本当の好きには、理由がありません。
なぜこんなに好きなのか、口では説明できないのです。
「優しいから」とか「かっこいいから」という、好きになる理由をよく耳にします。
しかし、それでも本当に好きになってしまったら、かっこいいとか優しいとかは、関係なくなります。
ただその存在だけで、どきどきしてしまうはずです。
計算で出てくる感情ではなく、人間だからこそ湧き出てくるどきどきは言葉では説明できません。
「とにかく好きは好き」といった感じです。
好きという一言は出ても、それから理由を聞かれても、なかなかぴったりくる言葉が見つからないのです。
人間だからこそ、持ちうる「好き」という感情は、そう簡単に言葉で説明はできません。
何しろ頭のよいロボットでさえ、全然真似ができないくらい複雑で繊細な「感情」だからです。
「理由を説明できない好き」が「本当の好き」です。