執筆者:水口貴博

60代がしておきたい30のこと

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60代に必要なのは「教える姿勢」より「教わる姿勢」。

60代に必要なのは「教える姿勢」より「教わる姿勢」。 | 60代がしておきたい30のこと

「自分は、教える立場として振る舞わなければいけない」

そうした気持ちに、心当たりはありませんか。

年齢が高くなるということは、年下が増えるということです。

知っていることが増えるということは、教える機会が増えるということです。

「教える立場として振る舞わなければいけない」と思いがちです。

もちろん知っていることを聞かれれば、快く教えましょう。

「さすがですね」と、感謝されるに違いありません。

しかし、常に教える立場でなければいけないかというと、そうではありません。

やはり60代でも、わからないことがあります。

わからないことまで教えるのは、無理があります。

「教える立場でなければいけない」と思うと、プレッシャーもあります。

恥をかくのが怖くなり、新しい挑戦もしづらくなり、フットワークが重くなるのです。

60代が心がけたいのは「教える姿勢」より「教わる姿勢」です。

新しい挑戦には、教わる姿勢が必要です。

教わる姿勢を目標にすると、行動力が上がります。

教わる姿勢があれば、わからないことがあっても、素直に「教えてください」と言えます。

恥をかくことへの恐怖がなくなり、新しい行動をしやすくなります。

「よし。今日も教わりに行こう」と思えば、新しい行動に向かいやすくなります。

素直な興味を表に出せ、次々と行動したくなります。

「教えてください」を口癖にしましょう。

行動力をアップさせる言葉なのです。

60代がしておきたいこと(24)
  • 「教えてください」を、口癖にする。
古い話ばかりを繰り返していませんか。

60代がしておきたい30のこと

  1. 定年退職後、第2の人生が始まる。
  2. 60代は意外に、頭も体も、よく動く。
  3. 慎ましい生活をすれば、長生きできるとは限らない。
  4. 60代からは「新しい生きがい」が必要になる。
  5. 我慢していたことを、思い出そう。
  6. 「やりたくない」と「興味がない」を、きちんと区別する。
  7. 興味が出ないのは、行動しないから。
    きっかけは、本屋にある。
  8. あなたの旅立ちを邪魔しているのは、名刺かもしれない。
  9. 明るい服装にすると、気持ちも明るくなり、行動力も出てくる。
  10. 60代からの平日は、王様気分を味わえる。
  11. 70代の足腰を決めるのは、60代の過ごし方。
  12. 自然と朝早くに目覚めてしまう。
    さて、どうするか。
  13. ウォーキングは、夫婦で楽しむのが一番。
  14. パートナーとの関係が、これからの本当の財産。
  15. 定年退職をすれば、今までの成功体験は、忘れたほうがいい。
  16. 60代こそ、旅行と登山のベストタイミング。
  17. 好きなこととはいえ、無謀なことは控える。
  18. 楽しんでいる姿を見せるのが、最高の子ども教育。
  19. 地元への愛情が出てきたとき、どうするか。
  20. 地域の人とのつながりは、幸せにもつながる。
  21. 積極的に、若い人に話しかけよう。
  22. 60代が若い人と接するときの方法。
  23. 孫の遊び相手も、立派な仕事。
  24. 60代に必要なのは「教える姿勢」より「教わる姿勢」。
  25. 古い話ばかりを繰り返していませんか。
  26. 60代からの起業もある。
  27. 健康と思っても、健康診断は必ず毎年受けること。
  28. 自分の生き方を、子どもに強要しない。
  29. 万が一のために家族と話しておきたい、2つの話題。
  30. 人生最大の親孝行とは。

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