公開日:2012年12月4日
執筆者:水口貴博

90代がしておきたい30のこと

  • 90代を生きるのは、
    奇跡そのもの。
90代がしておきたい30のこと

90代を生きるのは、奇跡そのもの。

あなたは今、奇跡を体験しています。
90代を生きていることです。
90代まで生きることは、人生最大の奇跡の1つです。

90代は、これまでの生き方が正しかった証明。

90代は、自分の生き方に誇りを持ちましょう。
堂々と胸を張ってください。
今までの生き方が正しかった証明だからです。

90代は、前向きに生きるだけで、偉業。

「足腰が弱くなった」
「物覚えも悪くなった」
「自分は何もできない」

今日も朝、目が覚めた。
「今日も頑張りなさい」という神様からのメッセージ。

「今日も朝、目が覚めた」
これだけで、ラッキーです。
朝に目が覚めるのは当たり前のことと思いますが、違います。

素晴らしい1日の始め方。

あなたが朝起きて、最初にすることは何ですか。
顔を洗ったりトイレに行ったりしますが、ぜひ心がけてほしいことがあります。
窓を開けることです。

手が動くかぎり、まだまだ可能性がある。

人生で最も素晴らしい道具は何でしょうか。
あなたの手です。
道具を使うのは手ですが、そんな手もまた、道具の1つです。

素晴らしい1日の瞬間を、一つひとつ、楽しむ。

1日には、幸せな瞬間がたくさんあります。
いつ幸せなのかというと「常に」です。
朝起きた瞬間から、幸せの始まりです。

できる範囲で、仕事をしよう。

いくら90代とはいえ、寝ているばかりは良くありません。
「もうゆっくりさせてほしい」と思いますが、ゆっくりしすぎるのも疲れます。
生きがいを感じられず、ただ食べて寝るだけの生活になります。

手に触れるだけで、コミュニケーション。

90代は、体の衰えが目立ちます。
なんとか、歩くことができる。
なんとか、立つことができる。

1日3回、歌を歌えば、幸せが3倍になる。

今日は、何か歌を歌いましたか。
「歌を歌う元気もない」
そう思うなら、なおさら歌を歌いましょう。

お風呂場で歌を歌う。
これを幸せという。

お風呂の時間が、もっと楽しくなる工夫があります。
歌を歌うことです。
お風呂場で、お気に入りの歌を歌いましょう。

歩いた歩数だけ、楽しみに出会える。

90代の仕事は、何でしょうか。
90代の仕事は、歩くことです。
歩くだけで、素晴らしいことです。

90代でも、プレゼントの習慣を続けよう。

最近、プレゼントをしていますか。
90代は、プレゼントをされる姿勢になりがちですが、受け身ばかりでは良くありません。
与える姿勢を続けましょう。

聴力が弱くなるのも悪くない。
心の平穏が保てるから。

年を取ると、聴力が弱くなります。
一般的に聴力が弱くなることは、よくないことと考えられていますが、本当にそうでしょうか。
たしかに相手の声が聞こえにくくなれば、会話もしづらくなりますが、悪いことばかりではありません。

ぼけるのも悪くない。
嫌なことをすぐ忘れられるから。

記憶力がよすぎるのも、考えものです。
覚えすぎていると、嫌なことをずっと引きずってしまいます。
記憶力が悪い人は、努力しだいで強化できますが、記憶力が良い人は、忘れる手段がありません。

白髪になるのも悪くない。
明るい雰囲気を楽しめるから。

白髪はどのくらいありますか。
年を取るにつれて、黒い髪の毛が減り、白髪が増えます。
もしかすると、すでに髪の毛のすべてが真っ白、という人もいるのではないでしょうか。

見つめれば見つめるほど、発見と感動が無限に増えていく。

風景は、どのような見方をしていますか。
見ていますか。
それとも、見つめていますか。

あなたもまた、風景の一部。

窓から外を眺めていると、いろいろな風景を楽しめます。
青い大空に浮かぶ雲。
雲の中を、さんさんと輝く太陽。

独り言も、立派な会話。
自分との会話である。

一人で、ぶつぶつ話をすることといえば、独り言です。
誰に話しかけるわけでもなく、無意識に口から出る言葉です。
独り言を言っても意味がないと思いますが、違います。

今日の風景を、無地のはがきにスケッチしよう。

美しい風景を見て、感動を楽しみましょう。
感動の喜びを、自分だけが楽しむのはもったいないです。
感動した風景は、無地のはがきにスケッチしましょう。

楽しかった出来事を思い出すのも、思い出になる。

「今さら楽しい思い出がつくれない」と思うのは、誤解です。
90代になっても、楽しい思い出をつくれます。
楽しいことを思い出すことです。

植物を通して、育てる喜びを思い出す。

人は、何かを育てるときに、生きる喜びを感じます。
子どもを育てたり、ペットを育てたりです。
熱心に育てれば育てるほど、ぐいぐい成長して、結果が目に見えます。

「病気が憎い」より「病気を治す」。

「病気が憎い」
病気を恨んでいませんか。
たしかに痛みや苦しみを伴う病気は、気に入らない存在と考えることでしょう。

薬の効果は、疑うと半減し、信じると倍増する。

「本当に効くのかな」
薬を飲むとき、そう思っていませんか。
痛みや苦しみが伴う病気が、単なる錠剤や粉末くらいで治るのが、疑わしく思うのも当然です。

自分の人生を一言で言えば、何になるのか。

あなたの人生は、どんな人生でしたか。
これほど長く生きていると、今まで多くの経験をしてきたことでしょう。
もし自伝を書くなら、膨大な量になるはずです。

1分間のお祈りで心がけたい、3つのこと。

毎日、お祈りしましょう。
宗派やタイミングは問いません。
この世を創造した偉大なる存在に向かって、神聖な気持ちを伝えることが大切です。

生きているうちに、自分のお墓をつくってみませんか。

テレビや新聞を見ていると、驚くべき行動をする年配者を目にしました。
生きているうちに、自分のお墓をつくる光景です。
まだ死んでいないのに、先に自分のお墓をつくってしまうのです。

死ぬのは怖くない。
誰もが一度は経験することだから。

死は、怖がることではありません。
誰もが一度は経験することだからです。
車の免許を取らないで一生を終える人はいますが、死を経験しないで一生を終える人はいません。

死に際が美しい人の人生は、美しい。

人生には、たくさんの差があります。
仕事の差、人脈の差、収入の差。
人生は、いろいろなところで差がつきます。

死ぬとは、亡くなった人と久しぶりに会えること。

いずれ、亡くなった父に会えます。
いずれ、亡くなった母に会えます。
そればかりではありません。

全文

プロローグ
1

90代を生きるのは、奇跡そのもの。

90代を生きるのは、奇跡そのもの。 | 90代がしておきたい30のこと

あなたは今、奇跡を体験しています。

90代を生きていることです。

90代まで生きることは、人生最大の奇跡の1つです。

医療技術がまだ発達していなかった時代では、90代はあり得ない年齢でした。

「人間がそんな年齢まで生きられるわけがない」ということです。

不可能だった年齢が、今、可能になっています。

今は医療技術が進歩して、長生きできるようになりました。

医学の進歩に感謝です。

さらに交通事故にも遭わず、大きな病に苦しむこともありませんでした。

素晴らしい偶然に感謝です。

医学の進歩と偶然によって「90代を生きる」という奇跡が起こっています。

素晴らしい人生です。

90代という年齢は、神秘的な出来事です。

1日1日が、奇跡の連続です。

どのくらい奇跡を大きくできるかは、自分しだいです。

少しでも長く生きて、もっと大きな奇跡を目指しましょう。

90代がしておきたいこと(1)
  • 1日でも長く生きて、もっと大きな奇跡にする。
2

90代は、これまでの生き方が正しかった証明。

90代は、これまでの生き方が正しかった証明。 | 90代がしておきたい30のこと

90代は、自分の生き方に誇りを持ちましょう。

堂々と胸を張ってください。

今までの生き方が正しかった証明だからです。

90代まで生きられた現実を振り返ってみましょう。

90代は、誰でも簡単に生きられる年齢ではありません。

これまでの自分の行いが正しくなければ、生きられない年齢です。

第一に、これまでの食生活のバランスが整っていたことです。

食生活が正しくなければ、90代まで生きられません。

バランスの良い食生活を続けることができていたから、健康を維持できました。

第2に、適度な運動ができていたことです。

適度な運動がなければ、90代まで生きられません。

生きる目標を持ち、定期的に適度な運動を心がけていたからこそ、健康を維持できました。

第3に、たくさんの愛情があったことです。

愛情がなければ、90代まで生きられません。

あなたがたくさんの愛情を周りに与え、たくさんの人から愛されました。

おかげで、たくさんの人の協力や支えがあり、今こうして生きることができています。

「食生活」「運動」「愛情」すべてが正しく整っていたからこそ、今生きることができています。

だから、生き方に誇りを持ってほしいのです。

天という偉大な存在から、褒められているのと同じです。

90代まで生きられたということが、素晴らしい実績です。

年齢そのものが、勲章なのです。

90代がしておきたいこと(2)
  • 今までの生き方が正しかったことに、気づく。
3

90代は、前向きに生きるだけで、偉業。

90代は、前向きに生きるだけで、偉業。 | 90代がしておきたい30のこと

「足腰が弱くなった」

「物覚えも悪くなった」

「自分は何もできない」

衰えばかり考えるのは、良くありません。

誰でも年を取れば、体が衰えるのは自然です。

自然な状態なのですから、自分を責める必要もないのです。

90代が心がけることは何か。

ただ、前向きに生きることです。

90代は前向きに生きるだけで、偉業です。

人に勇気を与えられるからです。

「こんなに長生きできるなんてすごいな」

「まだまだ長生きをしようと頑張っているなあ」

多くの人を驚かせることができます。

人が秘めている生命力を、身をもって証明しています。

できればじっとするより、活動する姿を見せましょう。

仕事をしたり、趣味を楽しんだりするのがいちばんです。

「90代にもなって、向上心があるなあ」

「元気な90代で、自分も負けていられないなあ」

明るい雰囲気を出しましょう。

生き生きしている様子を見せれば、さらに周りを驚かせることができます。

「私もあんなふうに長生きしたいな」と思うでしょう。

90代は、高齢だからこそ、周りの人を簡単に驚かせられます。

周りの人に、長生きする希望を与えられるのです。

長生きしている人の使命は、長生きすることの素晴らしさを伝えることです。

生きる見本です。

90代は、前向きに生きるだけで、偉業なのです。

90代がしておきたいこと(3)
  • 前向きに生きて、周りの人に長生きする希望を与える。
4

今日も朝、目が覚めた。「今日も頑張りなさい」という神様からのメッセージ。

今日も朝、目が覚めた。「今日も頑張りなさい」という神様からのメッセージ。 | 90代がしておきたい30のこと

「今日も朝、目が覚めた」

これだけで、ラッキーです。

朝に目が覚めるのは当たり前のことと思いますが、違います。

90代にとって、普通に朝を迎えられることは、喜びです。

夜に目を閉じて、そのまま亡くなっていたかもしれません。

老衰して、二度と目を開けることがなかったかもしれません。

寝ている最中に、何らかの発作で、亡くなっていたかもしれません。

しかし、今日も無事、朝を迎えることができました。

偶然ではありません。

普通に朝を迎えるだけで、幸運です。

「今日も頑張りなさい」という神様からのメッセージです。

あなたにはまだ、この世ですべき仕事が残っているから、今日という1日を与えられました。

90代まで生きることができています。

朝起きた後は、まず天に向かって「ありがとうございます」と、感謝しましょう。

与えられた1日は無駄にせず、有意義に使いましょう。

畑仕事や部屋の掃除です。

趣味を楽しんだり、ウォーキングをしたりです。

仕事は、与えられるのではなく、自分でつくりましょう。

まだまだ、命は続きます。

命が続くかぎり、神様から期待されています。

長生きしている人の使命は、長生きすることの素晴らしさを伝えることです。

一生懸命、人生を楽しみましょう。

朝を無事に迎えられたのは、幸せなことなのです。

90代がしておきたいこと(4)
  • 無事に朝を迎えられることに、幸せを感じる。
5

素晴らしい1日の始め方。

素晴らしい1日の始め方。 | 90代がしておきたい30のこと

あなたが朝起きて、最初にすることは何ですか。

顔を洗ったりトイレに行ったりしますが、ぜひ心がけてほしいことがあります。

窓を開けることです。

窓を全開にしましょう。

誰かに窓を開けてもらうより、できるだけ自分で窓を開けましょう。

体を動かす機会になり、いい目覚め方ができるからです。

窓を全開にすると、美しい自然の風景が目に飛び込みます。

晴れの日であろうと、曇りの日であろうと、雨の日であろうと、素晴らしい自然の営みです。

外の景色を視界いっぱいに眺めながら、深呼吸をしましょう。

大きく息を吸い込むと、新鮮な空気が肺に取り込まれ、元気が出てきます。

部屋の空気も入れ替わり、雰囲気もよくなります。

これだけで、気持ちのいい1日の始まりです。

窓は、気持ちよく1日を始めるためのスイッチです。

窓は、開けるためにあります。

さあ、今日も1日が始まりました。

窓を全開にして、気持ちのいい1日を始めましょう。

90代がしておきたいこと(5)
  • 朝起きれば、まず窓を開ける。
6

手が動くかぎり、まだまだ可能性がある。

手が動くかぎり、まだまだ可能性がある。 | 90代がしておきたい30のこと

人生で最も素晴らしい道具は何でしょうか。

あなたの手です。

道具を使うのは手ですが、そんな手もまた、道具の1つです。

これまで数え切れないほど、手のお世話になりました。

ドアを開けたり閉めたりしました。

食事のときは、お箸、ナイフ、フォークを使いました。

晴れの日にはバッグを持ち、雨の日には傘を持ちました。

勉強のときには、鉛筆を握り、教科書をめくりました。

仕事では、机の引き出しを開けたり、キーボードを打ったりしました。

自転車や車の運転では、ハンドルを握りました。

子どもができたときは、手をつないだり、抱っこしたりしました。

人と出会ったときには、握手をしました。

手という道具があるおかげで、これまでの長い人生を歩んでくることができました。

だから、手はありがたい。

手があるおかげで、山あり谷ありの人生を、無事に乗り越えることができました。

手を使うとは、人生を切り開くことです。

手を使えば使うほど、人生が切り開けます。

しかし、まだ終わりではありません。

手のひらを、動かしてみましょう。

閉じたり開いたりです。

まだ動きますね。

だいぶ古くなった手ですが、まだ使えます。

手が動くかぎり、まだまだ人生を切り開く可能性があるということです。

つえをついて、歩くことができるでしょう。

お箸を使って、食事もできるでしょう。

本のページをめくることもできます。

自分の手に向かって「ありがとう」と言いましょう。

もっともっと、手を使いましょう。

まだ使えるのですから、使えるだけ使いましょう。

90代がしておきたいこと(6)
  • もっと手を使って、人生を切り開く。
7

素晴らしい1日の瞬間を、一つひとつ、楽しむ。

素晴らしい1日の瞬間を、一つひとつ、楽しむ。 | 90代がしておきたい30のこと

1日には、幸せな瞬間がたくさんあります。

いつ幸せなのかというと「常に」です。

朝起きた瞬間から、幸せの始まりです。

素晴らしい1日を楽しみましょう。

朝、起きれば、美しい朝日が見られます。

おいしい朝食が食べられます。

きれいな空気を吸えます。

昼には、趣味が楽しめます。

友人とおしゃべりをして大笑いができます。

ウォーキングをしながら、美しい街並みや風景に感動できます。

夜には、美しい星空が見られます。

気持ちのいいお風呂に入って、ほっとできます。

そして、心地よい睡眠が待っています。

明日もまた、いい1日になりそうです。

そう思いながら眠ると、楽しい夢が見られるでしょう。

生きるということは、素晴らしい。

命があるだけで、幸せです。

1日中、幸せなことで埋め尽くされているのです。

90代がしておきたいこと(7)
  • 素晴らしい1日の瞬間を、一つひとつ、楽しむ。
8

できる範囲で、仕事をしよう。

できる範囲で、仕事をしよう。 | 90代がしておきたい30のこと

いくら90代とはいえ、寝ているばかりは良くありません。

「もうゆっくりさせてほしい」と思いますが、ゆっくりしすぎるのも疲れます。

生きがいを感じられず、ただ食べて寝るだけの生活になります。

命が死んでしまう前に、心が死んでしまうのです。

役立つようなことをしましょう。

仕事です。

できる範囲でかまいません。

元気に長生きをしている人は、毎日何か仕事をしています。

畑仕事をしたり、趣味をしたりです。

仕事の内容は人それぞれですが、長生きしている人は必ず、何かをしています。

元気だから、何かをしているのではありません。

何かをしているから、元気なのです。

仕事の大小は関係ありません。

仕事をしているかどうかです。

ささいなことでもいいのです。

たとえば、家の掃除や畑仕事などです。

もちろん力仕事は難しいですが、できる範囲で仕事をしましょう。

庭の草むしりでも、立派な仕事です。

前向きに生きる姿を見せるのです。

家族が喜んでくれます。

喜んでくれると、もっと力も出てきます。

仕事を通して、やりがいや達成感が生まれ、生きている実感が得られます。

仕事が、頭や体の衰えの防止にもつながるのです。

90代がしておきたいこと(8)
  • できる範囲で、仕事をする。
9

手に触れるだけで、コミュニケーション。

手に触れるだけで、コミュニケーション。 | 90代がしておきたい30のこと

90代は、体の衰えが目立ちます。

なんとか、歩くことができる。

なんとか、立つことができる。

話すことすらできない人も、いるかもしれません。

大丈夫です。

話せなくても、会話はできます。

手を使いましょう。

相手の手を、優しく握ります。

手に触れるのは、会話するのと同じです。

お互いの気持ちを、やりとりできるからです。

強く握りしめるだけで、気持ちが伝わります。

家族と会話するときは、手を握りましょう。

手を通して、家族にぬくもりを伝えることができます。

逆に、家族の手から、思いやりも伝わってくるでしょう。

孫の手を握るだけで、会話ができます。

手を通してひい孫に希望を与えることができます。

逆に、ひい孫の手から、明るく生きている様子も伝わってくるでしょう。

手は素晴らしい。

手の感触は、言葉以上に物語ります。

肌の感覚を通して、相手とのやりとりができるのです。

今日は、誰かの手を握りましたか。

まだ握っていなければ、握りに行きましょう。

手に触れるだけで、コミュニケーションなのです。

90代がしておきたいこと(9)
  • 手を握って、コミュニケーションする。
10

1日3回、歌を歌えば、幸せが3倍になる。

1日3回、歌を歌えば、幸せが3倍になる。 | 90代がしておきたい30のこと

今日は、何か歌を歌いましたか。

「歌を歌う元気もない」

そう思うなら、なおさら歌を歌いましょう。

歌を聞くだけでもいいのですが、歌うほうが効果的です。

聞くのは、受け身です。

歌うことは、積極的です。

元気がなくてもいいのです。

気が進まなくてもいいのです。

元気がないときこそ、歌の力です。

声を出すと、力が出ます。

リズムを打てば、活力と緊張感があふれます。

テンポを楽しめば、感情が高ぶります。

歌には、人を元気にさせる力があるのです。

元気がないときこそ歌を歌って、元気を出しましょう。

歌の前向きな言葉に触れるうちに、気持ちが明るくなり、脳も生き生きし始めます。

元気には、無限の可能性があります。

自分が明るく気持ちを持つことで、いくらでも無限に出せます。

人間には、そうした無限の可能性を秘めているのです。

目標は、1日に3回です。

朝・昼・晩に歌えば、3回達成できます。

昼にまとめて3回でもかまいません。

1日3回、歌を歌えば、幸せが3倍になります。

簡単ですね。

では、さっそく歌いましょう。

大きな声で、はきはきです。

今日は、どんな歌を歌いますか。

90代がしておきたいこと(10)
  • 1日3回、歌を歌う。
11

お風呂場で歌を歌う。これを幸せという。

お風呂場で歌を歌う。これを幸せという。 | 90代がしておきたい30のこと

お風呂の時間が、もっと楽しくなる工夫があります。

歌を歌うことです。

お風呂場で、お気に入りの歌を歌いましょう。

湯船に浸かりながら歌うのもいいでしょう。

シャワーを浴びながら歌うのもいいでしょう。

お風呂の時間が、もっと豊かになります。

浴室は、カラオケボックスです。

浴室は狭いからいいのです。

狭いおかげで、声がよく響き渡ります。

自分の声が、より美しく聞こえるのです。

立ち込める湯気も、いい雰囲気を出します。

もやもやした湯気の中を歌えば、アイドルさながらです。

幻想的な雰囲気をつくり出し、歌う気分を盛り上げてくれます。

たくさん歌を歌えば歌うほど、気分も明るくなります。

これが幸せです。

今日のお風呂は、どんな歌を歌いますか。

お風呂の時間は、カラオケタイムです。

もっともっと、お風呂の時間を楽しみましょう。

90代がしておきたいこと(11)
  • お風呂に入りながら、お気に入りの歌を口ずさむ。
12

歩いた歩数だけ、楽しみに出会える。

歩いた歩数だけ、楽しみに出会える。 | 90代がしておきたい30のこと

90代の仕事は、何でしょうか。

90代の仕事は、歩くことです。

歩くだけで、素晴らしいことです。

歩くと、楽しいことに出会えるからです。

歩くとは、人生を前進させる行動です。

たくさんの人に、会えます。

知り合いに会えば、挨拶をしたり、立ち話をしたりしましょう。

美しい風景を楽しむこともできます。

歩くにつれて、見える風景がどんどん変化して、いい刺激になります。

歩いた分だけ、楽しみに出会えるのです。

「歩くと疲れる」「移動は車椅子を使いたい」と思いますが、事情がないかぎり、できるだけ自分の足で歩きましょう。

90代にも、向上心は必要です。

いつも上を向き、前に進み続けることで、人生も上向きになります。

できるだけ気持ちを奮い立たせ、自分の足で、1歩でも歩くようにしましょう。

90代になると、運動の習慣がますます大切です。

歩きにくければ、手すりを使ってもいいです。

つえをついてもいいです。

誰かに手を引いてもらってもいいです。

自分の足で歩くと、刺激を肌で感じることができるようになります。

ゆっくりでいい。

疲れたときは、休んでもいい。

歩くことを楽しみましょう。

歩くことそのものが、素晴らしい健康習慣なのです。

90代がしておきたいこと(12)
  • 自分の足で、1歩でも多く、歩く。
13

90代でも、プレゼントの習慣を続けよう。

90代でも、プレゼントの習慣を続けよう。 | 90代がしておきたい30のこと

最近、プレゼントをしていますか。

90代は、プレゼントをされる姿勢になりがちですが、受け身ばかりでは良くありません。

与える姿勢を続けましょう。

身近な人の記念日には、ぜひプレゼントです。

たとえば、家族の誕生日です。

息子、娘、孫、ひい孫の誕生日は、いつですか。

ちょっとしたものでもいいですから、誕生日にはお祝いのプレゼントを贈りましょう。

好みがよくわからなければ、お菓子がおすすめです。

お菓子が嫌いな人はいません。

勉強・仕事・子育てなどに疲れた子どもたちは、甘いお菓子を食べて、元気を出すでしょう。

なにより、感動します。

誕生日にプレゼントをされる嬉しさだけではありません。

90代という高齢者からプレゼントされることに、驚くのです。

90代が贈るプレゼントは、何でも感動させられます。

年を取っても誕生日のプレゼントをする姿勢は、素晴らしいです。

90代だからできる、感動です。

自分一人でプレゼントを買いに行くのが難しければ、誰かに協力してもらいましょう。

どうしても動きにくければ、通信カタログを使えば、部屋にいてもプレゼントを考えることができます。

自分から積極的に与える側になり、プレゼントをしましょう。

遠慮しないで、どんどんプレゼントをしましょう。

一言メッセージを添えておけば、さらに喜んでもらえます。

プレゼントをすると、優しい子どもたちへと育ちます。

その子が高齢になったときも、きっとプレゼントができる人へと育つでしょう。

90代がしておきたいこと(13)
  • 身近な人のお祝いに、プレゼントをする。
14

聴力が弱くなるのも悪くない。心の平穏が保てるから。

聴力が弱くなるのも悪くない。心の平穏が保てるから。 | 90代がしておきたい30のこと

年を取ると、聴力が弱くなります。

一般的に聴力が弱くなることは、よくないことと考えられていますが、本当にそうでしょうか。

たしかに相手の声が聞こえにくくなれば、会話もしづらくなりますが、悪いことばかりではありません。

聴力が弱くなることで得られる幸せがあります。

耳がよく聞こえるのも、大変です。

人の声がよく聞こえます。

人の悪口、妬み、噂など、ささいな言葉ばかりがよく聞こえます。

聞きたくない声まで聞こえるのでは、疲れます。

物音がよく聞こえます。

足音、怒鳴り声など、聞こえすぎると、夜の睡眠の妨げになります。

小さな物音で生活リズムを崩されるのは、迷惑です。

音が聞こえすぎると、そのたびに心の平穏が乱されます。

耳がよく聞こえすぎるのも、考えものです。

「聴力が弱くなって、ちょうどよくなった」と思うことです。

年を取れば、誰でも聴力が弱くなります。

あなたに伝えたいメッセージがあれば、相手は大きな声で語りかけてくれます。

必要な言葉だけが、耳に入ります。

だから、ちょうどいいのです。

より穏やかな気持ちで、人生を歩めます。

90代だから、手に入れられる世界です。

一切の騒がしさから解き放たれ、静寂の境地を歩めます。

聴力が弱くなったおかげで、穏やかになれたのです。

「聴力が弱くなるのも、悪くないなあ」

そう思いながら、今日もにこにこしましょう。

90代がしておきたいこと(14)
  • 聴力が弱くなるメリットに気づく。
15

ぼけるのも悪くない。嫌なことをすぐ忘れられるから。

ぼけるのも悪くない。嫌なことをすぐ忘れられるから。 | 90代がしておきたい30のこと

記憶力がよすぎるのも、考えものです。

覚えすぎていると、嫌なことをずっと引きずってしまいます。

記憶力が悪い人は、努力しだいで強化できますが、記憶力が良い人は、忘れる手段がありません。

嫌なことがあれば、むかむかした気持ちが続くでしょう。

悲しいことがあれば、ずるずる引きずるでしょう。

いらいらすることがあれば、長引くでしょう。

「忘れよう」と思えば思うほど、かえって印象に残り、余計に忘れられなくなります。

「忘れたい」という悩みが出てくるのです。

だから、ぼけるのも、悪くはない。

嫌なことがあっても、すぐ忘れられます。

悲しいことがあっても、すぐ立ち直れるでしょう。

いらいらすることがあっても、すぐ落ち着けるでしょう。

すぐ忘れることで、穏やかな人生を歩むことができるのです。

いいことは、ノートに書きとめておきましょう。

ノートを見返すたびに、いい思い出だけを思い出せます。

嫌なことはさっさと忘れ、いいことだけを覚えておきましょう。

90代がしておきたいこと(15)
  • 嫌なことはすぐ忘れ、いいことはノートに書きとめておく。
16

白髪になるのも悪くない。明るい雰囲気を楽しめるから。

白髪になるのも悪くない。明るい雰囲気を楽しめるから。 | 90代がしておきたい30のこと

白髪はどのくらいありますか。

年を取るにつれて、黒い髪の毛が減り、白髪が増えます。

もしかすると、すでに髪の毛のすべてが真っ白、という人もいるのではないでしょうか。

昔は白髪が増えることを「頭に雪が積もる」なんて表現したものです。

「白髪になるのは嫌だな」と思っても、年を取れば誰でもなるものです。

仕方ありません。

白髪が増えたときは、こう考えましょう。

明るい髪の毛の色を楽しんでいると。

黒い髪もいいですが、白い髪も悪くありません。

白髪が増えるほど、雰囲気が明るくなるからです。

まず、顔全体が明るくなります。

白髪が増えれば増えるほど、明るい色が増えるわけですから、顔全体も明るくなります。

白髪の明るさによって、柔らかい雰囲気も出てきます。

白髪の多い人に、悪そうな人はいません。

顔が明るくなったり柔らかい雰囲気が出たりなど、白髪だからこそ演出できる雰囲気があるのです。

だからこそ、白髪も1つの味わいです。

「白髪が増えた。顔が老けて見える」ではありません。

「白髪が増えた。雰囲気が明るくなった」です。

新しい髪の色を楽しみましょう。

白髪もまた、素晴らしいのです。

90代がしておきたいこと(16)
  • 白髪による、明るい雰囲気を楽しむ。
17

見つめれば見つめるほど、発見と感動が無限に増えていく。

見つめれば見つめるほど、発見と感動が無限に増えていく。 | 90代がしておきたい30のこと

風景は、どのような見方をしていますか。

見ていますか。

それとも、見つめていますか。

「見る」と「見つめる」は、似ていますが、違います。

見るとは、ざっと全体を眺めることです。

集中力が小さな見方です。

全体の様子を把握するだけであり、細かいところまでよく見ようとする姿勢がありません。

見るのではなく、見つめるのです。

見つめるとは、集中して、じっと見ることです。

細かなところまでよく見ようと、積極的になることです。

見つめると、見るだけでは見えなかったことが、見えるようになります。

細かな動き、変化、違いがわかるようになるからです。

大空は、見るのではなく、見つめましょう。

雲の動き、色、形の奥深さに気づきます。

「今日は雲の動きが速いな」と思うこともあれば「雲が、花の形に似ている」と気づくこともあるでしょう。

「雲が分厚くて暗いな」と思えば「もしかしたら明日は雨かな」と予感することもあるでしょう。

雲は一瞬として、止まっていることはありません。

ゆっくりではありますが、刻一刻と、形が変化しています。

だからこそ、見飽きません。

見つめれば見つめるほど、発見が増えるのです。

植物も、見るのではなく、見つめましょう。

植物を見つめると、不思議な枝のわかれ方に気づいたり、枝の先にある花房を見つけたりできます。

花もよく見つめれば、美しい花びらや色合いにも気づくでしょう。

つぼみに気づけば「どんな花が咲くのだろう」と、想像が膨らむでしょう。

見つめるのは、感動を増やす方法です。

細かいところまで注意が行き届き、風景の奥深さに気づけます。

見つめれば見つめるほど、発見と感動が無限に増えるのです。

90代がしておきたいこと(17)
  • 風景は、見るのではなく、見つめる。
18

あなたもまた、風景の一部。

あなたもまた、風景の一部。 | 90代がしておきたい30のこと

窓から外を眺めていると、いろいろな風景を楽しめます。

青い大空に浮かぶ雲。

雲の中を、さんさんと輝く太陽。

太陽の下で、ぱっと咲き乱れる自然の植物。

植物の中を楽しそうに歩く人々。

それぞれが、絶妙なバランスで、うまく関わり合いを持っています。

風景とは、ジグソーパズルのようです。

自然、人、植物などが組み合って、1つの風景ができています。

それぞれが、なかなかいい味を出しているではありませんか。

ところで1つ、大切なことを見落としていませんか。

あなたもまた、風景の一部です。

風景を眺めるあなたも、パズルのピースの一部です。

相手から見れば「風景を眺める人」として映っているでしょう。

自分では何もしていないように見えますが、他人から見れば、風景を構成する大切な一部です。

あなたもまた、いい味を出しているのです。

モデルらしく、まっすぐ背筋を伸ばしましょう。

生き生き歩きましょう。

にっこりしましょう。

あなたもまた、素晴らしい風景の一部なのです。

90代がしておきたいこと(18)
  • 自分もまた、風景の一部であることに気づく。
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独り言も、立派な会話。自分との会話である。

独り言も、立派な会話。自分との会話である。 | 90代がしておきたい30のこと

一人で、ぶつぶつ話をすることといえば、独り言です。

誰に話しかけるわけでもなく、無意識に口から出る言葉です。

独り言を言っても意味がないと思いますが、違います。

独り言は、自分に話しかけているのです。

自分が思ったことを自分に話しかけて、自分が反応しています。

会話は、複数人でなければ成立しないとは限りません。

会話は、一人でも成立します。

意識的であろうと無意識であろうと、独り言を言うとき、会話が成立しているのです。

話し相手がいないときは、独り言です。

育てている植物があれば「早く大きくなってね」と話しかけます。

美しい大空を見上げて「いい天気だ」と、大きく息を吸います。

独り言を言えば、自分の気持ちが、よりはっきり感じられます。

友人と話をすればするほど、相手のことがよくわかるように、自分と話をすればするほど、自分のことがよくわかります。

人がいないときは、自分にたくさん話しかけて、楽しさを倍増させましょう。

独り言も、立派な会話なのです。

90代がしておきたいこと(19)
  • 独り言で、自分と会話する。
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今日の風景を、無地のはがきにスケッチしよう。

今日の風景を、無地のはがきにスケッチしよう。 | 90代がしておきたい30のこと

美しい風景を見て、感動を楽しみましょう。

感動の喜びを、自分だけが楽しむのはもったいないです。

感動した風景は、無地のはがきにスケッチしましょう。

絵の完成度は関係ありません。

自分が感じたありのままを、スケッチしましょう。

絵はがきの完成です。

さて、スケッチした絵はがきは、身近な人に送りましょう。

「美しい風景をお届けします」というメッセージです。

これで、感動を人に届けられます。

世界でいちばん、心のこもった絵はがきの完成です。

1日1回を日課にすれば、1年で365枚のはがきを送れます。

絵をスケッチすることで、自分が楽しめます。

絵はがきを送ることで、感動を人に伝えられます。

「感動」「絵描き」「執筆」の3つを、同時に楽しめる方法です。

この習慣があれば、脳も活性化されます。

日課として、いかがでしょうか。

90代がしておきたいこと(20)
  • 自分がスケッチした絵はがきを、送る。
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楽しかった出来事を思い出すのも、思い出になる。

楽しかった出来事を思い出すのも、思い出になる。 | 90代がしておきたい30のこと

「今さら楽しい思い出がつくれない」と思うのは、誤解です。

90代になっても、楽しい思い出をつくれます。

楽しいことを思い出すことです。

人生を振り返り、楽しかった出来事を思い出してください。

愛する人と生活する、新婚時代。

学問と自由を満喫していた、学生時期。

社会人として初々しかった、新人時代。

人それぞれ、楽しかった時期があるでしょう。

できるだけ鮮明に、思い出しましょう。

「楽しいことを思い出す」というのが、楽しいことです。

「あのときは楽しかったなあ」と思い出す時間が、楽しい思い出になります。

楽しかった出来事を思い出すのも、思い出の1つです。

90代になっても、楽しい思い出をつくることができるのです。

90代がしておきたいこと(21)
  • 楽しかった出来事を思い出す思い出を、つくる。
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植物を通して、育てる喜びを思い出す。

植物を通して、育てる喜びを思い出す。 | 90代がしておきたい30のこと

人は、何かを育てるときに、生きる喜びを感じます。

子どもを育てたり、ペットを育てたりです。

熱心に育てれば育てるほど、ぐいぐい成長して、結果が目に見えます。

成長という結果があると「育てたかいがあった」と思い、自分の存在に自信を持つのです。

しかし、90代になると、育てるものがほとんどなくなります。

わが子は巣立った。

孫も大きくなった。

ペットを飼うこともできない。

育てるものは、何もない。

育てる喜びを味わえなくなるのです。

大丈夫です。

どんな状況でも、育てるものが1つあります。

植物なのです。

どんなに狭い部屋でも、植物は場所を取りません。

ペットが禁止されている病院でも、植物の禁止はされていないはずです。

育てるために、お金はほとんどかかりません。

必要なのは、水と日光だけです。

植物を、タネの状態から育てていきましょう。

植物は正直です。

愛情を持って育てると、すくすく育ちます。

日に日に大きくなっていく植物を見ていると、心に張り合いが出て、育てる喜びを味わえます。

再び、育てる喜びを思い出すのです。

美しい植物があれば、緑が増え、部屋の雰囲気もよくなります。

美しく育つ植物が、部屋に来る人たちの心も癒やしてくれるでしょう。

立派な社会貢献の1つにもなるのです。

90代がしておきたいこと(22)
  • 植物を通して、育てる喜びを思い出す。
23

「病気が憎い」より「病気を治す」。

「病気が憎い」より「病気を治す」。 | 90代がしておきたい30のこと

「病気が憎い」

病気を恨んでいませんか。

たしかに痛みや苦しみを伴う病気は、気に入らない存在と考えることでしょう。

「この病気さえなければ、どれだけ楽になるだろうか」

病気への悔しさがこみ上げてきます。

しかし、病気が憎いと思うのは良くありません。

病気が憎いと思えば思うほど、病気は余計に悪化します。

「憎い」というマイナスのパワーが体に悪い影響を与え、余計に病気が悪化するのです。

病気は悪くない。

悪いのは、病気を憎む気持ちです。

では、どうすればいいのでしょうか。

「病気を治す」と考えましょう。

「治す」というプラスのパワーが、体にいい影響を与えます。

「病気を治そう」と思えば、明るくて優しい気持ちになれます。

「病気を治す、治す、治す」

あなたが明るく話しかけると、体の免疫力が向上します。

向上した免疫力によって、病気が退治され、体の具合もよくなります。

だんだん病気が緩和され、回復に向かうのです。

90代がしておきたいこと(23)
  • 「病気が憎い」を恨むより「病気を治す」と考える。
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薬の効果は、疑うと半減し、信じると倍増する。

薬の効果は、疑うと半減し、信じると倍増する。 | 90代がしておきたい30のこと

「本当に効くのかな」

薬を飲むとき、そう思っていませんか。

痛みや苦しみが伴う病気が、単なる錠剤や粉末くらいで治るのが、疑わしく思うのも当然です。

しかし「本当に効くのかなあ」と思って、薬を飲むのは良くありません。

薬の効果が半減するからです。

疑いは、マイナスのパワーです。

体に悪影響を与えます。

「本当に効くのかなあ」と思っていると、薬の効果も小さくなるのです。

薬は「効きそうだ」と思って、飲むことです。

「効きそうだ」と思うと、本当に効きます。

信じるというのは、ポジティブな考え方です。

信じる心によって、体全身の免疫力が高まることが確認されています。

さらにプラシーボ効果も高まります。

人は、効き目があると信じるとき、暗示によって、偽薬でも効果が現れることが確認されています。

信じることも、治療の1つです。

「効きそうだ」と思うと、暗示と薬の相乗効果によって、回復力が倍増するのです。

薬の効果は、疑うと半減し、信じると倍増するのです。

90代がしておきたいこと(24)
  • 「効きそうだ」と思って、薬は飲む。
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自分の人生を一言で言えば、何になるのか。

自分の人生を一言で言えば、何になるのか。 | 90代がしておきたい30のこと

あなたの人生は、どんな人生でしたか。

これほど長く生きていると、今まで多くの経験をしてきたことでしょう。

もし自伝を書くなら、膨大な量になるはずです。

1冊では足りず、何冊にもなるでしょう。

さて、ここでひとつ、提案があります。

自分の人生を、一言で言い表して見てください。

「たくさん」ではなく「一言」です。

「一言では言い表せない」と思いますが、堅いことは考えず、ぜひやってみてほしいのです。

ちょっとした頭の体操です。

一言で言い表そうとすると、いちばん大切なことだけを考えようとします。

過去を振り返るとき、自分の生き方の全体的な様子に目を向けるようになれます。

すると、自分という存在の本質が見えてくるようになるのです。

人生は長いように思えますが、短いです。

一瞬にさえ思えます。

いろいろなことを経験したように思えますが、振り返ると、意外に同じことの繰り返しが目立ちます。

たくさんの人と出会いますが、親しい人は、ほんの数人です。

あなたの人生を、一言で言い表してみてください。

しみじみした思いになりつつも、心に深く感じるものがあるでしょう。

どんな人生でしたか。

それもまた、人生です。

90代がしておきたいこと(25)
  • 自分の人生を、一言で言い表してみる。
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1分間のお祈りで心がけたい、3つのこと。

1分間のお祈りで心がけたい、3つのこと。 | 90代がしておきたい30のこと

毎日、お祈りしましょう。

宗派やタイミングは問いません。

この世を創造した偉大なる存在に向かって、神聖な気持ちを伝えることが大切です。

祈りたいのは、次の3つです。

1つ目は、過去への祈りです。

素晴らしい人生であったことに、感謝の祈りをささげましょう。

「素晴らしい人生でした。ありがとうございます」

すると、幸せな気持ちになれます。

これまで受けた人生の恵みを、より強く自覚できるからです。

2つ目は、現在への祈りです。

今日も素晴らしい1日になることを、祈りましょう。

「今日もいい1日になりますように」

すると、やる気や元気が出てきます。

今日もいい1日になる予感がしてくるからです。

3つ目は、未来への祈りです。

これからの豊かな人生を祈りましょう。

「これからもよろしくお願いします」

すると、死に対する恐怖も薄れます。

いつまでも、偉大な存在による恵みに包まれる気がしてくるからです。

過去、現在、未来の3つを祈ることで、人生全体を前向きに受け入れられます。

目を閉じて祈ると、心を静まり、穏やかな気持ちになれるでしょう。

1分間でいいのです。

たった1分間の祈りが、人生を豊かにします。

祈れば祈るほど、心が幸せで満たされるのです。

90代がしておきたいこと(26)
  • 過去、現在、未来へのお祈りを、1分間、捧げる。
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生きているうちに、自分のお墓をつくってみませんか。

生きているうちに、自分のお墓をつくってみませんか。 | 90代がしておきたい30のこと

テレビや新聞を見ていると、驚くべき行動をする年配者を目にしました。

生きているうちに、自分のお墓をつくる光景です。

まだ死んでいないのに、先に自分のお墓をつくってしまうのです。

縁起が悪く、滑稽に思えます。

なぜ、そんなことをするのでしょうか。

第1は、経済的な負担の削減です。

自分が亡くなれば、お墓の準備を残る家族にさせることになります。

お墓を建てるには、大きな費用が必要です。

お墓の規模によっては、車が買えるほどの値段になることもあります。

自分が生きているうちに、自分のお墓を自分の財布から出すことで、残された家族の経済的負担を軽くできます。

自分の墓ですから、自分のお金を使います。

自分が亡くなった後も、家族がお墓の準備に慌てることもありません。

第2の理由は、安心感です。

生きているうちにお墓をつくると、自分が死んだ後の様子がうかがえます。

「自分が死んだ後は、ここに入る」

死後の状態が目に見えてわかれば、安らかな死を迎える準備になるでしょう。

生きているうちにお墓をつくることは、肯定派と否定派があります。

どちらがいいとは、一概には言えません。

「早死にする」という声を耳にしますが、あくまで噂であり、科学的根拠はありません。

聞き慣れない風習に思えますが、歴史を振り返ると、実は古くから存在しています。

日本で見られる古墳は、有力者が生きている間に作ったお墓です。

エジプトで見られるピラミッドも、王が生きているうちに作ったお墓です。

人は、いずれ必ず死を迎えます。

自分の生き方を決めるのが自分なら、死に方を決めるのも自分です。

「自分の生き方に合っている」と思うなら、選択肢の1つとして、検討してもいいのではないでしょうか。

90代がしておきたいこと(27)
  • 生きているうちに、自分のお墓をつくる。
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死ぬのは怖くない。誰もが一度は経験することだから。

死ぬのは怖くない。誰もが一度は経験することだから。 | 90代がしておきたい30のこと

死は、怖がることではありません。

誰もが一度は経験することだからです。

車の免許を取らないで一生を終える人はいますが、死を経験しないで一生を終える人はいません。

この地球が誕生して以来、死を経験しなかった人は、一人もいません。

生きとし生ける存在のすべてが、必ず一度は経験することです。

死の瞬間から逃げるのは、不可能です。

逃げるから、余計に疲れます。

逃げるから、余計に怖くなります。

逆に考えてみてください。

「死ななかったらどうしようか」と。

死ななかったときのほうが、はるかに大変です。

生きる苦しみがあっても、死ねないため、人生から逃げられません。

老いがずっと続くため、あるときから人間の原形をとどめていないかもしれません。

病気による痛みや苦しみがあっても死ねず、苦痛が永遠に続きます。

これほどの地獄はありません。

死ねないほうが、本当ははるかに怖いことです。

フィニッシュのないマラソンを走り続けるようなものです。

一度始めれば、やめたくてもやめられないのは、地獄です。

希望というより、絶望です。

人生の終わりがあることもまた、幸せの1つです。

「適切な時期にお迎えがやってくる」と思えばいいのです。

死は、誰もが必ず経験することです。

自然に任せるのがいちばんです。

逃げることでも、怖がることでもないのです。

90代がしておきたいこと(28)
  • 死は、恐れすぎず、自然に任せる。
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死に際が美しい人の人生は、美しい。

死に際が美しい人の人生は、美しい。 | 90代がしておきたい30のこと

人生には、たくさんの差があります。

仕事の差、人脈の差、収入の差。

人生は、いろいろなところで差がつきます。

小さな差の積み重ねによって「あの人はこんな人だね」と思われたり、評価されたりします。

忘れていることが、1つあります。

死の瞬間です。

死の瞬間もまた、人生に差をつける点の1つです。

死に際の差は、人それぞれです。

もがきながら死ぬ人もいれば、安らかに死ぬ人もいます。

後悔しながら死ぬ人もいれば、満足しながら死ぬ人もいます。

「どうせ死ぬのだから、死に方なんてどうでもいいだろう」と思いますが、違います。

死に際は、一瞬です。

一瞬ですが、死をみとった人たちの心には、長く深く残ります。

パートナーや子どもたちは、一生覚えているでしょう。

死に方によって、その人の人生全体の印象が決まります。

最後の最後で決まる、人生の差なのです。

あなたは、どう人生を終えたいですか。

もがきながらより、安らかに死を迎えましょう。

後悔しながらより、満足しながら死を迎えましょう。

醜く人生を終えるより、美しく人生を終えましょう。

そのために、今できることは何でしょうか。

まだ時間があります。

やり残していることがあれば、今、挑戦しましょう。

心残りがあるなら、今がチャンスです。

安らかに、満足しながら迎える死が、いちばんです。

人生の最後を美しく飾ることができれば、人生全体も美しくなります。

死に際が美しい人の人生は、美しいのです。

90代がしておきたいこと(29)
  • 美しい死に方を、心がける。
エピローグ
30

死ぬとは、亡くなった人と久しぶりに会えること。

死ぬとは、亡くなった人と久しぶりに会えること。 | 90代がしておきたい30のこと

いずれ、亡くなった父に会えます。

いずれ、亡くなった母に会えます。

そればかりではありません。

亡くなった恩師や友人にも、会えます。

亡くなったペットにも、会えます。

時期はわかりませんが「いずれ」です。

死ぬのは、消えることではありません。

別の世界に旅立つだけです。

姿を変えて、違うところに移動するだけです。

ちょっとした引っ越しです。

死ぬのは、怖いことではありません。

ほっと安心できることです。

苦しみを、もう味わうこともありません。

生きる困難、老いる恐怖、病の苦しみ、死の恐怖とは、お別れです。

現世で感じていたあらゆる苦しみがなくなり、軽やかな気分になれます。

死ぬとは、亡くなった人と、久しぶりに会えることです。

亡くなった人は、向こうの世界で、あくびをしながら待ちくたびれていることでしょう。

久しぶりに会ったときの話題を、今から考えておきましょう。

自分のところにも、いずれお迎えが来ますが、まだ少し時間があるようです。

お迎えの時期は考えません。

適切な時期に、お迎えが自然とやってきます。

与えられた時間は、楽しませてもらいましょう。

趣味を楽しみ、最後の最後まで、人生を存分に楽しみます。

「すごく遊んだぞ。楽しかったな」

遊ぶだけ遊んで、遊び疲れたとき、すっとお迎えがやってくるのです。

90代がしておきたいこと(30)
  • 亡くなった人に会いにいくつもりで、死を迎える。

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