面接のノックは、3回が基本です。
2回のノックは「トイレ用」とされているため、正しくは3回が適切です。
細かい点ですが、ノックの回数を確認する面接官もいるため、配慮しておくといいでしょう。
目を見て話すのは、会話の基本。
目をそらしていると、自信がないように見え、印象が良くありません。
面接でも、面接官の目を見て話すことが基本ですね。
雇用形態には、大きく分けて2種類あります。
正規雇用と非正規雇用です。
正規雇用とは、正社員です。
面接室のドアを開けてから、椅子に座るまでの場面を思い出してください。
ドアを閉めてから、椅子の横に立ち、面接官に挨拶と一礼をしてから椅子に座りますね。
このときの手の位置について、ときどき見かけるマナー違反があります。
「ギャップが激しい」
そんなことを言われることはありませんか。
世の中には、第一印象と内面のギャップが激しい人がいるものです。
1分でも、遅刻は遅刻。
面接に遅れそうとわかれば、採用担当者に早めの連絡を心がけましょう。
遅れるのが確実になった時点で連絡を入れるより、遅れそうだとわかった時点で連絡を入れるほうが安心です。
面接官の中には、優しい言葉をかけてくれる人がいます。
「気楽にしてください」です。
「リラックスしてください」「自由にしてください」「いつもどおりにしてください」などの言葉の場合もあります。
「自己紹介を3分でお願いします」
そう言われたなら、3分を目安に自己紹介しましょう。
「そんなにたくさん話すことはない」と思うかもしれませんが、やはり短すぎるのは良くありません。
面接では、終始、笑顔を心がけましょう。
入室から退出まで、基本的に笑顔です。
笑顔がない人は、いくら履歴書が立派でも、不採用の可能性が急激に高くなると言っていいでしょう。
面接で大切なのは、笑顔だけではありません。
へらへら笑ってばかりでは、明るい雰囲気は出ますが、軽い印象になるでしょう。
物事を深く考えず、軽々しく行動する性格ではないかと誤解される場合があります。
面接対策の本には、次のようなアドバイスがよく見られます。
「面接中は、明るい表情になりましょう」
「面接中は、真面目な表情になりましょう」
面接前に、聞かれるであろう質問の準備は、常識です。
確実に聞かれるであろう自己PRと志望動機については、しっかり内容を準備しておきます。
「聞かれるのではないか」と予想できれば、答えるべき内容もしっかり考え、覚えようとするでしょう。
面接で突っ込まれやすい3つの形容詞があります。
「いろいろ」「さまざま」「たくさん」です。
私たちが普段言いやすい言葉ですね。
回答ができない質問をされたとき、どう答えるかです。
プライベートな質問なら、完全に回答を拒否できます。
難しい質問なら「わかりません」と、正直に伝えてもいいでしょう。
「聞かれたことに答える」
面接におけるコミュニケーションの基本です。
たしかに面接では、簡潔にわかりやすく答えることが求められます。
「大学生活で大変だったことは何ですか」
面接で聞かれる、定番の質問の1つです。
聞かれたとおりに答えればいいのですが、ここでよくある食い違いがあります。
面接官にも、失言があります。
あれこれ発言をしていると、面接官も気づかないまま、矛盾を言ってしまうことがあります。
たとえば、面接官が「仕事ではスピードが大切」という話をしたとします。
面接では、不快な質問をされることがあります。
失礼な質問をされれば、怒りを感じる人もいるでしょう。
圧迫面接では、怖くなって泣きそうになることもあるでしょう。
履歴書には、あらかじめ自己PRや志望動機を書きます。
面接本番でも、面接官から自己PRや志望動機を聞かれますが、ふと疑問が湧きます。
面接でも、履歴書と同じことを話してもいいのでしょうか。
面接では、正しい姿勢が大切です。
正しい座り方を、おさらいします。
椅子の背の側を、3分の1ほど空けた状態で座りましょう。
「ほかの業界にも興味はありますが、入社したい企業は御社です」
こんな一言に心当たりはありませんか。
ある志望企業があれば、その企業が所属する業界にも興味を持っているのが普通です。
メモを取りながら面接を受けてもいいのでしょうか。
たしかにメモを取る姿を見せれば、意欲や熱意を伝えやすくなると思われます。
熱心にメモを取っていれば、面接官の質問を度忘れすることもないでしょう。
話している途中、言葉がつかえることがあります。
言い出しの言葉を、スムーズに発音できなかった。
舌を噛んで、変な発音になった。
応募者の中には、将来、独立の野望を抱く人もいるでしょう。
会社員として働きながら、知識や技術を身につけた後、独立するという流れです。
個人事業主として自営業を希望する人もいれば、会社を興したい人もいるはずです。
何らかの事情で、残業ができない場合があります。
持病・通院・育児・介護など、事情はさまざま。
資格の学校に通っているため、残業が難しい状況もあるでしょう。
大学時代に、ギャンブルを経験する人もいるでしょう。
パチンコ・マージャン・競馬などです。
趣味や特技を問われたとき、ギャンブルをアピールするのは、問題ないのでしょうか。
面接では、採用に関係のないような質問をされることがあります。
多くの場合、応募者の緊張をほぐすのが狙いです。
ささいな質問をしながら雰囲気が柔らかくなれば、お互いにとって、面接がしやすくなるでしょう。
代表役の経験は、自己PRの絶好のネタです。
たとえば、リーダー・責任者・実行委員などです。
代表役の実績があれば、指導力・統率力・コミュニケーション能力などがある、客観的証明の1つになります。
花粉の季節と言えば、花粉症です。
花粉症の人は、常に鼻水が垂れて苦労する人も多いでしょう。
鼻が蛇口であるかのように、水のような鼻水が常に流れ続ける人も多いと聞きます。
2次面接では、1次面接で聞かれたことを、もう一度聞かれることがあります。
たとえば、1次面接で志望動機を聞かれたにもかかわらず、2次面接でも、志望動機を再び聞かれるなどです。
同じ質問に同じ答えを返すのは、陳腐でよくないような気がしますが、実際はどうでしょうか。
面接のノックは、3回が基本です。
2回のノックは「トイレ用」とされているため、正しくは3回が適切です。
細かい点ですが、ノックの回数を確認する面接官もいるため、配慮しておくといいでしょう。
この3回のノックですが、早さと強さによって、印象が変わります。
わざと素早くノックをしてみてください。
たとえば、1秒以内で、3回ノックです。
勢いのあるノックは元気があっていいのですが、一方で、少し乱暴な印象を受けるのではないでしょうか。
怒っていたり焦っていたりしているのではないかと、思わぬ誤解を与えやすくなります。
3回のノックは、ゆっくりを心がけましょう。
目安としては、2秒間で3回のノックです。
ノックの強さにも、注意が必要です。
3回のノックを、わざと弱くしてみてください。
元気のないノックは、弱々しい印象を与えるでしょう。
面接官がノックに気づかないこともあり得ます。
一方で、ノックを強くしてみてください。
大きな音が部屋に鳴り響くため、これもまたやはり乱暴です。
ノックの強さは、弱すぎず強すぎず、適度を心がけましょう。
面接前は、ノックの練習もしたほうがいいかもしれません。
3回のノックも、印象の1つです。
面接では、常に落ち着いた動作を心がけることが大切です。
目を見て話すのは、会話の基本。
目をそらしていると、自信がないように見え、印象が良くありません。
面接でも、面接官の目を見て話すことが基本ですね。
ただし、面接官の目を見るとはいえ、凝視も良くありません。
ずっと見続けていると、相手に威圧感を与えてしまいます。
普段の会話なら、目をそらすタイミングは「3秒前後で1回が適度」といわれています。
面接では、自信を伝える必要があるため「5秒前後で1回が適度」と考えていいでしょう。
さて、問題は目をそらすとき、どこを見るかです。
露骨に下を向けば、自信がないように見られるでしょう。
時計を見れば「早く帰りたいのか」と誤解されるでしょう。
壁を見ていれば「ほかのことを考えているのか」と誤解されます。
目をそらしても、視線のやり場に困る人も多いはずです。
そんなとき、面接官の顎や首あたりを見ましょう。
顔を動かさず、目だけそらすのがポイントです。
面接官に顔を向けたまま、目をそらすことができるため、自然に見えます。
もし複数の面接官がいるときは、話の区切りごとにそれぞれの面接官を見て話せば、自然に見えます。
雇用形態には、大きく分けて2種類あります。
正規雇用と非正規雇用です。
正規雇用とは、正社員です。
非正規雇用は、パートタイマー・アルバイト・臨時社員・派遣社員・契約社員などです。
正規雇用を募集する面接は、非正規雇用を募集する面接と比べると、厳しい傾向があります。
正規雇用は、長期の雇用を前提としているため、一度雇うと簡単には解雇できません。
そのため就職で求められる条件も、非正規雇用より厳しくなる傾向が強いのです。
では、非正規雇用の面接は適当にすれば採用されるかというと、それも違います。
適当な気持ちで面接を受けても、不採用になるでしょう。
面接官から見て、低い意識や準備不足は、一目でわかります。
「非正規雇用の面接だから適当にやっている」とわかると、やはり印象が良くありません。
だらしない姿勢を見れば、雇ったとしても、仕事で手抜きをすることが予想されるでしょう。
低い意識や準備不足では、どの面接を受けても、不採用になるのは明白です。
非正規雇用だからとはいえ、手抜きをしないことです。
履歴書の自己PRや志望動機も、しっかり書きましょう。
面接も、スーツが好ましい。
非正規雇用の面接でも、やはり面接の練習は必要です。
丁寧すぎる態度で、不利になることはありません。
高い意識や入念な準備は、雇用形態にかかわらず、すべての面接で必要なのです。
面接室のドアを開けてから、椅子に座るまでの場面を思い出してください。
ドアを閉めてから、椅子の横に立ち、面接官に挨拶と一礼をしてから椅子に座りますね。
このときの手の位置について、ときどき見かけるマナー違反があります。
体の後ろに、手を隠す態度です。
体の後ろで手と手を結べば、楽に感じる人も多いでしょう。
そういう姿勢が普段から癖になっている人もいるのではないでしょうか。
もちろんプライベートではいいのですが、面接のような公式の場では、注意が必要です。
手を体の後ろに隠すと、悪気はなくても、誤解されやすい。
楽をしているような様子が、かえって相手に失礼な印象を与える場合があります。
体の後ろに何かを隠している様子にも見え、不信感を抱かせる原因になる場合もあるのです。
当然ですが、手を後ろに組んだままのお辞儀も、印象が良くありません。
では、正しい手の位置はどうすればいいのか。
男性なら体の脇にそろえましょう。
女性なら前で両手をそろえると、美しく見えます。
相手から手が見える位置にあることで「あなたと話したい」という印象を与えることができます。
「ギャップが激しい」
そんなことを言われることはありませんか。
世の中には、第一印象と内面のギャップが激しい人がいるものです。
おっとりして見えるが、実は活動的。
気弱そうに見えるが、実は体育会系。
おとなしそうに見えて、実はおしゃべり。
もし第一印象とのギャップについて、他人からよく指摘されるなら、懸念点が1つあります。
1次面接で苦戦する可能性です。
たとえば「おっとりして見えるが、実は活動的」というギャップを持つ人がいるとします。
1次面接は、短時間の勝負です。
集団面接で60分の時間があっても、6人の応募者がいれば、1人当たり10分しかありません。
短い時間では第一印象が重視されるため「おっとりして見える」が強調されることがあるのです。
ギャップがあることを理解されないまま、第一印象が、その人の人柄であると誤解されます。
誤解された第一印象のため、アピールをしても思うように伝わらず、1次面接で苦戦する傾向があるのです。
もし「ギャップが激しい」とよく言われるなら、あらかじめ自分のギャップについて説明したほうがいいでしょう。
「私はよくギャップがあると言われます。おっとりして見えるかもしれませんが、実は活動的です。たとえば~」
ギャップがあることを自己申告すれば、早めに面接官の誤解を解けるでしょう。
1分でも、遅刻は遅刻。
面接に遅れそうとわかれば、採用担当者に早めの連絡を心がけましょう。
遅れるのが確実になった時点で連絡を入れるより、遅れそうだとわかった時点で連絡を入れるほうが安心です。
早めに連絡をしておけば、遅刻になっても、悪印象を和らげることができます。
さて、事情があって遅刻したときに心がけたいことがあります。
言い訳はせず、まず謝罪です。
言い訳をしたくなっても、ぐっとこらえましょう。
人身事故であれ、交通渋滞であれ、遅刻をした事実に変わりありません。
言い訳とは、いわば責任転嫁。
自分に過ちがないとわかっていても「自分は悪くない」と言わんばかりの説明は、すっきりしない印象を与えます。
面接は本来、多少の遅延があっても間に合うよう、少し早めに家を出るのが基本です。
多少の交通渋滞くらいで遅れたなら、自己管理が不十分と判断され、印象がさらに悪化するでしょう。
必要なのは、誠意のある謝罪です。
「遅れてしまい、申し訳ございませんでした」と、きちんと丁寧に謝りましょう。
誠意を込めて謝罪すれば、事情があって遅刻になっても、悪印象が和らぐでしょう。
謝罪を通して、誠意があることをアピールできるチャンスになることもあります。
当たり前の礼儀作法ですが、忘れやすい礼儀作法でもあります。
いま一度、しっかり心に留めておきましょう。
面接官の中には、優しい言葉をかけてくれる人がいます。
「気楽にしてください」です。
「リラックスしてください」「自由にしてください」「いつもどおりにしてください」などの言葉の場合もあります。
応募者が緊張しすぎていると、面接官としても、応募者の本当の人物像が把握しにくくなります。
応募者の緊張を少しでも和らげ、普段の様子を見たいというのが狙いです。
もちろん面接官に悪気はありません。
しかし「気楽にしていい」と言われたからと言って、本当に気楽にするのは注意したほうがいいでしょう。
気持ちを緩めてしまえば、やはり失言や失態を犯しやすくなります。
一度発言した言葉は、撤回するのが難しくなります。
一度失態を見せれば「それが本性」と思われます。
優しい言葉を本気で受け止めると、失言や失態が増え、後悔するでしょう。
「気楽にしてください」という一言を言われても、やはり最低限の緊張感は必要です。
優しい言葉に流されず、大切な場である意識を持ち続けましょう。
「自己紹介を3分でお願いします」
そう言われたなら、3分を目安に自己紹介しましょう。
「そんなにたくさん話すことはない」と思うかもしれませんが、やはり短すぎるのは良くありません。
30秒や1分で終わらせると、その程度の意欲と思われます。
自己紹介や志望動機の量が少ないのは、やはり悪い印象につながる場合が多いと考えたほうがいいでしょう。
もし、話すことがなければ、話すスピードを遅くすれば調整しやすくなります。
時間稼ぎになるだけでなく、落ち着いている印象も与えられます。
では、話が長ければ意欲が伝えられるかというと、それも違います。
話が長すぎるのもNGです。
「たくさん話すほうが意欲を見せられる」と思い、5分以上話し続けると、今度は「ルールを守れない人」と思われるでしょう。
「3分で」と言われれば、3分前後でまとめましょう。
最低でも、2分30秒は、話したいところです。
面接前、時計を準備して、3分でまとめる練習をしておくといいでしょう。
3分という感覚を、体に染み込ませておきましょう。
面接では、終始、笑顔を心がけましょう。
入室から退出まで、基本的に笑顔です。
笑顔がない人は、いくら履歴書が立派でも、不採用の可能性が急激に高くなると言っていいでしょう。
なぜ面接では、笑顔が大切なのか。
それは「一緒に働きたい」と思わせる力があるからです。
面接では「一緒に働きたい」と思わせる人が、合格します。
笑顔は「社交性がある」「性格が明るい」「元気がある」など、ポジティブなイメージを連想させる力があります。
暗くなっている職場に、明るさをもたらしてくれそうです。
企業を活性化させてくれそうです。
笑顔には、そうしたポジティブなイメージを連想させる力があります。
つまり、笑顔そのものが、立派な自己PRなのです。
特に集団面接では、笑顔の人に注目が集まります。
面接では緊張して硬い表情になりがちですが、少しでも明るい表情を心がけましょう。
口角を少し上げるだけで、とてもいい表情になります。
面接で大切なのは、笑顔だけではありません。
へらへら笑ってばかりでは、明るい雰囲気は出ますが、軽い印象になるでしょう。
物事を深く考えず、軽々しく行動する性格ではないかと誤解される場合があります。
笑顔も大切ですが、笑顔がすべてではありません。
真面目な表情も大切です。
真面目な話にふさわしいのは、真面目な表情。
特に自己PRや志望動機を話すときは、真面目な表情で語ると、就業意欲が伝わりやすくなります。
きりりと引き締まったまなざしで語ると、冗談や遊びでない、真剣な気持ちがひしひし伝わるでしょう。
発言は同じでも、語るときの表情が変わるだけで、まったく違う印象になるのです。
さて、ここからが本題です。
真面目な表情の練習をしたことがあるでしょうか。
表情といえば、笑顔が取り上げられがちですが、真面目な表情も欠かせません。
笑顔の練習はあっても、真面目な表情の練習は、意外に少ないのではないでしょうか。
話す練習と同様、真面目な表情も練習が必要です。
顎を引く。
口元に力を入れる。
目を細める。
真面目な表情をすると、いつもより知的に見えます。
どうすれば真面目な表情に見えるか、鏡の前で研究してみてください。
面接では、笑顔と真面目な表情を、使い分けることです。
笑顔を心がけつつ、真面目な気持ちを伝える場面では、真面目な表情を心がけます。
自己PRや志望動機は、真面目な表情で語るほうが、より強い説得力が生まれます。
面接対策の本には、次のようなアドバイスがよく見られます。
「面接中は、明るい表情になりましょう」
「面接中は、真面目な表情になりましょう」
「どちらが正しいのか」と困惑するでしょう。
実は、どちらも正しいのです。
まず面接は、明るい表情で受けるのが基本です。
明るい表情とはいえ、大げさな笑顔は不要です。
口を閉じたまま、ほんの少しだけ口角を上げた程度の笑顔を保ちながら、面接を受けます。
明るくてポジティブな印象が面接官に伝わります。
では、いつもにこにこしていればいいかというと、そうではありません。
明るい表情だけでは、明るさは伝わっても、真剣な様子が伝わりません。
そこで必要なのが、真面目な表情です。
たとえば、自己PRや志望動機など、意欲や熱意を伝える場面では、真面目な表情になりましょう。
真面目な表情で語るほうが、言葉に説得力が生まれ、意欲や熱意がより伝わりやすくなります。
いちばん避けたいのが、無表情です。
何を考えているのかわからないため、面接官を不安にさせるのです。
明るい表情と真面目な表情を、場面によって使い分けるのが正解です。
面接前に、聞かれるであろう質問の準備は、常識です。
確実に聞かれるであろう自己PRと志望動機については、しっかり内容を準備しておきます。
「聞かれるのではないか」と予想できれば、答えるべき内容もしっかり考え、覚えようとするでしょう。
さて、回答を準備するのはいいのですが、1つ、注意があります。
できれば、言葉の丸暗記は、避けたほうが無難です。
一字一句、間違えずに答えようとすると、棒読みのような答え方になりがちです。
「どこかの本から取ってきた内容を、そのまま口にしているだけだろう」と思われ、印象が良くありません。
言葉は立派でも、信用に欠けるため、面接官の心にすっと入ってこないのです。
また、回答の丸暗記は、緊張しやすい状態をつくり出す副作用もあります。
完全に答えようとするプレッシャーのため、緊張しやすくなるのです。
少しでも間違えれば「しまった」と自分を追い込み、動揺しやすくなるでしょう。
回答の丸暗記は、できても、避けることをおすすめします。
質問への回答は、要点だけ押さえておけばいいのです。
「ここが重要」という部分だけ、しっかり暗記しておけば十分です。
面接本番では、雰囲気や流れを意識しながら答えると、自然になります。
「自分が考えた言葉で話している」という印象が強くなり、面接官の心に響きやすくなるのです。
面接で突っ込まれやすい3つの形容詞があります。
「いろいろ」「さまざま」「たくさん」です。
私たちが普段言いやすい言葉ですね。
意味を大まかに伝えたいとき、便利な言葉です。
しかし、大まかに伝えられるからこそ、面接では注意が必要です。
抽象的な形容詞は、意味がぼんやりしているため、面接官はツッコミたくなるはずです。
「いろいろな経験をしたい」
そう聞いた面接官は「いろいろな経験とはどんな経験だろうか」と思うでしょう。
「さまざまな土地に旅行をした」
そう聞いた面接官は「さまざまな土地とはどこだろうか」と思うでしょう。
「たくさん仕事をしたい」
そう聞いた面接官は「たくさんの仕事とはどのくらいの量なのか」と思うでしょう。
自己PRや志望動機の中に抽象的な形容詞がある場合は、具体的な表現に変えましょう。
たとえば「いろいろな経験をしたい」は「運用と開発の両方を経験したい」と、明確に言い換えます。
固有名詞もきちんと使いましょう。
「さまざまな土地に旅行をした」は「アメリカのロサンゼルスとドイツのミュンヘンに旅行した」と言います。
数字を使うのも良い方法です。
「たくさんの仕事」は「営業の電話は、1日に100本以上を目標にしたい」と具体的な数字を含めます。
固有名詞や数字を使って具体的に伝えると、面接官も意味をしっかり理解できます。
回答ができない質問をされたとき、どう答えるかです。
プライベートな質問なら、完全に回答を拒否できます。
難しい質問なら「わかりません」と、正直に伝えてもいいでしょう。
しかし、完全に回答を拒否した答え方では、会話が中断します。
面接では、できるかぎり答える努力を心がけたほうが、明るい雰囲気を維持できるでしょう。
では、どう答えればいいか。
答えられるところまで少し範囲を広げるのです。
「それについては答えられませんが、こういうことならお答えできます」という答え方です。
たとえば「あなたの父親は、どの企業に勤めていますか」という質問をされたとします。
「プライベートなことなのでお答えできません」と完全に拒否もできますが、少し冷たい印象がありますね。
では、次のように言い換えてはどうでしょうか。
「詳しくはお答えいたしかねますが、介護関係の仕事に携わっております」
具体的に答えられなければ、抽象的に答える。
わからない質問は、わかるところだけでも答える。
こうすれば、会話が中断することなく継続できます。
具体的な企業名を避けたことから、面接官は、答えたくない意図を察してくれるはずです。
「お答えできません」「わかりません」など、完全に拒否する答え方は最後の手段。
範囲を広げたり言い方を変えたりなど、答え方を工夫してみてください。
完全な答え方ができなければ、部分的な答え方だけでも心がけたほうが得策です。
「聞かれたことに答える」
面接におけるコミュニケーションの基本です。
たしかに面接では、簡潔にわかりやすく答えることが求められます。
しかし、簡潔にわかりやすく答えるつもりが、聞かれたことに最小限で答える状態になっていることがあります。
たとえば、面接官から「あなたは明るい性格ですか」と聞かれたとします。
質問に対して「はい。明るい性格だと思います」と答えたとしましょう。
間違っていませんが、理想的でもありません。
聞かれたことに、最小限で答えているだけ。
一言で会話が終わるため、アピールが弱く、物足りなさを感じるものです。
「できるだけ詳しく答えたくない」と、ネガティブに誤解されるかもしれませんね。
ここで必要なのが、補足です。
面接は自己PRの場なのですから、できれば補足を加えて答えるように心がけましょう。
「はい。私は明るい性格だと思います。普段から友人と話すことも好きです。大学時代、サークルのリーダーもしていました」
こう言われれば、面接官は深くうなずいてくれるでしょう。
積極的に補足を加える様子から「少しでも伝えたい」「わかってほしい」などの気持ちも伝わります。
「サークルのリーダー」という一言に興味を引かれ、次の話題にもつながりやすくなるでしょう。
補足を加えることで、アピールの力を強化させることができるのです。
ただし、注意点もあります。
補足はあくまで補足です。
補足が長くなったり聞いていないことまで答えたりすると、かえってくどい印象が強くなります。
補足は限度を超えないよう、適度の範囲を心がけましょう。
「大学生活で大変だったことは何ですか」
面接で聞かれる、定番の質問の1つです。
聞かれたとおりに答えればいいのですが、ここでよくある食い違いがあります。
それは、応募者にとって大変だったことが、客観的に見たとき、大変と限らないことです。
つまり、応募者だけが大変だと感じている状態です。
たとえば、応募者には生まれつき体が弱い事情があったとします。
大変だったこととして「マラソン大会で5キロを完走した」と話したとします。
これを聞いた面接官は「それは大変なことなのか。誰でもできるのではないか」と拍子抜けするでしょう。
面接官は、応募者が生まれつき体が弱いことを知りません。
メッセージがうまく伝わらず、食い違いが起こるのです。
自分の気持ちや事情に偏って答えると、会話に食い違いが生じる可能性があります。
大変だったことを聞かれたときは、客観的に見ても、大変だったことを答えるのが適切です。
あなたが大変だったとアピールしようとする内容は、客観的に見ても大変なことでしょうか。
誰が見聞きしても「それは大変でしたね」と思われる内容を選ぶのが適切です。
自分に問いかけたうえで、正しい回答を心がけましょう。
面接官にも、失言があります。
あれこれ発言をしていると、面接官も気づかないまま、矛盾を言ってしまうことがあります。
たとえば、面接官が「仕事ではスピードが大切」という話をしたとします。
その後「仕事は余裕を持ってやることが大切」と言えば、先ほどの発言と矛盾していると気づきます。
応募者としては「矛盾しています」と指摘したいところですが、どうでしょうか。
まず、矛盾の度合いによります。
はっきりさせないと会話が続けられないような大きな矛盾は、やはり言ったほうがいいでしょう。
指摘するときは、できるだけ低姿勢で、柔らかい言葉遣いを心がけることが大切です。
しかし、そうしたやむを得ない状況を除き、基本的に小さな矛盾は、指摘しないほうが無難です。
面接官に反論すると、会話の流れが悪くなります。
ちょっとした指摘によって、場の雰囲気が悪くなるのは、よくあることです。
雰囲気が悪くなれば、面接の緊張感が増し、会話しづらい状況になる可能性があります。
また、指摘することで、面接官を不機嫌にさせることもあるでしょう。
面接官も、人間です。
不機嫌になれば、応募者の言い分は正しくても、心理的に評価を落としたくなるものです。
「矛盾は面接でよくあること」と思い、仕方ない場合を除き、気づかないふりをするのが得策です。
小さな矛盾には目をつぶり、スムーズな会話を第一に考えましょう。
面接では、不快な質問をされることがあります。
失礼な質問をされれば、怒りを感じる人もいるでしょう。
圧迫面接では、怖くなって泣きそうになることもあるでしょう。
面接で、怒ったり泣いたりするのはいいのでしょうか。
基本的に、NGです。
面接でネガティブな感情表現は、避けるようにしましょう。
面接官も、悪気があるわけではありません。
応募者の精神力を確かめるため、面接官は、わざと不快な質問をすることがあります。
悔しいこと、嫌なこと、腹が立つことなどを言われても、我慢です。
見せて良い感情表現は、楽しさや喜びだけです。
基本的に面接中は、終始、にこりとした笑顔を心がけましょう。
不快な質問をされたときは「自分は今、試されているんだな」と思い、平然とした態度を見せることが大切です。
むしろ、失礼な質問であるほど、にこりとした表情を心がけましょう。
面接官は、あなたを強い精神力の持ち主と感じて、評価を上げるはずです。
履歴書には、あらかじめ自己PRや志望動機を書きます。
面接本番でも、面接官から自己PRや志望動機を聞かれますが、ふと疑問が湧きます。
面接でも、履歴書と同じことを話してもいいのでしょうか。
もちろん同じ質問ですから、同じ内容を話しても大丈夫です。
同じことを話しても、面接官も承知ですから、自然に話していいでしょう。
ただし、内容は同じでも、加えてほしいことが2つあります。
「補足情報」と「真剣な気持ち」です。
履歴書の欄は限られているため、必要最低限の内容になっているでしょう。
面接では、履歴書では書ききれなかった補足情報を加えて話すことが重要です。
よりわかりやすく具体的になるよう、面接官の反応を見ながら話を発展させていくようにしましょう。
真剣な気持ちがあるとはいえ、書面だけでは限界があります。
同じことを話しつつ、履歴書だけでは伝わらない真剣な気持ちを強調しながら話しましょう。
話すときは、しっかりと相手の目を見る。
元気な声で、はきはきと話す。
説明で強調したいところは、ボディーランゲージを活用する。
話し方を工夫して、書面だけでは伝えられない意欲や熱意をより強く伝わるようにします。
真剣な気持ちを態度で見せることで、言葉の説得力がいっそう強くなるのです。
面接では、正しい姿勢が大切です。
正しい座り方を、おさらいします。
椅子の背の側を、3分の1ほど空けた状態で座りましょう。
座ったときは、椅子の背にもたれません。
背筋は、まっすぐ上に伸ばした状態が理想です。
男性の場合は、足は肩幅に広げ、手は軽く握って、膝の上に置きます。
女性の場合は、両膝・かかと・つま先を付けて、手を重ねて膝の上に置きます。
手を重ねるときは、左手を上にするのが基本です。
正しい姿勢を心がけることで、誠実・真面目・知的などの印象が伝わります。
さて、本題はここからです。
面接のときだけ、正しい姿勢になっていないでしょうか。
面接のときだけ正しい姿勢になれば十分と思いますが、注意したい考え方です。
面接のときだけ正しい姿勢の人は、面接官から見て、すぐわかります。
普段、態度の悪い人が、好きな人の前に限って優しい態度になるのと同じです。
普段していないことを突然しようとすると、ちぐはぐになります。
「不自然」「肩に力が入っている」などの様子が、相手に伝わるのです。
それは、面接でも同じです。
面接のときだけ、正しい姿勢になるのではありません。
普段だらしなく座っている人が、面接に限って正しい姿勢をすると、ちぐはぐになります。
そもそも正しい姿勢は、面接のときだけでなく、普段から心がけることが大切です。
普段からできていれば、面接のときだけ特別に意識する必要はありません。
普段どおりの姿勢をするだけでよくなるのです。
「ほかの業界にも興味はありますが、入社したい企業は御社です」
こんな一言に心当たりはありませんか。
ある志望企業があれば、その企業が所属する業界にも興味を持っているのが普通です。
たとえば、アパレル企業の面接なら、アパレル業界にも興味関心があって当然ですね。
IT企業の面接なら、IT業界にも興味関心があるはずです。
ところが、志望業界と、志望企業の業界が一致しない学生をときどき見かけます。
面接官は、こうした不自然な一言に感覚を抱き、鋭い突っ込みが入るでしょう。
「入社できるならどこでもいい」という印象があり、志望動機を疑われやすくなります。
興味関心の対象があやふやで、成り行き任せである印象も与えるでしょう。
志望業界と志望企業の業界が不一致であるのは、なかなか考えにくい状況です。
志望業界と志望企業の業界は、一致していることが基本です。
業界への興味が先にあり、次に、その業界に所属する企業への興味です。
この順番を間違えないことです。
いま一度、自分の考えを整理してみましょう。
志望業界と志望企業の業界は、きちんと一致していますか。
もし不一致になる事情があるなら、質問される前に説明をしておくほうが、誤解を防げます。
メモを取りながら面接を受けてもいいのでしょうか。
たしかにメモを取る姿を見せれば、意欲や熱意を伝えやすくなると思われます。
熱心にメモを取っていれば、面接官の質問を度忘れすることもないでしょう。
しかし、基本的に面接中のメモは、おすすめしません。
面接官とのコミュニケーションの妨げになるからです。
応募者がメモを取っている最中は、面接官との会話が中断します。
会話が途切れるのは、会話以前の問題であり、印象が良くありません。
基本的に、面接中は面接官との会話に集中しましょう。
姿勢を正して、面接官の目を見て話します。
話をするときは堂々として、話を聞くときには、適度にうなずきます。
時には、身ぶりや手ぶりで説明をするといいでしょう。
面接に集中するほうが、面接官に意欲や熱意を、しっかりアピールできます。
ただし、メモをしないとはいえ、メモ帳の持参は必須です。
面接では、勤務体系や勤務条件など、重要な話をすることがあります。
書き留める必要のある話が始まれば、メモ帳を取り出し、メモを取ってかまいません。
状況を見ながら判断しましょう。
話している途中、言葉がつかえることがあります。
言い出しの言葉を、スムーズに発音できなかった。
舌を噛んで、変な発音になった。
うっかり言い間違えた。
こうした経験は、誰にでも一度はあるでしょう。
もちろん日常なら、言い直さず、そのまま話し続けることもできます。
聞き取れない部分があっても、相手は前後の文脈から意味を補ってくれます。
しかし、面接は公式の場ですから、曖昧な発音や言い方は良くありません。
変な発音を放置していると、面接官は別の言葉と聞き間違え、誤解を招く原因になります。
明らかに不自然な発音を、知らない顔で話し続けるのも見苦しいでしょう。
面接で言葉がつかえたときは、きちんと言い直したほうが好印象です。
正しく言い直す姿を見せたほうが、誠実で真剣な様子も伝わります。
ただし、何度も言い直すのも、やはり印象が良くありません。
何度も言い直す場面が何度もあると、やはりすっきりしない印象を与えます。
言い直すのも大切ですが、それ以上に、言い直す場面を減らすように心がけましょう。
話し方は少し遅くなってもいいので、全体的にスローテンポで話すようにします。
大きく口を動かして、一言一言をはっきり発音します。
言い間違いを防げるだけでなく、聞きやすくもなり、好印象になるのです。
応募者の中には、将来、独立の野望を抱く人もいるでしょう。
会社員として働きながら、知識や技術を身につけた後、独立するという流れです。
個人事業主として自営業を希望する人もいれば、会社を興したい人もいるはずです。
さて、将来独立を考えている人は、面接で正直に伝えたほうがいいのでしょうか。
まず、伝えるかどうかは、個人の自由です。
「言わなければ気が済まない」という人は、正直に伝えてもいいでしょう。
夢に向かって進む気持ちは、面接官によく伝わるはずです。
しかし、採用率を高める点で考えれば、伏せておくほうが賢明です。
「いずれ独立する予定」ということは「いずれ辞める予定」ということです。
いずれ独立する話は、立派な志で結構ですが、面接官にとって嬉しい話ではないはずです。
教育にかけた時間・お金・労力が、無駄になります。
いずれ辞めるとわかっている人を採用するのは、心理的に抵抗があります。
社員が辞めれば、採用した面接官にも責任が問われるため「できれば雇いたくない」と思うのが普通です。
また、人の考えが変わるのは、よくあることです。
今は独立したい気持ちがあっても、後になって考えが変わるかもしれません。
考えが変わる意味も含めて、独立を考えていても、面接では伏せておくのが得策です。
何らかの事情で、残業ができない場合があります。
持病・通院・育児・介護など、事情はさまざま。
資格の学校に通っているため、残業が難しい状況もあるでしょう。
「残業ができない」と伝えれば、選考に悪影響が出ると思い、伏せておくべきか迷う人もいるはずです。
さて、この点について基本的な考え方があります。
本当に残業ができない場合は、事情が何であれ、正直に伝えたほうが賢明です。
企業としては、やむを得ない事情で残業をお願いすることもあるでしょう。
もちろん企業は残業を減らす努力をしているはずですが、やむを得ない状況もあります。
たとえば、繁忙期や緊急対応など、避けられない状況があるはずです。
入社してから実は残業ができない事情があることを伝えれば、企業は驚き、業務の調整に慌てるはずです。
職場の人に迷惑をかけたり、人間関係に悪影響を与えたりする可能性もあります。
残業ができないなら、選考に影響する可能性もありますが、事情が何であれ、正直に伝えるのが賢明です。
大学時代に、ギャンブルを経験する人もいるでしょう。
パチンコ・マージャン・競馬などです。
趣味や特技を問われたとき、ギャンブルをアピールするのは、問題ないのでしょうか。
できれば、控えたほうがいいでしょう。
もちろんギャンブルが悪いわけではありません。
ギャンブルは、完全に運に頼るゲームとは限りません。
知識やテクニックなどを駆使すれば、ある程度、勝率を上げることができます。
実際、ギャンブルで生計を立てている人も大勢います。
ギャンブルで稼いだ経験があれば、実績として評価される場合もあるでしょう。
しかし、面接や履歴書では、第一印象が大切です。
採用担当者の中には、ギャンブルに悪い印象を持つ人がいるのも、事実です。
「現実から逃げている」「依存症」など、ネガティブな印象を持つ人もいるでしょう。
ギャンブルが悪いわけではありませんが、誤解を抱きやすい回答は、無難に避けたほうが賢明です。
ギャンブルだけでなく、恋愛やダイエットなど、誤解を与えやすい趣味や特技も控えたほうが無難です。
趣味や特技は、仕事につながるような内容をアピールしましょう。
面接では、採用に関係のないような質問をされることがあります。
多くの場合、応募者の緊張をほぐすのが狙いです。
ささいな質問をしながら雰囲気が柔らかくなれば、お互いにとって、面接がしやすくなるでしょう。
しかし、緊張を和らげるにしては、度が過ぎる質問もあります。
「今、付き合っている人はいるのか」
「車のナンバーを教えてほしい」
「両親の職業について」
採用に関係がないような質問をされれば、答えるのもためらうでしょう。
「なぜ聞かれるのだろう」と思うのではないでしょうか。
個人的なことにかかわる内容は、やはり答えるのに抵抗があるものです。
こうした質問をされたときは、どうするか。
何でも愚直に答えるのではなく、面接官に、質問の意図を確認しましょう。
「今のご質問は、採用とどのような関係がありますでしょうか」
高圧的な態度にならず、柔らかい表情で尋ねましょう。
もしかすると、自分では気づかない意図がある可能性もあります。
採用と関係があるなら、答えられる範囲で、正直に答えましょう。
もし、採用と関係がなければ、返答を避けるのも手です。
はっきりノーと言えるのも、社会人に必要な態度です。
代表役の経験は、自己PRの絶好のネタです。
たとえば、リーダー・責任者・実行委員などです。
代表役の実績があれば、指導力・統率力・コミュニケーション能力などがある、客観的証明の1つになります。
面接でも「代表役の経験はありますか」と聞かれることがあります。
実際に経験があればいいのですが、経験がない人もいるでしょう。
さて、代表役の経験がない場合、どうアピールすればいいのでしょうか。
まず代表役の経験の有無が、採用に直接影響するわけではありません。
採用担当者の本当の興味関心は、企業に貢献できる人物かどうかです。
つまり、代表役の経験にかかわらず、企業に貢献できる点が伝わればいいのです。
では、企業に貢献できる点を見つけるにはどうするか。
そのヒントは、友人からお願いされることに隠されています。
あなたが普段、友人からよくお願いされることは、何ですか。
友人からよくお願いされることは「その能力がある」と認められている証拠です。
よくお願いされることを思い出すことで、自分の強みや得意を発見する手がかりになります。
たとえば、仲介役をお願いされることが多いなら、外部との交渉に優れている可能性があります。
よく相談を求められるなら、聞く力があり、解決策を見つけるのが得意なのかもしれません。
そうした点をアピールすればいいのです。
代表役の経験ではありませんが、企業に貢献できる力をアピールできます。
代表役という狭い範囲にとらわれず、自分ができる能力を客観的にアピールしましょう。
花粉の季節と言えば、花粉症です。
花粉症の人は、常に鼻水が垂れて苦労する人も多いでしょう。
鼻が蛇口であるかのように、水のような鼻水が常に流れ続ける人も多いと聞きます。
花粉症の人が、花粉の季節に就職活動するのは、さぞ苦しいことと思います。
ここでひとつ、疑問が湧きます。
面接中に、垂れた鼻水を拭くため、ハンカチやティッシュを使うのはいいのでしょうか。
答えは単純です。
「使ったほうがいい」です。
熱くて汗が出れば、ハンカチで拭くのと同じ考え方です。
花粉症で鼻水が垂れれば、やはり拭くのが常識です。
鼻水が垂れれば、ポケットからハンカチやティッシュを取り出して、鼻水を対処しましょう。
面接中に、ハンカチやティッシュを使うのは、問題ではありません。
「ハンカチを使うとかっこ悪い」と思うかもしれませんが、鼻水を垂らし続けているほうが、よほど悪い体裁です。
ティッシュで鼻水を拭いたり、ハンカチで鼻を押さえたりなど、工夫しましょう。
鼻水が垂れてからではなく、垂れそうになった時点で対処するのがポイントです。
鼻水が止まらなければ、面接中はいつでも拭けるよう、ハンカチやティッシュを手に持ったままでもかまいません。
花粉症がひどければ、面接時間に合わせて鼻炎薬を飲むのも、1つの案です。
眠くならない薬を選べば、面接の妨げにもならないでしょう。
大変とは思いますが、状況に応じて乗り切りましょう。
2次面接では、1次面接で聞かれたことを、もう一度聞かれることがあります。
たとえば、1次面接で志望動機を聞かれたにもかかわらず、2次面接でも、志望動機を再び聞かれるなどです。
同じ質問に同じ答えを返すのは、陳腐でよくないような気がしますが、実際はどうでしょうか。
基本的に、同じことを話して大丈夫です。
そもそも、同じことを話しても、相手に気づかれないでしょう。
1次面接と2次面接では、面接官が変わるからです。
一般的に2次面接では、1次面接より地位の高い人が担当するはずです。
人が変わるのですから、同じことを話しても問題ないのです。
ただし、理想を言えば、1次面接の答えに肉付けをして答えるといいでしょう。
たとえば、1次面接で足りなかった主張や具体例を加えて発言します。
不足した内容を補えば、より良い内容に近づくでしょう。
この考え方は、3次面接や4次面接でも同じです。
同じ答え方をしつつ、うまく肉付けをして、より素晴らしい内容に仕上げられるよう心がけてみましょう。