執筆者:水口貴博

OB・OG訪問の30のマナー

19

よくありがちな話の脱線を防ぐ方法。

よくありがちな話の脱線を防ぐ方法。 | OB・OG訪問の30のマナー

OB・OG訪問でよくありがちなのは、話の脱線です。

聞きたいことからどんどん話がそれてしまい、収拾が付かなくなることがあります。

福利厚生をしているうちに、社員旅行の話になる。

社員旅行の話から個人旅行の話へと広がる。

個人旅行の話から海外の話へと移り、食・人種・文化など、どんどん話がそれていく。

もちろんある程度ならいいのですが、あまりに話が脱線しすぎるのも考えものです。

OB・OG訪問では、1分1秒が貴重です。

時間が限られているため、あまり余計な話に時間を割くわけにはいきません。

OB・OG訪問が終わってから「聞きたいことの半分も聞けなかった」と後悔する状況もあります。

こうした事情を防ぐために必要なのは、質問リストの準備です。

何を聞きたいのか明確にして、箇条書きでまとめておくといいでしょう。

できれば尋ねる順番もはっきりさせておくと、安心です。

リストが目の前にあると、確認しなければいけない心理が働くため、効率よく質問を進めることができます。

もし話が脱線し始めれば「そろそろ次の質問に移ってもいいでしょうか」と切り出しましょう。

時間が重要であることは先輩も承知しているため、快く受け入れてくれるでしょう。

話の脱線も防ぐだけでなく、時間も有効活用できるようになります。

OB・OG訪問のマナー(19)
  • 質問リストを作成して、話の脱線を防ぐ。
OB・OGとの会話が、採用担当者に伝わることもある。

OB・OG訪問の30のマナー

  1. OB・OG訪問は、特別なことではない。
  2. OB・OG訪問が恥ずかしくて、したくない。
  3. OB・OG訪問をしている人は少ない。
    だから、狙い目。
  4. OB・OG訪問の基本的な流れ。
  5. OB・OGがいない場合、どうするか。
  6. 多くの人が見落としがちな、OB・OG訪問先とは。
  7. 女性がOB・OG訪問をする場合、1人目は女性がよい。
  8. OB・OG訪問を申し込むと、志望動機を聞かれた。
    その意味とは。
  9. 「忙しくて会うのは難しい」と言われたとき、諦めるしかないのか。
  10. 突然の訪問は、マナー違反。
  11. 訪問する日時や場所は、先輩の都合に合わせたほうが好印象。
  12. うるさすぎる場所はいけない。
    静かすぎる場所もいけない。
  13. 複数人でOB・OG訪問をするのは、失礼になるか。
  14. OB・OG訪問を受け付けていない企業は、諦めるしかないのか。
  15. 余裕があれば、手土産も持参したい。__deleted__
  16. 同じ約束の時間でも、学生と社会人では、考え方が違う。
  17. OB・OG訪問では、飲食の注文にも配慮。
  18. 「いろいろ教えてください」は、失礼。
  19. よくありがちな話の脱線を防ぐ方法。
  20. OB・OGとの会話が、採用担当者に伝わることもある。
  21. 熱心な様子を見せることが大切。
  22. 調べてわかることは、わざわざ聞かない。
  23. OB・OG訪問で聞きたい質問例。
  24. 質問順にも注意が必要。
  25. OB・OG訪問で聞かないほうがいい質問例。
  26. 企業に特化した履歴書の確認は、OB・OGが適任。
  27. 確保できる時間を決め、時間内に終わる。
  28. OB・OGに、ほかの社員を紹介してもらう。
  29. OB・OG訪問の後にすべきことは、お礼。
  30. OB・OG訪問を最大限に生かすために必要なのは、近状報告。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION