メールは、大変便利な道具です。
送信者の都合のいいときに、メールを書けます。
受信者も、自分の都合のよいタイミングで読めます。
送信者にも受信者にも自由な時間を有効活用できるメールは、お互いにとって好都合ですね。
さて、そんな便利なメールですが、就職活動では、送信する時間に注意したほうがいいでしょう。
おや、送信時間は関係ないはず、と言いたいのでしょう。
たしかにそうなのですが、注意したいのは、受信者に与える印象です。
たとえば、メールの送信時間が「深夜3時」だったとします。
別に送信時間が何時であろうと、メールのシステムには影響は与えず、正しくメールは送信されます。
一見すると問題なさそうなのですが、やはり気になるのは、メールの送信時間。
送信時間が深夜であることから、送信者がその時間まで起きていたことがわかります。
すると、ふと、次のような連想が働きます。
「こんな時間まで起きていたのか」
「生活が乱れているなあ」
「不眠症なのだろうか」
「遊んでばかりいる人なのだろうか」
深夜である理由は定かではありませんが、いずれにせよ、心配させる印象を与えるのは間違いありません。
それが、就職活動のように、選考に影響するメールなら、なお不都合でしょう。
メールとしては問題ないのですが、受信者に与える印象を考えるなら、メールを送る時間も配慮したほうが安心です。
深夜の時間帯は避け、できるだけ日中に送ったほうが、余計な誤解を防げます。