どうしても疲れて育児に参加できないときがあります。
仕事で疲れて、育児まで回る力が出ない。
家に帰って育児とはいえ、すでに子どもたちは眠ってしまっている。
そういうときは、せめて母親に次の言葉をかけてあげましょう。
「いつもありがとう。おかげで助かっているよ」
母親に育児をねぎらう言葉です。
どんなに疲れていても、この一言くらいは言えるはずです。
たった一言ですが、この言葉があるかないかは、全然違います。
たとえ、父親が十分に育児に参加してくれなくても、この言葉を言われると母は救われます。
きちんと自分の努力や苦労を評価してくれていると感じることができるからです。
むしろ、家族のために朝から夜遅くまで一生懸命に仕事をしてくれる父にも感謝してくれることでしょう。
そういう事情は、いくらかわかってくれるはずです。
お互いに思いやる気持ち、姿勢です。
間違っても「もっとしっかり育児をしろ」なんていう冷たい言葉は言わないことです。
母は頭に来て、夫婦喧嘩の元になります。
母の気持ちを察して、優しい言葉をかけることで、育児は円滑に進んでいくのです。