話をしている最中で、話のまとまりがつかなくなることがあります。
自分でも、何を言っているのかわからなくなる状況です。
「自分が話すのだからわかるだろう」と思いますが、日常でも経験のある人が多いのではないでしょうか。
日常でも経験するのですから、面接ではさらによくある状況です。
話をしているうちに、テーマが脱線したり、話が飛躍しすぎたりして、自分でも話の収拾がつかなくなる。
面接の強い緊張のため、頭が余計に混乱して、単純な話も整理しにくくなる。
さて、話のまとまりがつかなくなったとき、どうするか。
最も避けたいのは、無理に話をまとめようとすることです。
話をまとめようとすると、補足説明が増え、余計に話が長引くでしょう。
まとまりのない話がさらに長くなり、支離滅裂になるでしょう。
立派な話でも、ぐだぐだしていると、悪印象。
ではどうするかというと、とりあえず話を打ち切るのです。
切りのいいところで、思い切って話を打ち切ります。
中途半端な終わり方になるかもしれませんが、まとまりのない話をぐだぐだ続けるよりは、印象がすっきりします。
言い足りなかった点があったとしても、気になるところは、面接官がさらに質問してくるはずです。
そのときあらためて話せば、済むことです。
話し方もすっきりして、全体としてまとまるのです。