執筆者:水口貴博

子育て上手な父親になる30の方法

13

疲れて育児に参加できないときは、母親へ育児をねぎらう言葉だけでも伝える。

疲れて育児に参加できないときは、母親へ育児をねぎらう言葉だけでも伝える。 | 子育て上手な父親になる30の方法

どうしても疲れて育児に参加できないときがあります。

仕事で疲れて、育児まで回る力が出ない。

家に帰って育児とはいえ、すでに子どもたちは眠ってしまっている。

そういうときは、せめて母親に次の言葉をかけてあげましょう。

「いつもありがとう。おかげで助かっているよ」

母親に育児をねぎらう言葉です。

どんなに疲れていても、この一言くらいは言えるはずです。

たった一言ですが、この言葉があるかないかは、全然違います。

たとえ、父親が十分に育児に参加してくれなくても、この言葉を言われると母は救われます。

きちんと自分の努力や苦労を評価してくれていると感じることができるからです。

むしろ、家族のために朝から夜遅くまで一生懸命に仕事をしてくれる父にも感謝してくれることでしょう。

そういう事情は、いくらかわかってくれるはずです。

お互いに思いやる気持ち、姿勢です。

間違っても「もっとしっかり育児をしろ」なんていう冷たい言葉は言わないことです。

母は頭に来て、夫婦喧嘩の元になります。

母の気持ちを察して、優しい言葉をかけることで、育児は円滑に進んでいくのです。

子育て上手な父親になる方法(13)
  • 母親へ、育児をねぎらう言葉をかける。
叱るというのは、愛を伝えるということ。

子育て上手な父親になる30の方法

  1. 父親が育児をする、子どもは自分に自信を持つ。
  2. 父が育児に参加することで「父」から「父親」へと成長する。
  3. 父が楽しそうに仕事をする背中を見て、子は育つ。
  4. 子どもの勉強のきっかけは、興味や関心から始まる。
  5. 子どもが破壊行為をし始めたら、強い興味や関心の表れている証拠。
  6. どんな遊びも、突き詰めれば勉強になる。
  7. 本当に家族を大切にする父親は「家族サービス」という言葉を使わない。
  8. 父親の趣味に、子どもを誘ってみよう。
  9. なぜ子どもにとって父は、母より遠い存在と感じてしまうのか。
  10. 母親の大変さを理解するために、男性こそ育児に参加する。
  11. 家族揃って食事ができるように、週に何度かは早く家に帰る。
  12. 特別な日に特別頑張る父は、大幅に評価が向上する。
  13. 疲れて育児に参加できないときは、母親へ育児をねぎらう言葉だけでも伝える。
  14. 叱るというのは、愛を伝えるということ。
  15. 叱るばかりはいけないが、まったく叱らないのは、もっといけない。
  16. 母親からの愚痴には「解決策」の前に「共感」からかけよう。
  17. 甘える父親は、もう1人の子どもである。
  18. 父親という遊び相手ほど、面白い相手はいない。
  19. ストレス発散をするなら、子どもの遊び相手になればいい。
  20. 親から暴力を振るわれた子どもは、友人にも暴力を振るうようになる。
  21. 父の仕事現場を見せてあげると、父の仕事のイメージが湧くようになる。
  22. 早く家に帰られる人は、気の利いた父親になるための気遣いをしよう。
  23. 愛の伝わるスキンシップがあれば、回数は少なくてもいい。
  24. 正しい力の使い方とは、大切な人を守るためである。
  25. 子どもの下品な言葉に、いちいち本気にならない。
  26. 男らしい父親なら、曖昧な返事は返さない。
  27. 夫婦仲のいい家庭は、子育てにもいい影響を与える。
  28. 子どもの失敗は、褒めたたえるくらいでいい。
  29. 子どもの話に、小難しい評価や感想はいらない。
    単に共感するだけでいい。
  30. 家の手伝いは、言い換えれば「体育の授業」である。

同じカテゴリーの作品

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION