別れ話を切り出されたとき、とっさに「別れたくない」と思う。
別れを引き止めるための説得を考えますが、このとき、一度立ち止まって考えてほしいことがあります。
「本当に引き止めていいのか」という疑問です。
逃げようとする人がいれば、思わず追いかけたくなるのが人間です。
別れ話を切り出され、相手が離れていこうとすると「とにかく引き止めなければならない」と思いがちです。
たしかにまだ相手が好きで交際を続ける意思があるなら、引き止めるために全力を尽くすのがいいでしょう。
しかし、引き止めるのが正しいとは限りません。
実際のところ「引き止めなければいけない」と思い込んでいるだけかもしれない。
あらためて考えると、相手の言うとおり、別れたほうがいいことがあります。
2人にとって目標も目的もない交際なら、仲直りしても意味がありません。
出口が見えない交際を続けていても、時間が無駄に過ぎるだけ。
よくよく交際の将来性について考えると「相手の言うとおり、別れたほうがいい」と気づくこともあるでしょう。
一度落ち着いて、2人の将来を見据えながら、自分の本当の気持ちを確かめてみてください。
本当に引き止めるのが正しいのか。
そのまま別れたほうが幸せではないか。
人生の正しい選択を見極めましょう。
別れたほうが正しいことに気づけば、そのまま別れを成立させたほうが、お互いのためになります。