圧迫面接では、厳しい言葉をたくさん言われます。
批判的・否定的なことを、シャワーのように、たくさん言われるでしょう。
意地悪な面接官と思いますが、そうではありません。
面接官は、本気で意地悪を言っているわけではありません。
本当に面接官が意地悪なら、そもそも職場の人間関係がこじれ、社会人としてうまくやっていけないでしょう。
あくまで、面接です。
仕事として圧迫面接を行い、わざと厳しい質問や発言をぶつけてくるのです。
面接官は、応募者に厳しい言葉を言いつつ、心の中では、逆を考えています。
「好きで圧迫面接をしているわけではない。ここが正念場だ。もう少しだから頑張ってくれ」
「これくらいの圧迫に負けるな。社会では、もっと厳しいことがたくさんあるぞ。君なら、きっとできる」
「君に期待しているから、厳しく接しているんだ。言い返してくれ。笑い飛ばしてくれ。強気の態度が見たいんだ」
面接官は、応募者をしっかり評価したいからこそ、厳しい言葉を浴びせます。
つまり、面接官の厳しい言葉の裏には、期待があります。
面接官の言葉の裏にある心理に気づけば、圧迫面接への抵抗も和らぐでしょう。
意地悪をされているのではありません。
期待されているからこそ、厳しい言葉を言われるのです。