執筆者:水口貴博

面接で注意したい30の言葉遣い

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「勉強をさせてください」はNG。「勉強します」はOK。

「勉強をさせてください」はNG。「勉強します」はOK。 | 面接で注意したい30の言葉遣い

「未経験のため、勉強させてください」

「わからないことは教えてください」

「慣れていないので、教育をお願いいたします」

面接でよく聞かれる言葉です。

新しく仕事を始めようとするとき、やはりわからないこともたくさん出てくるでしょう。

「いろいろ教えてほしい。勉強させてほしい」という前向きな意図はわかります。

職場の先輩たちに教わるのは、当たり前のように思えます。

しかし、ここが落とし穴。

面接官は、この発言が苦手です。

面接官は「勉強するために雇うわけではない」と思い、応募者の曖昧な志望動機に拍子抜けするでしょう。

会社は学校ではありません。

会社は、あくまで営利を目的とする組織体であり、これまで勉強したことを生かす場です。

勉強が足りない点があったとしても、社会人なら、自分から積極的に学ぶ姿勢が求められます。

勉強は、させてもらう態度ではなく、自分でする態度を見せることです。

「勉強させてください」は「勉強します」と言い直しましょう。

「勉強をさせてください」はNGですが「勉強します」はOKです。

「勉強」という言葉は、表現の仕方によって、ポジティブにもネガティブにも変わります。

特に未経験の仕事は、自分から積極的に勉強をする姿勢が必要です。

たとえ面接官が「わからないことは教えますよ」と優しく接してきたとしても、言葉に甘えないこと。

「できるだけ私も自分で勉強します」と言い返すくらいの気概を持ちたい。

答え方を工夫するだけで、面接官に与える印象は改善します。

面接で注意したい言葉遣い(10)
  • 「勉強させてください」は「勉強します」と言い直す。
「すみません」ばかりを言う応募者は、面接官を不安にさせる。

面接で注意したい30の言葉遣い

  1. 敬語を話せない原因の大半は、年上と話す機会が少ないこと。
  2. 言葉遣いを本当に注意しなければいけないのは、余裕がないとき。
  3. 素晴らしいアピールも、若者言葉を使うと、立派な印象が半減する。
  4. 「乱れた言葉遣いはすべて控える」と考えれば、使用範囲が明確になる。
  5. 面接で使っていい略語もある。
  6. どんな自己紹介でも、きれいに締めくくる一言。
  7. 「一応」が含まれた発言は、好感を得にくい。
  8. 「御社」という言葉を使いすぎると、言葉の説得力が弱くなる。
  9. 「御社しか受けていません」という一言は、便利でも禁句。
  10. 「勉強をさせてください」はNG。
    「勉強します」はOK。
  11. 「すみません」ばかりを言う応募者は、面接官を不安にさせる。
  12. 「安定に引かれた」は、面接では禁句。
  13. 積極性を表現するポイントは「もちろん」というキーワード。
  14. なぜ「やりがいのある仕事をしたい」という一言は、禁句なのか。
  15. 小さな企業でも「小さな企業」とは言わない。
  16. 「やる気がある」と言うだけでは、やる気は伝わらない。
  17. デリケートな質問をするときには、ワンクッションを置くほうがスムーズ。
  18. 面接官が興味を持たない話なら、さっと話題を切り替える。
  19. 「どの企業も1番」という濁した答え方では、強い入社意欲が伝わらない。
  20. 「御社が第1志望です」という嘘に、ためらいを感じるときの考え方。
  21. どんなに面接官の話し方が親しげでも、ため口にはならない。
  22. クッション言葉を使えば、風変わりな回答も怖くない。
  23. 母校をけなした瞬間、不採用の確率が急上昇する。
  24. 「どんな仕事でもします」と思っても、正直に言わないほうがいい。
  25. 感情的な発言は、感情をコントロールできない未熟さを露呈するだけ。
  26. 自分の意見は、間違っていようが変わっていようが、はっきり主張したほうがいい。
  27. 残業ができない事情を話すときに印象をよくする、3つのポイント。
  28. 面接官が乱れた言葉遣いでも、応募者は正しい言葉遣いを心がける。
  29. 話が間延びしたときは「以上です」の一言で、切れ味を演出。
  30. 面接の最後を、きれいに締めくくる言葉。

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