なぜ、面接が行われるのでしょうか。
就職活動では「面接があるのは当たり前」という考えが一般的ですが、あらためて考えると不思議です。
能力や学歴、自己PRや志望動機などを確認するなら、履歴書で十分です。
面接をうまく対応するために、まず知ってほしい法則があります。
メラビアンの法則です。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した、人の印象を数値化した法則です。
どんな面接でも、必ず聞かれる質問が3つあります。
「自己紹介」「自己PR」「志望動機」です。
「応募書類に書いているから聞かれないだろう」と思いますが、そうとは限りません。
・いつもより余裕を持って起きる
面接当日は、少し忙しくなることが予想されます。
遅刻することがないよう、少し早めに起きて、朝食や身支度などを済ませましょう。
面接は、時間厳守です。
あらゆる面接において、遅刻は厳禁です。
たとえ1分の遅刻であれ、第一印象が良くありません。
面接の日程を予約した後、都合が悪くなり、日程を変更したい場合があります。
変更は、あまりよくありませんが、あとから都合が悪くなる場合があるのも事実です。
都合が悪くなった時点ですぐ連絡を入れ、別の日に変更できないか、お願いしましょう。
面接では、1分の遅刻も厳禁です。
当日は早めに家を出て、余裕を持って、面接会場に到着することが大切です。
しかし、早めに家を出ていたとしても、やむを得ないときもあります。
面接では、履歴書のほか、事前に持参するように指定された書類があります。
卒業見込み証書・成績証明書・健康診断書・職務経歴書などです。
経歴をきちんと確認したい意図があり、持参するように指示されることがあります。
面接では、緊張しすぎに要注意です。
緊張しすぎると、表情は硬くなったり、声や手足が震えたりします。
過度の緊張によって考える余裕がなくなれば、面接でうまく受け答えができなくなるでしょう。
面接の直前、上着やコートの脱着タイミングにもマナーがあります。
同じ衣類でも、上着とコートでは、脱着のタイミングが異なります。
夏場は、熱くて上着を脱いだり、ネクタイを外したりすることがあります。
面接では、入室の際、ドアをノックします。
あなたはドアを、何回ノックしますか。
面接で入室する際、ノックを2回したいところですが、2回はよくないのです。
面接で入室後、まず椅子の横に移動します。
椅子の横に立ち、挨拶をしてから、着席という流れが一般的です。
さて、この椅子の横に移動する状況には、4つのパターンがあります。
面接は、自己紹介から始まります。
「○○大学○○学部○年、○○と申します」
元気な声で自己紹介をしたいところですね。
面接は基本的に、正直を心がけることです。
もちろんある程度の誇張は、許容範囲です。
社会人として表現を整えたり、オブラートに包んだりする話し方は、円滑な人間関係では必要です。
面接中は基本的に、メモを取る必要はありません。
面接中にメモを取っていると、面接官とのコミュニケーションの妨げになるからです。
面接中は、面接官との会話に集中しましょう。
入室マナーは、第一印象を決める大事な瞬間です。
ここでは、10ステップに細かく分けて解説します。
難しそうですが、結局は慣れです。
面接が始まる前、しばらく待ち時間が発生することがあります。
待合室で、座って待つこともあるでしょう。
もしくは、先に部屋に案内され、面接官が来るまで座って待つこともあるでしょう。
面接での面接官の呼び方は、印象にもつながります。
面接官の呼び方を誤ると、失礼に当たるでしょう。
「あなた」だけでは、丁寧な印象が欠けるため、きちんとした呼び方が好まれます。
面接の場で、書類を面接官に提出するとき、注意があります。
提出書類は、白い封筒に入れ、封筒のまま渡すのが基本です。
提出書類を丁寧に扱う様子をアピールすることで、好印象につなげる効果があります。
面接では、椅子の背にもたれないようにしましょう。
開始から終了まで、一切もたれません。
椅子の背にもたれると、意欲や熱意がないように見えるからです。
とにかく自信を見せることが大切です。
うつむいたり、猫背になっていたりすると、自信がないように見えてしまいます。
小さな声や、たどたどしい話し方も注意です。
ボールペンやクリアファイルなどには、他社のロゴが入ったものを見かけます。
企業が広告宣伝の一環として、自社のロゴを入れた文房具を無料配布することがあります。
たとえば、自社のロゴが刻まれたボールペンやクリアファイルなどです。
質問に答える時間は、どのくらいが適切でしょうか。
ちまたでは、さまざまなアドバイスを見聞きします。
「短ければ短いほど良い」
就職活動をする人の中には、変わったことを意識する人がいます。
たとえば、履歴書に「お手玉が得意」と書いたり、面接で「私に不可能はありません」と大げさな発言をしたりです。
面接官を驚かせて、自分を強くアピールするのが狙いです。
面接では、きちんと相手の目を見ながら話しましょう。
面接中は、話す内容に注意が向いて、相手の目を見るのを忘れがちです。
どんなにうまく話せても、面接官の目を見なければ、台無しです。
悪い印象を与えやすい、立ち振る舞いがあります。
無意識の場合もあるので、次のような例が自分にないか、確認しましょう。
心当たりがあれば、面接前までに、直しておきましょう。
答えられなかった質問の答えを、別の質問に移ってから、思い出すことがあります。
「言いたいことを思い出した。今さら言うのは不自然になるのではないか。どうしよう」
面接中は緊張しているため、事前に考えていた内容でも、本番で言い忘れることがあります。
面接は、特に緊張する場面です。
面接官からさまざまな質問をされますが、うまく聞き取れない場合があります。
面接官の顔や態度に注意が向いて、肝心の質問を聞き逃してしまう人もいるのではないでしょうか。
入室マナーを考えることはあっても、退出マナーを考える人は少ないのではないでしょうか。
入室だけでなく、退出も、評価の対象です。
退出時の振る舞いは、余韻として、印象に長く残りやすいため、気を抜かないことが大切です。
なぜ、面接が行われるのでしょうか。
就職活動では「面接があるのは当たり前」という考えが一般的ですが、あらためて考えると不思議です。
能力や学歴、自己PRや志望動機などを確認するなら、履歴書で十分です。
外見も清潔感も、履歴書の写真を見れば、わかるはずです。
筆記試験を実施すれば、社会常識や一般知識なども、確認できます。
なぜわざわざ会って、面接を行うのでしょうか。
やはりそれは、人間性を確認する意味があるからです。
履歴書があれば多くの点を確認できますが、すべてではありません。
言葉遣い・雰囲気・礼儀作法。
コミュニケーション能力・臨機応変・考え抜く力。
こうした人間性は、やはり直接会って接してみないと、具体的にわかりません。
社会に出て働くということは、人間関係の中で働くということ。
多くの人とうまくやっていくためには、言葉遣い・雰囲気・礼儀作法の3つが特に重要です。
いくら能力が高くても、対人能力が低ければ、能力を十分発揮できないでしょう。
そのため、直接本人と会って、その人のことを深く知る必要があるのです。
応募者にとっても、企業を理解するために、企業説明会や企業見学などを行いますね。
直接接してみないとわからないことがあるのは、お互い同じことなのです。
面接をうまく対応するために、まず知ってほしい法則があります。
メラビアンの法則です。
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンが提唱した、人の印象を数値化した法則です。
メラビアンの法則によると、人が受ける印象の割合は、次のとおりとされます。
この割合から、面接で大切な順位も見えてきます。
私たちが面接といえば「回答が重要」と思いがちです。
もちろん重要であるのは事実ですが、最重要というわけではありません。
もう一度、メラビアンの法則を見てください。
話の内容からの印象は、たった7%です。
わずかなのです。
実際に重要なのは、見た目と声の印象です。
たとえば、無表情で「頑張ります」という場合と、真剣な表情で「頑張ります」という場合を比べてください。
同じ発言でも、受ける印象はまったく違いますね。
真剣な表情で「頑張ります」というほうが、強い就労意欲が伝わってくるでしょう。
話す内容も大切ですが、現実では、見た目と声が印象の大半を占めるのです。
さて、メラビアンの法則に従って面接の優先順位を考えると、次のようになります。
1に見た目、2に声、3に話の内容です。
面接で最も大切なのは、見た目です。
清潔感のある服装を着ましょう。
椅子に座るときは、姿勢を正しましょう。
前を向いて話しましょう。
次に意識するのは、声です。
大きな声で、はきはき話しましょう。
気持ちを込めて、力強く説明しましょう。
話す内容を考えるのは、最後でいいのです。
見た目と声をしっかり整えておけば、面接対策の半分は、クリアできていると考えていいでしょう。
どんな面接でも、必ず聞かれる質問が3つあります。
「自己紹介」「自己PR」「志望動機」です。
「応募書類に書いているから聞かれないだろう」と思いますが、そうとは限りません。
自己紹介・自己PR・志望動機は、やはり面接における基本中の基本です。
応募書類に書かれていることだけでなく、書かれていない詳細まで聞こうとします。
「自己PRのこの部分を、もっと詳しく教えてほしい」
「志望動機を、もう少し深く突っ込んで聞いてみたい」
「応募書類には、こう書かれているが、実際はどうなのだろうか」
そうした疑問を抱きながら、自己紹介・自己PR・志望動機などをさらに深く聞こうとします。
同時に、話すときの言葉遣いや態度を見ながら、人柄を把握しようとします。
自己紹介・自己PR・志望動機は、あらゆる面接における中心軸。
どんな面接でも、必ず聞かれると考えて間違いありません。
ほかの質問への対策もありますが、まず基本であるこの3つの柱をしっかり押さえるのが最優先です。
面接では、自己紹介・自己PR・志望動機を軸にして、質問が広がります。
事前に考えを整理して、いつでもスムーズに答えられるくらい練習しておきましょう。
きちんと考えを整理できていれば、ほかの質問にもうまく答えられるはずです。
面接前、言葉遣いや態度も注意しながら、徹底的に練習しておきましょう。
面接当日は、少し忙しくなることが予想されます。
遅刻することがないよう、少し早めに起きて、朝食や身支度などを済ませましょう。
朝起きれば、まず新聞やテレビなどでニュースを確認しましょう。
面接では、当日に起こった出来事について問われることもあります。
また、天気の確認も重要です。
天候が不安定なら、傘の持参が必要です。
うっかり忘れ物がないよう、よく確認しましょう。
忘れ物を確認するチェックリストがあると、確実です。
出発前に、身だしなみを整えましょう。
服装・髪型・メイクなどきちんと確認します。
バスや電車で移動中も、有効に活用しましょう。
エントリーシートや履歴書のコピー、企業の案内資料などを見直します。
面接会場の手前まで到着すれば、近場のお手洗いで身だしなみをもう一度確認します。
総合ビルなら、ビル内のお手洗いでもかまいません。
面接は5分前に到着するようにしましょう。
面接が終われば、用事がないかぎり、まっすぐ帰宅します。
帰り道の途中に、社員がいるかもしれないため、非常識な行為は慎みます。
自宅に戻るまで油断しないように注意です。
面接が終われば、お礼のメールを出しましょう。
特に印象に残った言葉や今後の抱負などを含めると好印象です。
面接を振り返り、反省をしましょう。
面接での様子や質問などを細かく思い出し、態度や回答が適切であったか、考えます。
良かった部分は、次の面接でも生かしましょう。
よくなかった点は、素直に認めて、改めます。
面接を受けた直後、企業からメールが届いていることがあります。
就職情報サイトのメールボックスがあれば、同じように確認します。
寝る前に、明日のスケジュールを確認して、必要な準備をします。
翌日も面接があるなら、事前に準備をしておくと安心です。
面接は、時間厳守です。
あらゆる面接において、遅刻は厳禁です。
たとえ1分の遅刻であれ、第一印象が良くありません。
中には、遅刻に寛大な企業もありますが、例外と考えたほうがいいでしょう。
面接は、採用を決める大切な場です。
遅刻だけは、1分でも遅れないように気をつけましょう。
では、遅刻しなければいいかというと、それも違うのです。
面接時間に絶対遅れないよう、かなり早めに到着を心がける人もいるのではないでしょうか。
面接時間の30分前や1時間前などです。
遅刻しないのはいいのですが、予定時間より早く来すぎるのもNGです。
どちらも「約束の時間どおりでない」という点では、同じだからです。
面接官にも、予定があります。
早く到着しても、面接官は準備がまだできてないため、迷惑になる場合があります。
最も印象が良いのは、5分前です。
たとえば、面接時間が午前10時とすれば、9時55分です。
遅すぎず早すぎず、時間ぴったりという印象を与えます。
ただし、社屋によっては、受付・エレベーター・階段などの混雑もあるため、あらかじめ注意しておきましょう。
早く到着しすぎたときは、近くの喫茶店やレストランなどで、休憩しながら待つといいでしょう。
面接の日程を予約した後、都合が悪くなり、日程を変更したい場合があります。
変更は、あまりよくありませんが、あとから都合が悪くなる場合があるのも事実です。
都合が悪くなった時点ですぐ連絡を入れ、別の日に変更できないか、お願いしましょう。
さて、日程変更をするなら、1つポイントがあります。
日程を変更は、後ろ倒しではなく、前倒しになるように心がけましょう。
前倒しにするほうが、積極性をアピールしながら日程を変更できるからです。
悪くなりがちな日程変更の印象を、緩和させるだけでなく、うまくいけば熱意も伝えることができるのです。
お互いの都合で、前倒しの変更が必ず実現できるとは限りませんが、心がけとして覚えておくといいでしょう。
また日程変更がうまくいけば、面接で面接官に会ったとき、お礼を言いましょう。
「日程のご変更、ありがとうございました」など、一言でもお礼があれば、礼儀正しい印象になるでしょう。
この前倒しのマナーは、就職活動だけでなく、社会人として仕事をする際にも役立ちます。
仕事の生産性を上げる取り組みとして、習慣にしておきましょう。
面接では、1分の遅刻も厳禁です。
当日は早めに家を出て、余裕を持って、面接会場に到着することが大切です。
しかし、早めに家を出ていたとしても、やむを得ないときもあります。
たとえば、交通事情です。
人身事故の影響で、交通機関の運行状況が乱れ、早めに出発しても、時間どおりに到着できないことがあります。
急な体調不良もあるでしょう。
何らかの事故に巻き込まれることもあるでしょう。
現実では、避けられない事情があるのも、たしかです。
さて、面接時間に遅刻しそうなとき、どうするか。
「遅れそう」とわかった時点で、企業に連絡するようにしましょう。
「遅れるのが確実」とわかった時点より「遅れそう」とわかった時点で、企業に連絡を入れたほうが賢明です。
早めに連絡を入れれば、採用担当者も人間です。
やむを得ない事情を考慮して、多少の遅刻にも寛大になってくれるはずです。
遅刻の連絡を入れる際は「できるだけ早く向かうようにします」と、前向きな姿勢もアピールしておきましょう。
交通機関による遅れの場合は「遅延証明書」をもらっておきます。
遅刻した事実は変わりませんが、遅延証明書があれば、遅刻による印象の悪化を少しでも抑えることができます。
遅刻をどう捉えるかは、企業しだいですが、すぐ諦めないことが大切です。
面接では、履歴書のほか、事前に持参するように指定された書類があります。
卒業見込み証書・成績証明書・健康診断書・職務経歴書などです。
経歴をきちんと確認したい意図があり、持参するように指示されることがあります。
さて、大切なのは、持参の仕方です。
まず注意したいのは、絶対に折らないことです。
折るという行為は、汚すのと同じ行為です。
貴重な書類ですから、折るのは厳禁です。
「貴重な書類を折る」という行為が、採用担当者から見ると、非常識に映る場合があります。
重要な書類は、折らないように、A4サイズの封筒に入れて持参しましょう。
クリアファイルでもかまいませんが、封筒のほうが汚れを防ぐ効果が強い上、立派に見せる効果もあるため、ベターです。
封筒は、茶色より、白色のタイプをおすすめします。
封筒に、のり付けは不要です。
手渡す際は、封筒に入れたまま「よろしくお願いいたします」と言って、提出しましょう。
「封筒に入れたまま渡すとごみが増える」という意見もありますが、面接は公式の場です。
より丁寧な対応という意味でも、入れたまま渡すほうが好ましいでしょう。
小さな点ですが、ここで手を抜くかどうかで、印象に差が出ます。
面接に持参したい持ち物があります。
代表的な11の持ち物を、以下に挙げます。
うっかり忘れるのを防ぐため、チェックシートを事前に作成して、忘れ物を防ぐ工夫をしましょう。
企業から持参の指定がなくても、履歴書、もしくはエントリーシートのコピーを持参しましょう。
面接会場に向かう途中、自己PRや志望動機などを見直すと、話を整理できます。
カラーでなく、白黒でもかまいません。
企業情報は、面接中にも問われることがあるため、念のため持参したほうがいいでしょう。
面接会場に向かう途中で、企業情報を復習できます。
面接の最中、企業情報の詳細を確認したい場合にも使えます。
面接の場では、業務についての詳しい話をする場合があります。
暗記では不安があるため、書き留められるよう、メモ帳を持参しましょう。
メモを取るなら、筆記用具も必要です。
また、まれに抜き打ちで試験をする場合があるため、ボールペンだけでなく、鉛筆や消しゴムも持参しましょう。
企業のウェブページに掲載されている地図を、そのまま印刷して使ってもかまいません。
わかりづらい場合は、自分で地図を自作するのもOKです。
わかりやすい目印や説明を加えて、道に迷わない工夫をしておきましょう。
身だしなみの基本中の基本です。
手を拭いたり、汗を拭いたりするために必要です。
必須ではありませんが、身につけておくことをおすすめします。
最近は、携帯電話を時計の代わりにする人が多いのですが、一応、面接は公式の場です。
時計のある身だしなみのほうが、社会人らしく映るでしょう。
腕時計は、ファッション性やブランドはNGです。
一般的な腕時計で、十分です。
緊急の連絡の際、必要です。
出かける前に、しっかり充電しておきましょう。
ただし、面接前は、必ず電源を切るようにしましょう。
身分の証明をしたり、書類に判を押したりする際に必要です。
面接でも、まれに求められることがあります。
天候に不安がある場合、傘を持参しましょう。
折りたたみ傘のほうが、カバンに収納できるため、便利です。
女性の場合は、ストッキングの予備も持参しましょう。
破れたストッキングは、やはり目立ちます。
予備を持参していれば、破れても安心です。
面接では、緊張しすぎに要注意です。
緊張しすぎると、表情は硬くなったり、声や手足が震えたりします。
過度の緊張によって考える余裕がなくなれば、面接でうまく受け答えができなくなるでしょう。
言いたいことの半分も言えないまま、面接が終わるに違いありません。
では、とにかくリラックスすればいいかというと、それも違います。
まったく緊張感のない様子も、面接官に失礼です。
リラックスしすぎると、態度がだらしなくなったり、表情も緩みがちになったりします。
面接官から見て「本気で入社したい気持ちがあるのか」と誤解されることもあるでしょう。
油断しやすくなるため、思わぬ失態や失言を招きやすくなるに違いありません。
緊張しすぎてはいけない。
リラックスしすぎてもいけないのです。
面接で最も適しているのは、適度な緊張感です。
「採用を決める大切な場」という意識を持ち、適度な緊張感を持って面接に挑みましょう。
面接は本来、緊張するのが普通です。
ある程度緊張している応募者のほうが、自然に見えます。
面接官から「楽にしてください」と言われたとしても、真剣に受け止めないことです。
気遣いの言葉には感謝するだけにして、適度な緊張感は保ち続けましょう。
適度な緊張感があるほうが、真剣な気持ちも伝わりやすくなります。
面接の直前、上着やコートの脱着タイミングにもマナーがあります。
同じ衣類でも、上着とコートでは、脱着のタイミングが異なります。
夏場は、熱くて上着を脱いだり、ネクタイを外したりすることがあります。
外を歩くときはいいのですが、社屋に入るときは、上着とネクタイを身につけてからにしましょう。
社屋に入る前、お手洗いに行き、鏡の前で身だしなみを整えておくといいでしょう。
コートやマフラーは、社屋に入る前に脱ぐのがマナーです。
「コートに付いた汚れを建物の中に入れない」という意味があります。
脱いだコートやマフラーは、荷物置き場があれば、入れさせてもらいます。
荷物置き場がなければ、自分が座る椅子の背に掛けておきます。
使っていない椅子の上があれば、許可があれば、置かせてもらえます。
膝の上はあまり好ましくありませんが、時と場合によっては、許容範囲です。
雨で傘を使うなら、折りたたんでから社屋に入りましょう。
社屋の中を水浸しにするのはよくないため、できるだけ出入り口付近で、水を切っておきます。
レインコートの場合は、社屋の出入り口付近で脱ぎ、たたんでおきます。
室内では、できるだけ水滴が落ちないように配慮しましょう。
面接では、入室の際、ドアをノックします。
あなたはドアを、何回ノックしますか。
面接で入室する際、ノックを2回したいところですが、2回はよくないのです。
実は、ノックについては「プロトコールマナー」と呼ばれる国際標準マナーがあり、回数が正式に定められています。
2回のノックは、トイレ用。
3回のノックは、家族・友人・恋人など、親しい相手。
4回以上のノックは、初めて訪れた場所や礼儀が必要な相手。
面接は、礼儀が必要になる場ですから、4回でもかまいません。
実際に欧米の面接では、4回のノックが基本とされています。
ただし、ビジネスの場では、3回に省略することも可能とされています。
面接で入室の際は、3回のノックが好ましいでしょう。
細かい点ですが、こうしたマナーを確認する面接官もいます。
きちんと使い分けができると、かっこよく映るでしょう。
余談ですが、海外映画でノックの場面があれば、回数に注目してみましょう。
トイレ・プライベート・ビジネスなどの場面に応じて、ノックの回数を使い分けていることに気づくはずです。
面接で入室後、まず椅子の横に移動します。
椅子の横に立ち、挨拶をしてから、着席という流れが一般的です。
さて、この椅子の横に移動する状況には、4つのパターンがあります。
さて、どれが正しいのでしょうか。
正解は、ドアから近い側です。
つまり、部屋の状況によるのです。
もしドアから近いのが椅子の右側なら、右側に立ちます。
もしドアから近いのが椅子の左側なら、左側に立ちます。
もしどちらも同じ距離なら、左右のどちらに立ってもかまいません。
集団面接で複数の椅子が並べられ、椅子の横にスペースがなければ、椅子の前に立ちましょう。
あくまで部屋の状況によって、適切な立ち位置が変わるのです。
面接は、自己紹介から始まります。
「○○大学○○学部○年、○○と申します」
元気な声で自己紹介をしたいところですね。
ところが実際は、弱々しい声になりやすい。
初めて入る部屋、初めて見る面接官、最初に発声する一言。
面接の序盤は、手探りのような雰囲気があるため、最初から元気な声を出しにくいのです。
しかし、これではいけません。
自己紹介の最初の一言が弱々しいと、第一印象が悪くなるだけでなく、後に続く言葉も弱々しくなります。
堅苦しい雰囲気が余計に堅苦しくなり、焦りも緊張感もいっそう強くなるでしょう。
「面接の雰囲気は自分でつくる」という意識が大切です。
積極的に元気な声を出し、自分にとって有利な雰囲気をつくりましょう。
だからこそ、自己紹介の最初の一言は重要です。
面接では、はきはき話すのが基本ですが、冒頭の名乗る瞬間だけは、特に元気な声を意識したい。
声を出しにくいからこそ、明るく元気な声で自己紹介をしましょう。
「○○大学○○学部○年、○○と申します!」
自己紹介の最初の一言が力強いと、後に続く言葉も力強くなります。
元気な声が面接室に響き渡ることで、堅苦しい雰囲気を打破でき、明るい雰囲気に変わります。
自己紹介で自分の名前を言う瞬間は一瞬ですが、面接の流れを決める、重要な瞬間。
自分の名前を大きな声で名乗り、調子の良いリズムをつくり出しましょう。
面接の勝負は、冒頭の一言なのです。
面接は基本的に、正直を心がけることです。
もちろんある程度の誇張は、許容範囲です。
社会人として表現を整えたり、オブラートに包んだりする話し方は、円滑な人間関係では必要です。
常識に従った誇張ならいいのですが、完全な嘘は良くありません。
ありもしない考えや、完全に偽りの経験などを主張するのは良くありません。
嘘をつくと、その嘘を繕うための嘘が必要です。
だんだん話がこじれて、会話が不自然になります。
その不自然さを、面接官はすぐ察知します。
不自然にきれいすぎる回答は、鳥肌が立ち「どうせ嘘だろう」「暗記した回答なのだろう」と見抜きます。
そして怖いのは、面接官からの反撃です。
面接官も人間です。
応募者の態度が悪ければ、面接官も、態度が悪くなります。
ごまかした回答をすれば、面接官も、回答をごまかしてきます。
面接官を騙そうとすれば、面接官も、応募者を騙そうとしてくるでしょう。
面接の雰囲気が悪くなり、悲惨な結果で終わるのです。
面接官は、企業に貢献する人物であるかを、公平な視点から確認しようとします。
そこに、でたらめや嘘があってはなりません。
面接は基本的に、正直であることが大切なのです。
面接中は基本的に、メモを取る必要はありません。
面接中にメモを取っていると、面接官とのコミュニケーションの妨げになるからです。
面接中は、面接官との会話に集中しましょう。
では、メモ帳を持参する必要もないかと言えば、そうではありません。
面接でメモを取る必要はなくても、やはりメモ帳は必要です。
まれに、メモが必要になる場合があるからです。
面接中、勤務体系や特殊な条件など、重要な話が始まったときです。
重要な話が始まれば、きちんと書き留められるよう、やはりメモ帳が必要です。
人間の記憶力には限界がありますから、記憶力に頼らず、メモを取る習慣が欠かせません。
ただし、メモ帳の持参は、メモを取るだけの意味ではありません。
「真面目な人」「熱心な人」などのアピールするためにも、メモ帳は必須です。
メモ帳がなくても面接を受けられますが、面接官によっては、気分を悪くする場合があります。
大切な話の最中、メモを取らずに聞くだけでは「非常識だ」「仕事を任せるのが心配だ」と思われても、仕方ないでしょう。
面接官は、貴重な時間を割いて、面接しています。
就業意欲を見せるためにも、メモ帳は持参して、重要な話が始まれば、真剣にメモを取る姿を見せたほうがいいでしょう。
一生懸命な姿勢を見せておくのは、プラスに働きます。
入室マナーは、第一印象を決める大事な瞬間です。
ここでは、10ステップに細かく分けて解説します。
難しそうですが、結局は慣れです。
意識をしなくても体が自然に動くようになるまで、何度も練習しましょう。
呼ばれたら、手の甲の中指で、ノックをしましょう。
ノックは、3回です。
2回のノックはトイレの連想させるため、3回が常識です。
ドアを片手で少し開けてから「失礼します」と言い、入室しましょう。
明るく大きな声で言いましょう。
その後、両手で握りながら開けて、入室します。
ドアを開けて面接官と目が合えば、にこりとした笑顔でアイコンタクトをします。
ドアを閉めるとき、面接官にお尻を向けてはいけないと考える人がいます。
実際にそうしようとすると、かなり不自然な動作になるため、おすすめしません。
面接官に対して斜めの姿勢でドアを閉めれば、十分です。
大きな音を立てないよう、両手でゆっくりドアを閉めましょう。
ドアを閉めた後は、面接官のほうを向いて「よろしくお願いいたします」と挨拶して、一礼します。
お辞儀の角度は、45度です。
頭を下げたところで1秒間止めて、それから頭を上げると、きれいなお辞儀に見えます。
男性の場合は、手を体の脇にそろえます。
女性の場合は、手を体の前にそろえます。
このときも、笑顔を心がけましょう。
椅子の横に移動するときは、ドアに近い側を目安にします。
椅子の横にスペースがなければ、椅子の前に立ちましょう。
「大学名とお名前をどうぞ」と言われたら、面接官を見ながら「大学名・学部名・自分の名前」の順で名乗ります。
名前は必ず、フルネームです。
面接官が複数人いる場合は、全員に目を配りながら、名乗りましょう。
名乗り終われば「よろしくお願いいたします」と言ってから、再び45度のお辞儀をしましょう。
頭を下げたところで1秒間止めて、それから頭を上げると、きれいなお辞儀に見えます。
「どうぞ」と着席を促されたら「失礼いたします」と会釈をしてから、座ります。
会釈の角度は、15度です。
椅子の背側を、3分の1ほど空けた状態で座りましょう。
男性の場合は、足は肩幅に広げ、手は軽く握って、膝の上に置きます。
女性の場合は、両膝・かかと・つま先を付けて、手は重ねて膝の上に置きます。
手は、左手を上にするのが基本です。
左手を上にするのは、攻撃する右手を左手で押さえることで、相手に敵意がないことを表現する意味があります。
膝を直角にして座れば、背筋を伸ばした状態を維持しましょう。
面接開始です。
面接が始まる前、しばらく待ち時間が発生することがあります。
待合室で、座って待つこともあるでしょう。
もしくは、先に部屋に案内され、面接官が来るまで座って待つこともあるでしょう。
まだ面接官が現れていないので気を抜きがちですが、油断は禁物です。
面接は、面接官が現れてから始まるわけではありません。
社屋に入った瞬間から、面接開始です。
面接を待っているときの姿勢も、見られていると考えたほうがいいでしょう。
廊下ですれ違った人が、面接官かもしれません。
部屋で待っているときは見られていないように思えますが、待っている様子を、こっそり確認している場合があります。
待ち時間に携帯電話をいじったり手遊びをしたりしていると、減点につながる可能性もあります。
面接官を待っている間も、面接の一部です。
待ち時間も気を抜かず、姿勢を正した状態で、待つようにしましょう。
面接での面接官の呼び方は、印象にもつながります。
面接官の呼び方を誤ると、失礼に当たるでしょう。
「あなた」だけでは、丁寧な印象が欠けるため、きちんとした呼び方が好まれます。
名前を使って呼んだほうが、好印象につながる傾向もあります。
好ましい呼び方は「○○さん」もしくは「○○様」です。
迷ったときは「○○様」という言い方のほうが、敬意を強調できるため、より丁寧な印象が伝わるでしょう。
もし、面接官が社長や部長なら「○○社長」「○○部長」などの敬称をつけて呼びましょう。
ただし、社長や部長でも「○○さん」「○○様」という呼び方を使うこともできます。
面接の場で、書類を面接官に提出するとき、注意があります。
提出書類は、白い封筒に入れ、封筒のまま渡すのが基本です。
提出書類を丁寧に扱う様子をアピールすることで、好印象につなげる効果があります。
「この人は丁寧な仕事をしてくれそうだ」と思わせることができるでしょう。
さて、注意したいのは、渡し方です。
片手で渡すのは、NGです。
せっかく封筒に入れた提出書類も、片手で渡すと印象が悪くなります。
乱暴な印象があり、第一印象がよくないのです。
書類を提出するときは「よろしくお願いいたします」と頭を下げながら、両手で渡しましょう。
丁寧な印象を受け、第一印象が良くなります。
渡すとき、にっこりした笑顔になると、より好印象です。
一瞬ですが、印象を大きく決める場面です。
提出書類を大事に扱うことで、面接官の心証が良くなり、気持ちよく面接を始めることができるでしょう。
面接では、椅子の背にもたれないようにしましょう。
開始から終了まで、一切もたれません。
椅子の背にもたれると、意欲や熱意がないように見えるからです。
言葉や話し方が立派でも、椅子の背にもたれていると、台無しです。
人の印象の大半は、見た目から受けるため、注意が必要です。
また、前かがみになる必要もありません。
積極性を見せる効果もありますが、露骨な前かがみは、威圧的に映る場合があります。
椅子の後ろを、3分の1ほど開けた状態で、椅子に座りましょう。
面接中は、背筋を伸ばした状態を維持します。
自分で様子を客観的に確かめたい場合は、録画をすれば、よくわかります。
携帯電話の録画機能で、十分です。
疲れるかもしれませんが、人生を左右する大事な場面です。
面接中は、正しい姿勢を心がけましょう。
とにかく自信を見せることが大切です。
うつむいたり、猫背になっていたりすると、自信がないように見えてしまいます。
小さな声や、たどたどしい話し方も注意です。
自信のない様子は、面接官にとって、魅力的には見えません。
嘘でもいいから、自信のある姿勢を見せることです。
「私は自分に自信があります。自分が好きです」という雰囲気を出すのがポイントです。
自分に自信のある様子を見せると、面接官にとっても、魅力的に見えます。
では、自信を見せるにはどうすればいいのか。
自信を見せるいちばんの方法は、笑顔です。
面接では、緊張で表情が硬くなりがちですが、笑顔を心がけましょう。
大げさな笑顔である必要はありません。
口角を少し上げた笑顔で、十分です。
笑顔で話をしていると、自信を持っている様子を見せることができます。
言葉で説明しなくても、笑顔の表情から「私にはできます。何でも任せてください」という雰囲気が伝わります。
「自信があるから笑顔なのだろう。職場の雰囲気も明るくなりそうだ」と、面接官は心証を良くするのです。
ボールペンやクリアファイルなどには、他社のロゴが入ったものを見かけます。
企業が広告宣伝の一環として、自社のロゴを入れた文房具を無料配布することがあります。
たとえば、自社のロゴが刻まれたボールペンやクリアファイルなどです。
使用感は、一般の文房具と同じです。
少しでも学費を節約するため、ありがたく使っている学生も多いのではないでしょうか。
もちろん普段使うのはいいのですが、面接での使用は注意が必要です。
他企業のロゴが入った文房具を面接官が見れば、その企業を大事にしているような印象を与えるでしょう。
悪気はなくても、誤解されることがあるのです。
普段からロゴが入った文房具を使っていると、普通の感覚になるため、自分では気づきにくくなります。
たとえ小さな文房具でも、念のため面接では使用を控えたほうが安心です。
就職活動中は、シンプルな文房具が適切です。
ボールペンなら、無料でもらったものではなく、普通に購入したものがいいでしょう。
クリアファイルなら、中身が見やすい透明か半透明が適切です。
自分が普段使っている文房具を確認してみましょう。
質問に答える時間は、どのくらいが適切でしょうか。
ちまたでは、さまざまなアドバイスを見聞きします。
「短ければ短いほど良い」
「30秒程度」
「長くても1分」
「結局どれが正しいのか」と思い、対応に振り回されるのではないでしょうか。
たしかに長すぎる回答は、だらだらした印象が強くなり、言いたいことがぼやけます。
詳しく話さなければいけない場面で、無理に話を短くまとめるのも不自然です。
逆に、シンプルに答えられる内容を、強引にだらだら話すのもおかしい。
一定時間にこだわった結果、適切な回答ができなくなるのでは本末転倒ですね。
大切なことは「適切な回答時間は、質問によって異なる」という点です。
シンプルに説明できる内容なら、30秒でもいいでしょう。
詳しく具体的に説明しなければいけないなら、1分以上かかっても自然です。
面接官から、3分で説明する指示があれば、3分間で答えるのが適切。
回答時間にこだわりすぎず、質問によって異なると考えるのが妥当です。
一定時間に縛られていると、かえって自由な発言を妨げます。
質問に求められる内容によって、臨機応変に対応しましょう。
ただし、強いて目安を挙げるとすれば、1分です。
長くても、1分30秒。
あくまで目安です。
一般質問の標準的な基準として考えるときには、参考にしてみてください。
就職活動をする人の中には、変わったことを意識する人がいます。
たとえば、履歴書に「お手玉が得意」と書いたり、面接で「私に不可能はありません」と大げさな発言をしたりです。
面接官を驚かせて、自分を強くアピールするのが狙いです。
変わったことをすれば、面接官の注意を喚起させ、目立ちやすくなるでしょう。
変わった記載や態度があれば、やはり気になります。
たしかに面接官の中には「この人は逸材かもしれない」と考える人もいるかもしれません。
しかし、実際は危険と考えたほうがいいでしょう。
普通のことを普通にできないのは「常識がない」と判断される場合があるからです。
自分ではアピールのつもりでも、面接官にとっては、不快を抱く場合があります。
「今までどんな教育を受けてきたのか」「入社してからの教育が大変そうだ」と思われるでしょう。
加点どころか、減点になる場合が多いと考えたほうがいいでしょう。
「面倒が増えそうだから、とりあえず不採用にしておくか」と思われ、就職活動で不利になる可能性が高いのです。
履歴書や面接では、変わったことを意識する必要はありません。
普通の言葉遣い・態度・表現・言い方など、常識を意識すれば、十分です。
「普通ではアピールにならない」と思うかもしれませんが「普通」も十分なアピールになります。
普通のことが普通にできるのも、立派な長所です。
「私には常識がある」というアピールになるでしょう。
常識をアピールできれば「入社してからの仕事を覚えるのもスムーズだろう」と思われるため、加点になるのです。
面接では、きちんと相手の目を見ながら話しましょう。
面接中は、話す内容に注意が向いて、相手の目を見るのを忘れがちです。
どんなにうまく話せても、面接官の目を見なければ、台無しです。
話すときに目をそらしたままでは、基本的なコミュニケーション能力に欠けると思われるでしょう。
話の内容がどんなに立派でも、目を見ていないと、うわべの内容に聞こえてしまうのです。
じっと見つめる必要はありませんが、面接官の目を見て話すことは、間違いなく印象アップにつながります。
目を合わせるのが、恥ずかしい人は、眉間をみるのがポイントです。
面接官の眉間あたりを見ていれば、相手からはきちんと目を見て話している印象に映ります。
悪い印象を与えやすい、立ち振る舞いがあります。
無意識の場合もあるので、次のような例が自分にないか、確認しましょう。
心当たりがあれば、面接前までに、直しておきましょう。
目を見て話すのは、コミュニケーションの基本です。
やはり面接官と目を合わせないのは、印象が良くありません。
初対面の面接官と向き合うのは恥ずかしいかもしれませんが、話すときは、きちんと目を見て話すようにしましょう。
手遊びする様子は、面接官から見るとかなり目立ちます。
手を揉んだり、指をいじったり、腕をストレッチしたりなどです。
緊張しているのはわかりますが、むずむずする気持ちがあっても、露骨に出さないほうがスマートです。
足を開いて立っている様子は、威圧的に感じます。
立っているときは、足を閉じた状態にしましょう。
椅子の背にもたれていると、意欲や熱意がないと誤解されます。
何を話しても、説得力が弱くなるでしょう。
椅子に座るときは、もたれないように注意しましょう。
前かがみになるのは、意欲や熱意を伝える方法として知られています。
しかし、露骨な前かがみは、面接では威圧的に映ることがあるため、控えたほうがいいでしょう。
椅子に座るときは、背筋をまっすぐ上に伸ばした状態が理想です。
足を小刻みに動かしていると、落ち着きがないと思われます。
特に印象の悪い癖ですから、心当たりのある人は、必ず直すようにしましょう。
髪の長い女性に多く見られる癖です。
髪の毛を触る癖は、自分では普通に思っても、相手には良い印象を与えません。
髪が気になって仕方ないなら、ピンで留めたりゴムで束ねたりなどの工夫をおすすめします。
答えられなかった質問の答えを、別の質問に移ってから、思い出すことがあります。
「言いたいことを思い出した。今さら言うのは不自然になるのではないか。どうしよう」
面接中は緊張しているため、事前に考えていた内容でも、本番で言い忘れることがあります。
さて、この場合どうすればいいでしょうか。
採用に影響しないほど、ささいな内容なら、ほうっておくのもいいでしょう。
しかし「重要な内容だからどうしても言っておきたい」と思うなら、やはりほうっておくのは良くありません。
言い逃したまま不採用になれば、心残りになるでしょう。
このとき、次の一言を言って、面接官の許可を得ましょう。
「すみません。先ほどの○○の件で思い出した内容があるのですが、ここで申し上げてよろしいでしょうか」
面接官が「いいですよ」と許可すれば、話し始めても大丈夫です。
言い忘れたことを思い出したときに、使える一言です。
ただし、面接中に何度も繰り返すと、会話の流れが悪くなるため、多くても3回までにしておくのがいいでしょう。
面接は、特に緊張する場面です。
面接官からさまざまな質問をされますが、うまく聞き取れない場合があります。
面接官の顔や態度に注意が向いて、肝心の質問を聞き逃してしまう人もいるのではないでしょうか。
悪気はないのですが、やはり緊張が妨げになり、うっかり聞き逃してしまう場合があります。
もしくは、声が聞こえていても、緊張のあまり、言葉を理解する余裕がない場合もあるでしょう。
笑ってしまう出来事ですが、面接ではよくあるのです。
さて、質問を聞き逃したときは、どうすればいいのでしょうか。
まず、やってはいけないのは、聞き取れたつもりになって、無理に答えてしまうことです。
聞き返すと減点になると思い、中途半端に聞き取った内容で返事をすると、恥ずかしい返事になるでしょう。
流れを無視した会話になり、余計に印象を悪くするに違いありません。
この場合は、聞き取れなかったことを正直に伝えましょう。
「すみません。緊張のあまり、質問を聞き逃してしまいました。もう一度、お願いできますでしょうか」
緊張を理由にすれば、面接官も「慣れていない場だから緊張も当然」と思い、寛大に見てくれるでしょう。
ただし、聞き返すのも、1回までが常識です。
何度も聞き返すと、さすがに印象が悪くなりますから、聞き返すのは最小限に抑えましょう。
入室マナーを考えることはあっても、退出マナーを考える人は少ないのではないでしょうか。
入室だけでなく、退出も、評価の対象です。
退出時の振る舞いは、余韻として、印象に長く残りやすいため、気を抜かないことが大切です。
入室マナーと同様、意識をしなくても体が自然に動くようになるまで、何度も練習しましょう。
面接官から、面接が終了する一言を言われます。
「面接はこれで終了です」「退出して結構です」などです。
これを言われたら「はい」と、答えましょう。
座ったまま、面接官にお礼を言いましょう。
「本日はお忙しい中、お時間を割いていただき、誠にありがとうございました」
お礼を言い終われば、座ったまま、軽く一礼をします。
立ち上がって、椅子の横に立ちます。
「失礼いたします」と言って、お辞儀をしましょう。
お辞儀の角度は、45度です。
頭を下げたところで1秒間止めて、それから頭を上げると、きれいなお辞儀に見えます。
お礼とお辞儀が終われば、ドアに向かいます。
このとき、面接官にお尻を向けてはいけないと信じる人がいますが、実際そうすると、不自然な動きになります。
普通の様子で、ドアに向かって結構です。
ドアの前まで移動すれば、面接官のほうを振り返ります。
「失礼します」と言って、お辞儀をします。
お辞儀の角度は、45度です。
片手でドアを開けて、部屋から出かけたところで面接官のほうを振り返り、ドアノブを両手で持ち直します。
口を閉じたままの笑顔を見せながら、面接官に軽い会釈をしましょう。
このときの笑顔は、とても良い印象を与えるでしょう。
部屋から出てドアを閉めるときは、大きな音がしないように閉めましょう。