執筆者:水口貴博

OB・OG訪問の30のマナー

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熱心な様子を見せることが大切。

熱心な様子を見せることが大切。 | OB・OG訪問の30のマナー

挨拶と自己紹介が終われば、さっそくノートを取り出し、質問を始めましょう。

「いきなり質問を始めると失礼ではないか」と思いますが、逆です。

むしろ、だらだらした時間を過ごすほうが失礼でしょう。

先輩は、雑談をするために会っているわけではありません。

忙しい中、時間を割いて会っていますから、だらだらした時間を作らないのが賢明です。

質問するとき、大事なポイントがあります。

できるだけ熱心な様子を見せながら、質問しましょう。

やはり熱心な人を見ると、応援したくなるのが人間です。

知りたがろうとする姿を見せると、先輩は「頑張っているな」と思い、詳しく話をしたくなります。

話を聞くときは「うんうん」と、適度な相槌あいづちを打ちましょう。

「なるほど」「そうなんですね」「勉強になります」などの一言を加えると、なお熱心な様子が伝わります。

熱心であればあるほど、詳しい話を紹介してくれるでしょう。

自分が知っていることは、できるだけすべて教えたくなるはずです。

OB・OG訪問が有意義になるかどうかは、質問する姿勢しだいと言っても、大げさではありません。

熱心な様子を見せれば、採用担当者が語らない本音が聞けるかもしれません。

OB・OG訪問のマナー(21)
  • 質問するときは、熱心な様子を見せて、有意義な情報を引き出す。
調べてわかることは、わざわざ聞かない。

OB・OG訪問の30のマナー

  1. OB・OG訪問は、特別なことではない。
  2. OB・OG訪問が恥ずかしくて、したくない。
  3. OB・OG訪問をしている人は少ない。
    だから、狙い目。
  4. OB・OG訪問の基本的な流れ。
  5. OB・OGがいない場合、どうするか。
  6. 多くの人が見落としがちな、OB・OG訪問先とは。
  7. 女性がOB・OG訪問をする場合、1人目は女性がよい。
  8. OB・OG訪問を申し込むと、志望動機を聞かれた。
    その意味とは。
  9. 「忙しくて会うのは難しい」と言われたとき、諦めるしかないのか。
  10. 突然の訪問は、マナー違反。
  11. 訪問する日時や場所は、先輩の都合に合わせたほうが好印象。
  12. うるさすぎる場所はいけない。
    静かすぎる場所もいけない。
  13. 複数人でOB・OG訪問をするのは、失礼になるか。
  14. OB・OG訪問を受け付けていない企業は、諦めるしかないのか。
  15. 余裕があれば、手土産も持参したい。__deleted__
  16. 同じ約束の時間でも、学生と社会人では、考え方が違う。
  17. OB・OG訪問では、飲食の注文にも配慮。
  18. 「いろいろ教えてください」は、失礼。
  19. よくありがちな話の脱線を防ぐ方法。
  20. OB・OGとの会話が、採用担当者に伝わることもある。
  21. 熱心な様子を見せることが大切。
  22. 調べてわかることは、わざわざ聞かない。
  23. OB・OG訪問で聞きたい質問例。
  24. 質問順にも注意が必要。
  25. OB・OG訪問で聞かないほうがいい質問例。
  26. 企業に特化した履歴書の確認は、OB・OGが適任。
  27. 確保できる時間を決め、時間内に終わる。
  28. OB・OGに、ほかの社員を紹介してもらう。
  29. OB・OG訪問の後にすべきことは、お礼。
  30. OB・OG訪問を最大限に生かすために必要なのは、近状報告。

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