執筆者:水口貴博

面接で注意したい30の言葉遣い

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面接官が興味を持たない話なら、さっと話題を切り替える。

面接官が興味を持たない話なら、さっと話題を切り替える。 | 面接で注意したい30の言葉遣い

面接で、趣味について聞かれたとします。

あなたは正直に趣味を答え、少し具体的な内容を話すでしょう。

「読書です。作家の○○さんが好きです」

そう答えたとき、面接官の反応がはっきりしません。

どうやら面接官は、その作家を知らないようです。

さて、こんなとき、どうしますか。

もし面接官が詳しく尋ねてくるなら、さらに具体的な話を続けてもいいでしょう。

訪ねてくる様子から興味を持っていることがわかりますから、話はさらに盛り上がるはずです。

しかし、面接官が退屈そうにしているなら、長話には注意です。

面接官が興味を持たない話を続けたところで、面接官も受け答えに困ります。

あまり話が長くなると、雰囲気が悪くなる場合があります。

自分が持ち出した名前やテーマについて、面接官は興味がなさそうとわかれば、話は早めに打ち切ったほうがいいでしょう。

できるだけ面接官も理解できる内容のほうが、話もかみ合います。

面接時間は限られていますから、さっと別の話に切り替えたほうが、限られた時間を有意義に使えるはずです。

面接で注意したい言葉遣い(18)
  • 自分が持ち出した名前やテーマについて、面接官は興味がなさそうとわかれば、話は早めに打ち切る。
「どの企業も1番」という濁した答え方では、強い入社意欲が伝わらない。

面接で注意したい30の言葉遣い

  1. 敬語を話せない原因の大半は、年上と話す機会が少ないこと。
  2. 言葉遣いを本当に注意しなければいけないのは、余裕がないとき。
  3. 素晴らしいアピールも、若者言葉を使うと、立派な印象が半減する。
  4. 「乱れた言葉遣いはすべて控える」と考えれば、使用範囲が明確になる。
  5. 面接で使っていい略語もある。
  6. どんな自己紹介でも、きれいに締めくくる一言。
  7. 「一応」が含まれた発言は、好感を得にくい。
  8. 「御社」という言葉を使いすぎると、言葉の説得力が弱くなる。
  9. 「御社しか受けていません」という一言は、便利でも禁句。
  10. 「勉強をさせてください」はNG。
    「勉強します」はOK。
  11. 「すみません」ばかりを言う応募者は、面接官を不安にさせる。
  12. 「安定に引かれた」は、面接では禁句。
  13. 積極性を表現するポイントは「もちろん」というキーワード。
  14. なぜ「やりがいのある仕事をしたい」という一言は、禁句なのか。
  15. 小さな企業でも「小さな企業」とは言わない。
  16. 「やる気がある」と言うだけでは、やる気は伝わらない。
  17. デリケートな質問をするときには、ワンクッションを置くほうがスムーズ。
  18. 面接官が興味を持たない話なら、さっと話題を切り替える。
  19. 「どの企業も1番」という濁した答え方では、強い入社意欲が伝わらない。
  20. 「御社が第1志望です」という嘘に、ためらいを感じるときの考え方。
  21. どんなに面接官の話し方が親しげでも、ため口にはならない。
  22. クッション言葉を使えば、風変わりな回答も怖くない。
  23. 母校をけなした瞬間、不採用の確率が急上昇する。
  24. 「どんな仕事でもします」と思っても、正直に言わないほうがいい。
  25. 感情的な発言は、感情をコントロールできない未熟さを露呈するだけ。
  26. 自分の意見は、間違っていようが変わっていようが、はっきり主張したほうがいい。
  27. 残業ができない事情を話すときに印象をよくする、3つのポイント。
  28. 面接官が乱れた言葉遣いでも、応募者は正しい言葉遣いを心がける。
  29. 話が間延びしたときは「以上です」の一言で、切れ味を演出。
  30. 面接の最後を、きれいに締めくくる言葉。

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