面接では、話し方だけでなく、聞き方も評価対象です。
無気力・無表情・無反応。
微動だにしない聞き方は、いくら聞く姿勢とはいえ、よくありません。
じっとしているだけでは「きちんと話を聞いているのだろうか」と、面接官は不安になります。
たとえ話を真剣に聞いていても、その様子が表に出ていなければ、聞く態度が悪いと誤解されます。
面接官の話の聞き方も、評価対象です。
話を聞くときは、真剣に聞いていることがわかる態度を見せることが大切です。
たとえば、話を聞くときは、相手の目を見ます。
にこやかな表情をしながら話を聞きましょう。
理解したときには、軽くうなずきます。
話の区切りでは「なるほど」「そうですね」「おっしゃるとおりです」などの相づちも有効です。
もし意味のわかりにくいところがあれば、勇気を出して、きちんと尋ねましょう。
わからない点を質問するのは、失礼なことではありません。
リアクションがあると、話を聞いている様子が伝わり、面接官も安心します。
人は、興味を持って聞いてくれる人に好感を抱きます。
興味を持って聞いている応募者の様子が伝われば、面接官は、自然と応募者にポジティブな印象を抱くでしょう。
聞くだけの姿勢とはいえ、見られている意識を持ちましょう。