執筆者:水口貴博

OB・OG訪問の30のマナー

18

「いろいろ教えてください」は、失礼。

「いろいろ教えてください」は、失礼。 | OB・OG訪問の30のマナー

OB・OG訪問の際、言ってしまいがちな一言があります。

「いろいろ教えてください」です。

面接のこと、企業のこと、社会のことなど、教えてほしいことが山ほどあるため、つい言ってしまうのでしょう。

熱心な気持ちはわかりますが、注意したい言葉です。

「いろいろ教えてください」は、相手に失礼です。

「私に教えることを、あなたが考えなさい」と言っているのと同じだからです。

考えさせることを命令されれば、誰でも不快になり、印象がよくありません。

これを聞いた先輩は、むっとするでしょう。

事前に質問を考えるのは、応募者の仕事です。

箇条書きでいいので、質問をあらかじめ考えて、ノートにまとめておきましょう。

質問内容についても、できるだけ具体的にするほうが、相手も答えやすくなります。

「社会に出て一番苦労したことは何ですか」「先輩が面接を受けた際は、どのような雰囲気でしたか」などです。

先輩は、熱心に尋ねる姿を見せることで心を打たれ、詳しく教えてくれるでしょう。

質問内容が充実していれば、充実したOB・OG訪問になるはずです。

OB・OG訪問のマナー(18)
  • 「いろいろ教えてください」という言い方ではなく、具体的な質問をする。
よくありがちな話の脱線を防ぐ方法。

OB・OG訪問の30のマナー

  1. OB・OG訪問は、特別なことではない。
  2. OB・OG訪問が恥ずかしくて、したくない。
  3. OB・OG訪問をしている人は少ない。
    だから、狙い目。
  4. OB・OG訪問の基本的な流れ。
  5. OB・OGがいない場合、どうするか。
  6. 多くの人が見落としがちな、OB・OG訪問先とは。
  7. 女性がOB・OG訪問をする場合、1人目は女性がよい。
  8. OB・OG訪問を申し込むと、志望動機を聞かれた。
    その意味とは。
  9. 「忙しくて会うのは難しい」と言われたとき、諦めるしかないのか。
  10. 突然の訪問は、マナー違反。
  11. 訪問する日時や場所は、先輩の都合に合わせたほうが好印象。
  12. うるさすぎる場所はいけない。
    静かすぎる場所もいけない。
  13. 複数人でOB・OG訪問をするのは、失礼になるか。
  14. OB・OG訪問を受け付けていない企業は、諦めるしかないのか。
  15. 余裕があれば、手土産も持参したい。__deleted__
  16. 同じ約束の時間でも、学生と社会人では、考え方が違う。
  17. OB・OG訪問では、飲食の注文にも配慮。
  18. 「いろいろ教えてください」は、失礼。
  19. よくありがちな話の脱線を防ぐ方法。
  20. OB・OGとの会話が、採用担当者に伝わることもある。
  21. 熱心な様子を見せることが大切。
  22. 調べてわかることは、わざわざ聞かない。
  23. OB・OG訪問で聞きたい質問例。
  24. 質問順にも注意が必要。
  25. OB・OG訪問で聞かないほうがいい質問例。
  26. 企業に特化した履歴書の確認は、OB・OGが適任。
  27. 確保できる時間を決め、時間内に終わる。
  28. OB・OGに、ほかの社員を紹介してもらう。
  29. OB・OG訪問の後にすべきことは、お礼。
  30. OB・OG訪問を最大限に生かすために必要なのは、近状報告。

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