多くの人が見落としがちな、OB・OG訪問先があります。
親です。
親は、身近すぎる存在のため、すっかり見落としていることがあります。
親は長年、社会で実務経験を積み重ねたベテランです。
社会人として、頼れる先輩と考えていいでしょう。
立派なOB・OGなのです。
もちろん志望する職種や時代が違うため、参考にならない部分もあるかもしれません。
しかし、職種や時代は違っていても、社会人として働く姿勢は同じです。
仕事への意識・考え方・仕事術。
責任・クレーム対応・チームワーク。
品質・コスト・納期。
そうした点は、やはり職種や時代が違っても共通しています。
また、社員と会うOB・OG訪問とは違い、親への聞き込みは、就職活動の選考に影響しません。
OB・OG訪問の後、人事に評価がこっそり報告される心配もありません。
学生と社会人とのギャップや、社会人になって驚いたこと。
親が所属する業界や業種なら、詳しい話も聞けるはずです。
さらに、普通のOB・OG訪問では聞けない刺激的な内容もあるはずです。
実際にあった社内のトラブル、裏事情、本音と建前などです。
社外秘に関する情報を除き、気軽に詳しい情報を聞くことができるでしょう。
そうした意味では、本当に価値ある社会情報を聞ける可能性があるのです。
社会人の先輩として、ぜひ話を伺ってみましょう。