「若者言葉がよくないなら、俗語・隠語・略語ならよいのではないか」
そうと考える人もいるかもしれません。
残念ですが、面接で使っていけないのは若者言葉だけではありません。
俗語・隠語・略語も、やはり乱暴な印象を与えるため、使用しないのが原則です。
面接で控えるべき言葉遣いの範囲がわかりにくければ、別の考え方があります。
「乱れた言葉遣い」と言い換えてみてください。
「乱れた言葉遣いに属することは、すべて控える」と考えると、判断がシンプルになります。
「乱れた言葉遣いかどうか」を考え方の基準にすれば、善しあしの判断がしやすくなるのではないでしょうか。
この考え方に従えば、若者言葉に限らず、俗語・隠語・略語も使用は控えるべきであることが判断できるでしょう。
「この言葉は乱れている」と思うなら、使用は控え、正式な言い方に直しましょう。
国民として、きれいな母国語を話すことが大切です。
きれいな母国語を話すのは、母国を大事にしている姿でもあるのです。