱きしめると「行かないで」「別れたくない」「ずっと一緒にいたい」という気持ちをしっかり表現できます。
言葉がなくても、圧迫感が説得してくれます。
圧迫感を通して、別れたくない気持ちを伝えられます。
その場の雰囲気に合ったスキンシップをうまく取り入れてみましょう。
頭をなでてみる。
手をつなぐ。
腕を組んでみる。
相手の膝の上に手を置く。
相手の唇を指で触れてみる。
スキンシップのやりすぎには要注意ですが、適度の範囲なら説得力を上げる効果があるでしょう。
言葉で説得するより、はるかに強く気持ちを伝えられます。
別れ話を切り出されたとき、すぐ正式な回答を出すのが難しいときがあります。
別れるのか、別れないのか。
2択を迫られると、どちらかを選ばないといけない気がして焦ります。
しかし、すぐ結論を出す必要はありません。
別れは、お互いにとって人生に影響を与える決断です。
むしろすぐ正式な回答ができなくて当然の状況と言えるでしょう。
頭が混乱するのも当然。
気持ちが落ち着かないのも当然です。
すぐ回答ができない場合は、一度別れ話を保留にして、気持ちを整理する時間をもらいましょう。
「今すぐ正式な回答はできない」
「突然のことで心が整理できない」
「少し考える時間がほしい」
気持ちを込めてお願いすれば、快く承諾してくれるはずです。
保留は1週間程度が一般的です。
一度別れ話を保留にすることで、冷却期間になり、時間に余裕ができます。
気持ちを落ち着かせたり、引き止める言葉を考えたりなど、有効な打開策を練ることができるでしょう。
もちろん保留が1週間で足りなければ、もう少し時間をもらいます。
また保留の時間ができることで、相手の考えが変わる可能性もあります。
「やはり別れるべきではないかもしれない」と気づくチャンスもあるでしょう。
別れ話はお互いにとって大事なこと。
急がず焦らず、時間をかけて考えることが大切です。
別れ話を切り出されてから、よくあるパターンがあります。
「急に連絡頻度を増やしてしまう」という状況です。
別れの危機が迫っているとわかれば、不安と心配が押し寄せ、落ち着かなくなります。
逃げていく人がいれば、追いかけたくなるのが人間。
心理的にも「引き止めるためにはもっと連絡を増やさなければいけない」と思いがちです。
相手が今どこで何をしているのかが気になり、たくさんメールを送ってしまう。
電話をしても、つい長電話をしてしまう。
相手から「もっと連絡がほしい」などの要望があって連絡頻度を増やすならいいのです。
あくまで改善の1つですから、相手は喜んで受け入れてくれるでしょう。
しかし、特に要望があったわけでもなく、ただ連絡頻度を増やすのは良くありません。
うるさく尋ねるような連絡は印象が良くありません。
逃げようとする相手をしつこく追い回しているような状態です。
自己中心的な連絡をすると、相手をうんざりさせます。
相手をつなぎ止めるつもりの連絡が、ますます別れを促してしまうという逆効果になるのです。
別れの危機が迫っているとわかっていても、連絡頻度が不自然にならないよう注意してください。
心の中は戦場かもしれませんが、連絡は普通に接するのがいちばんです。
たとえ連絡が取れなくても、相手を問いただすような聞き方はやめます。
「忙しそうですね。時間があるときに連絡があると嬉しいです」など、相手を気遣ったメッセージがいいでしょう。
急に別れ話をされても返事に困ります。
あたふたしてしまい、うまく説得するセリフも思い浮かばない。
別れたくないなら、一度別れ話を保留にして、再び話し合う場をつくることもあるでしょう。
時間をもらえば、落ち着いたり、ゆっくり考えたりできます。
もちろん別れ話を先送りにするのはいいのですが、別れ話の保留中によくある失敗があります。
それは、中途半端に連絡を取ってしまうこと。
別れ話の保留中、複雑な感情の波が押し寄せ、中途半端に連絡を取ってしまいがちです。
相手の様子が気になって、メールを送ってしまう。
不安な気持ちを紛らわせるために、電話をしてしまう。
用事もないのに、会おうとしてしまう。
きちんとした説得でもなければ、相談でもない。
中途半端に連絡を取ると相手は対応に困り、別れたい気持ちを促してしまうでしょう。
仲直りをするなら、別れ話の保留中、むやみに連絡を取らないこと。
用事がある場合を除き、きちんとした仲直りのアプローチをするまでは、連絡を止めておくのが得策です。
ぴたりと連絡が止まることで、相手はさまざまな想像を膨らませるでしょう。
「まったく連絡がなくなったけれど、大丈夫だろうか」
「切り出すタイミングが悪かったかな。言いすぎたかな。言い間違えたかな」
「相手は怒っているのだろうか。落ち込んでいるのだろうか。単に忙しいだけだろうか」
だんだん心配や不安が出てきて、別れについて考え直す機会を促せます。
連絡を取るなら、きちんと仲直りのアプローチをするときです。
仲直りの決意と準備を整えてから一気にアプローチを仕掛けるほうが、うまく説得できます。
押しと引きを織り交ぜた方法ですが、正しく活用すれば、仲直りをスムーズにさせるでしょう。
別れ話を切り出されたとき、とっさに「別れたくない」と思う。
別れを引き止めるための説得を考えますが、このとき、一度立ち止まって考えてほしいことがあります。
「本当に引き止めていいのか」という疑問です。
逃げようとする人がいれば、思わず追いかけたくなるのが人間です。
別れ話を切り出され、相手が離れていこうとすると「とにかく引き止めなければならない」と思いがちです。
たしかにまだ相手が好きで交際を続ける意思があるなら、引き止めるために全力を尽くすのがいいでしょう。
しかし、引き止めるのが正しいとは限りません。
実際のところ「引き止めなければいけない」と思い込んでいるだけかもしれない。
あらためて考えると、相手の言うとおり、別れたほうがいいことがあります。
2人にとって目標も目的もない交際なら、仲直りしても意味がありません。
出口が見えない交際を続けていても、時間が無駄に過ぎるだけ。
よくよく交際の将来性について考えると「相手の言うとおり、別れたほうがいい」と気づくこともあるでしょう。
一度落ち着いて、2人の将来を見据えながら、自分の本当の気持ちを確かめてみてください。
本当に引き止めるのが正しいのか。
そのまま別れたほうが幸せではないか。
人生の正しい選択を見極めましょう。
別れたほうが正しいことに気づけば、そのまま別れを成立させたほうが、お互いのためになります。
余裕があれば、手紙で気持ちを伝えてみませんか。
話して伝える方法と手紙で伝える方法。
話の内容は同じでも、それぞれ雰囲気も伝わり方も違います。
会って話して気持ちを伝えるのもいいですが、手紙には、手紙ならではのメリットがあります。
まず「手紙」という形式を選ぶだけで、本気であることが伝わります。
一般的に手紙は、改まっている印象があります。
手紙に書かれた文章には、独特の情緒が漂っています。
自分のペースで読み進めることもでき、何度も読み返せるのもメリットです。
手紙には「今まで過ごした時間への感謝」「やり直したい気持ち」「反省する決意」などをつづります。
落ち着いた気持ちで読んでくれることで、言葉の一言がすっと心に入り込んでいきます。
手紙を読みながら一緒に過ごした時間を思い出すことで、あなたへの恋愛感情が再燃する可能性があります。
手紙は、手書きが必須です。
字に自信がなくてもかまいません。
心を込めて書けば自然と字に表れ、相手に伝わります。
できるだけはがきは避け、きちんと便せんに書いて、封筒に入れて渡しましょう。
手間がかかって面倒と思うかもしれませんが、手間がかかって面倒だからいいのです。
わざわざ手紙という手段を選ぶことで、あなたの本気をしっかり伝えることができます。
心を込めて書いた手書きの手紙には、感動させる力があります。
2時間話して説得できなかったことでも、2枚の便せんで説得できることもあります。
大切な心を伝えるなら、これ以上の手段はありません。
大切な場面では、大きな力を発揮するはずです。
相手から借りているものはありませんか。
恋人同士なら、貸し借りの1つや2つはあるでしょう。
本や小物を借りていることもあれば、中にはお金を借りている人もいるでしょう。
もちろん恋人同士で貸し借りはあっていいですが、別れの場面では要注意です。
別れようとする相手を説得するなら、まず借りているものを返しておくのが前提です。
借りているものを返さないまま、相手を引き止めようとしても、説得力が半減します。
貸しているものを返すことすらできない人が「きちんとするよ」と言っても、なかなか信用されません。
返すこともできない人が「きちんとする」と言っているのは、矛盾しています。
たとえ返却の期限が過ぎていなくても、できるだけ早めに返しておきたい。
借りているものの種類に関係なく、借りているものはすべてです。
説得するときは、相手から借りているものをすべて返している状態が理想です。
返却期限を過ぎているかどうかにかかわらず、相手から借りているものはゼロにしておきましょう。
借りているものを返してから引き止めれば、あなたの実直な様子が伝わり、説得力も強くなります。
お金を借りているなら、きちんと借用書を書いて渡します。
どうしても返却が間に合わないときは、せめて期限を伝えておきます。
「○月○日までに必ず返す。できるだけ早く返すようにする」と言うようにします。
少しでも早く返そうとする姿勢を見せておけば、相手も納得してくれるでしょう。
恋人はどんな性格ですか。
もし甘えられると弱いタイプなら、甘えながら引き止める方法が有効かもしれません。
堂々と引き止めるのもいいですが、相手の性格によっては、甘えながら引き止める方法も効果的です。
次のようなセリフを、甘えた様子で言ってみてください。
「本当に困ったなあ」
「私くらいいい人は、もういないよ」
「別れたら、後悔するよ」
「あなたがいなくなったら、私はどうすればいいの?」
「いなくなったら寂しくなるよ」
「生きる希望を失ってしまうよ」
「ため息をつきすぎて、息苦しいよ」
甘えた声・上目遣い・困った表情など、相手が好みそうなしぐさを織り交ぜると、さらに効果的です。
「そう言われると、本能をくすぐられるな」
かわいく甘えながら言ってみると、相手のガードが緩くなり、気持ちを引き寄せられることがあります。
試しに言ってみるだけでも損はないはずです。
すっと相手の心に入り込めれば、説得の成功率も上がります。
相手の本能を刺激できれば、あっさり引き止められるかもしれません。
なかなか説得できないと、だんだん疲れてきます。
言っていることを、きちんと理解してもらえない。
思うように話が進まない。
そんな状況が続くと、だんだんストレスがたまり、いらいらしがちです。
そして、ストレスの限界になったとき、うっかりやけになった行動を取ってしまいます。
「わかった、わかった。別れたいのでしょう。もういいよ。さっさと別れよう」
投げやりな態度で説得を諦めてしまい、別れを受け入れてしまう。
よくありがちですが、これは良くありません。
あなたの態度が乱暴になれば、建設的な話もできなくなり、完全に別れが成立します。
話し合いの雰囲気が悪くなり、感謝も伝えられず、後味の悪い別れ方になる。
悪影響はそれだけではありません。
別れてから、自分の稚拙な行為を恥じて、後悔することになるでしょう。
「なぜあんなに腹を立てていたのだろう」
「あのときもう少し粘っておけば良かった」
「きちんと仲直りしていれば、今とは違った人生を送っていたのではないか」
やけになって別れてしまったことを後悔するのです。
どんなにストレスがたまっても、やけになって別れることがないようにしてください。
どんな状況でも、最後まで冷静で落ち着いた態度を貫くこと。
不快感が強くなれば、休憩を入れたり飲み物を飲んだりなど、落ち着く時間をつくります。
たとえ説得を諦めるときも、落ち着いた中で受け入れます。
説得を続けるにせよ諦めるにせよ、一貫して理性と自制心だけは保つよう心がけることが大切です。
「嫌だ。別れたくない」
「やり直そう」
「考え直して!」
粘り強く説得していると、あなたの熱意に押され、だんだん相手が迷い始めます。
「それだけ言うなら少し考えてもいいかな。どうしよう」
じわじわ相手の考えが変わってきた手応えがあれば、あともう1歩。
相手が迷い始めた。
決意が揺らいでいる。
相手の態度も変わりかけてきた。
もう少しで説得できそうな雰囲気が出たとき、最後に背中を押すテクニックがあります。
まず相手の手をぎゅっとにぎりましょう。
そして、にっこりした笑顔になって「次のデートはどこに行く?」と言いましょう。
「もう仲直りはできたよね」と言わんばかりに、次の予定の話を進めてしまうのです。
その流れのまま、実際に次のデートの約束をしてしまいましょう。
デートの場所も、できるだけ相手が喜びそうな場所を選びます。
この勢いに押された相手は「仕方ない。今回は別れ話を撤回することにしよう」と思うでしょう。
仲直りは、積極的に取り組まなければいけません。
相手の背中を押すのも説得の1つ。
デートの約束まで具体的に話が進めば、仲直りは成功です。
交際の最後として、デートをお願いしてみましょう。
「別れるなら、最後にもう一度デートがしたい」
心を込めてお願いをすれば、相手は受け入れてくれるかもしれません。
「別れるなら意味がない」と思うかもしれませんが、もちろん狙いがあります。
その狙いとは、相手の恋愛感情を再燃させること。
最後のデートは、たっぷり楽しく過ごしましょう。
最高の自分を見てもらうつもりで、とびきりおしゃれをしていく。
相手の大好物を食べに行く。
2人にとって思い出の場所に行く。
手をつないで、いちゃいちゃしながら歩く。
暗くなるような話は避け、楽しい話だけするようにする。
思いきり2人で笑って過ごすようにする。
これ以上ないほど楽しいデートになるよう集中して過ごします。
すると、相手はだんだん恋愛感情がよみがえってくるでしょう。
「一緒にいて楽しい。別れてしまうともう会えなくなる。寂しい」
最後のデートで思いきり楽しく過ごせば、相手は純粋な気持ちで「別れたくない」と思うはず。
だんだん別れの決意が緩み、うまくいけば、別れ話を撤回してくれる可能性があります。
もしうまくいかなかったとしても、2人の交際をきれいに締めくくれます。
成功率はデートの内容しだいですが、試す価値はあるでしょう。
どうしても別れ話がうまくいかなければ、切り札があります。
「好きだけど諦める」というアピールです。
まだ未練がある表現を使って、相手の気持ちを取り戻す方法です。
「未練はあるけど仕方ないね」
「頑張って諦めます」
「なんとか努力して忘れます」
切ない言い方をされると、相手は不安と寂しさがこみ上げてくるでしょう。
「好きだけど諦める」というアピールをされると、誰でも心が痛むもの。
未練はあるものの、仕方ないので諦める様子が伝わります。
「自分は貴重な存在を手放そうとしている」
「自分が下した別れの判断は、間違っているのではないか」
逃げていこうとすると、追いかけたくなるのが人間です。
だんだん離れていくあなたを見て、追いかけたい気持ちが強くなるに違いありません。
当然ですが、この表現が使えるのは1回だけです。
だからこそ、切り札として強い効力を発揮します。
どうあがいても無理なら、最後に試す価値はあるでしょう。
まさしく切り札として、有効に働く場合があります。
一方的に振られても、ストーカーだけにはならないことです。
急に別れ話を切り出され、相手のペースで話が進み、強引に振られた。
同意できないまま一方的に振られると、納得がいかないでしょう。
相手に未練が残って、追いかけたくなるのではないでしょうか。
しかしこのとき、注意が必要です。
悪気がなくても、ストーカーになりやすい場面です。
大量のメールを送る。
相手をしつこく追い回す。
時には恨みを晴らすため、嫌がらせをしたくなるかもしれません。
納得がいかない別れ方ではありますが、近づき方は慎重になっておくのがいいでしょう。
近づき方がしつこくなると、トラブルに発展することがあります。
もともと相手に原因があるものの、無理な方法で近づこうとすると、ストーカー問題になる可能性があります。
一方的に振られたときは「きちんと話し合いたい」という連絡だけして、返事を待ちます。
何度か連絡をしてもいいですが、非常識にならない範囲を心がけます。
何度連絡してもまったく相手に誠意が見られなければ、残念ですが、復縁の可能性はかなり低いと考えていいでしょう。
話し合いすらまともにできない人と考えることです。
しつこく追いかけ、自分がストーカーになってしまうくらいなら、早く忘れて次に向かうのが得策です。
納得のいかない別れ方になりますが、残念ながら、そうしたトラブルがあるのも恋愛です。
強引に振られても、しつこく追いかけすぎないこと。
ひどい振られ方でも、仕返しなんてしないこと。
ひどい人になるのは相手だけにして、あなたはひどい人にならないでください。
自分の行いを振り返り、ストーカーになる前に、自分の行動を律します。