公開日:2013年6月26日
執筆者:水口貴博

面接の失敗を防ぐ30の対策

  • 3回のノックは、
    早さと強さによって、
    印象が変わる。
面接の失敗を防ぐ30の対策

3回のノックは、早さと強さによって、印象が変わる。

面接のノックは、3回が基本です。
2回のノックは「トイレ用」とされているため、正しくは3回が適切です。
細かい点ですが、ノックの回数を確認する面接官もいるため、配慮しておくといいでしょう。

目をそらすとき、どこを見るかが重要。

目を見て話すのは、会話の基本。
目をそらしていると、自信がないように見え、印象がよくありません。
面接においても、面接官の目を見て話すことが基本ですね。

非正規雇用の面接は、手抜きをしてもいいのか。

雇用形態には、大きく分けて2種類あります。
正規雇用と非正規雇用です。
正規雇用とは、正社員です。

手を体の後ろに隠すと、悪気はなくても、誤解されやすい。

面接室のドアを開けてから、椅子に座るまでの場面を思い出してください。
ドアを閉めてから、椅子の横に立ち、面接官に挨拶と一礼をしてから椅子に座りますね。
このときの手の位置について、ときどき見かけるマナー違反があります。

「ギャップが激しい」と言われる人は、1次面接で苦戦しやすい。

「ギャップが激しい」
そんなことを言われることはありませんか。
世の中には、第一印象と内面のギャップが激しい人がいるものです。

遅刻したときに必要なのは、言い訳ではなく、謝罪。

1分でも、遅刻は遅刻。
面接に遅れそうとわかれば、採用担当者に早めの連絡を心がけましょう。
遅れるのが確実になった時点で連絡を入れるより、遅れそうだとわかった時点で連絡を入れるほうが安心です。

面接官の「気楽にしてください」を信じていいのか。

面接官の中には、優しい言葉をかけてくれる人がいます。
「気楽にしてください」です。
「リラックスしてください」「自由にしてください」「いつもどおりにしてください」などの言葉の場合もあります。

「自己紹介を3分でお願いします」と言われた。
30秒で終わらせるのはダメか。

「自己紹介を3分でお願いします」
そう言われたなら、3分を目安に自己紹介しましょう。
「そんなにたくさん話すことはない」と思うかもしれませんが、やはり短すぎるのはよくありません。

なぜ面接では、笑顔が大切なのか。

面接では、終始、笑顔を心がけましょう。
入室から退出まで、基本的に笑顔です。
笑顔がない人は、いくら履歴書が立派でも、不採用の可能性が急激に高くなると言っていいでしょう。

真面目な話には、真面目な表情。

面接で大切なのは、笑顔だけではありません。
へらへら笑ってばかりでは、明るい雰囲気は出ますが、軽い印象になるでしょう。
物事を深く考えず、軽々しく行動する性格ではないかと誤解される場合があります。

明るい表情と真面目な表情。
面接でふさわしいのは、どちらか。

面接対策の本には、次のようなアドバイスがよく見られます。
「面接中は、明るい表情になりましょう」
「面接中は、真面目な表情になりましょう」

なぜ回答の丸暗記は、しないほうがいいのか。

面接前に、聞かれるであろう質問の準備は、常識です。
確実に聞かれるであろう自己PRと志望動機については、しっかり内容を準備しておきます。
「聞かれるのではないか」と予想できれば、答えるべき内容もしっかり考え、覚えようとするでしょう。

面接で突っ込まれやすい3つの形容詞。

面接で突っ込まれやすい3つの形容詞があります。
「いろいろ」「さまざま」「たくさん」です。
私たちが普段言いやすい言葉ですね。

完全な答え方ができなければ、部分的な答え方だけでも心がける。

回答ができない質問をされたとき、どう答えるかです。
プライベートな質問なら、完全に回答を拒否できます。
難しい質問なら「わかりません」と、正直に伝えてもいいでしょう。

最小限に答える様子は、簡潔でわかりやすくても、アピールの力が弱い。

「聞かれたことに答える」
面接におけるコミュニケーションの基本です。
たしかに面接では、簡潔にわかりやすく答えることが求められます。

「大変だったことは何ですか」という質問でありがちな、食い違い。

「大学生活で大変だったことは何ですか」
面接で聞かれる、定番の質問の1つです。
聞かれたとおりに答えればいいのですが、ここでよくある食い違いがあります。

面接官の発言に矛盾を見つけたときは、指摘したほうがいいのか。

面接官にも、失言があります。
あれこれ発言をしていると、面接官も気づかないまま、矛盾を言ってしまうことがあります。
たとえば、面接官が「仕事ではスピードが大切」という話をしたとします。

面接で、怒ったり泣いたりするのはいいのか。

面接では、不快な質問をされることがあります。
失礼な質問をされれば、怒りを感じる人もいるでしょう。
圧迫面接では、怖くなって泣きそうになることもあるでしょう。

面接では、履歴書と同じことを話してもいいのか。

履歴書には、あらかじめ自己PRや志望動機を書きます。
面接本番でも、面接官から自己PRや志望動機を聞かれますが、ふと疑問が湧きます。
面接でも、履歴書と同じことを話してもいいのでしょうか。

面接のときだけ、正しい姿勢になっていないか。

面接では、正しい姿勢が大切です。
正しい座り方を、おさらいします。
椅子の背の側を、3分の1ほど空けた状態で座りましょう。

志望業界と志望企業の業界は、一致していることが基本。

「ほかの業界にも興味はありますが、入社したい企業は御社です」
こんな一言に心当たりはありませんか。
ある志望企業があれば、その企業が所属する業界にも興味を持っているのが普通です。

メモを取りながら、面接を受けてもいいのか。

メモを取りながら面接を受けてもいいのでしょうか。
たしかにメモを取る姿を見せれば、意欲や熱意を伝えやすくなると思われます。
熱心にメモを取っていれば、面接官の質問を度忘れすることもないでしょう。

言葉がつかえたときは、どうするか。

話している途中、言葉がつかえることがあります。
言い出しの言葉を、スムーズに発音できなかった。
舌を噛んで、変な発音になった。

独立を考えている人は、面接で伝えるべきか。

応募者の中には、将来、独立の野望を抱く人もいるでしょう。
会社員として働きながら、知識や技術を身につけた後、独立するという流れです。
個人事業主として自営業を希望する人もいれば、会社を興したい人もいるはずです。

事情があって残業ができない場合は、正直に伝えたほうがいいのか。

何らかの事情で、残業ができない場合があります。
持病・通院・育児・介護など、事情はさまざま。
資格の学校に通っているため、残業が難しい状況もあるでしょう。

趣味や特技に、ギャンブルをアピールするのは、大丈夫なのか。

大学時代に、ギャンブルを経験する人もいるでしょう。
パチンコ・マージャン・競馬などです。
趣味や特技を問われたとき、ギャンブルをアピールするのは、問題ないのでしょうか。

採用に関係がないような質問をされたとき、どうするか。

面接では、採用に関係のないような質問をされることがあります。
多くの場合、応募者の緊張をほぐすのが狙いです。
ささいな質問をしながら雰囲気が柔らかくなれば、お互いにとって、面接がしやすくなるでしょう。

リーダーや代表などの経験がない場合、どうアピールすればいいのか。

代表役の経験は、自己PRの絶好のネタです。
たとえば、リーダー・責任者・実行委員などです。
代表役の実績があれば、指導力・統率力・コミュニケーション能力などがある、客観的証明の1つになります。

花粉症で鼻水が止まらない。
面接中の鼻水は、どうすればいいのか。

花粉の季節と言えば、花粉症です。
花粉症の人は、常に鼻水が垂れて苦労する人も多いでしょう。
鼻が蛇口であるかのように、水のような鼻水が常に流れ続ける人も多いと聞きます。

1次面接で話した内容を、2次面接でも話していいのか。

2次面接では、1次面接で聞かれたことを、もう一度聞かれることがあります。
たとえば、1次面接で志望動機を聞かれたにもかかわらず、2次面接でも、志望動機を再び聞かれるなどです。
同じ質問に同じ答えを返すのは、陳腐でよくないような気がしますが、実際はどうでしょうか。

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