中華料理で、円卓テーブルが登場します。
円卓という特殊な形のため席次も特殊なのかと思いますが、基本は同じです。
上座・下座に対する考え方は世界共通です。
眺めのいい席に関しては、目上の人が座ります。
中華レストランにおいても、入り口から最も遠いところが上座になります。
上座の左側が2番目、右側が3番目と続きます。
逆に、出入り口に近いところが下座となります。
ただし、眺めのよい景色が見られる場合は、この限りではありません。
たとえ下座にあたる席でも、眺めがよい席は上座になりますから、状況に応じて判断しましょう。
席次だけでなく、座る順番にもマナーがあります。
特に中国人と食事をする際は、礼儀や作法を気にする人もいます。
正式には、上座の人から順番に座るようにします。
上座の人より先に座らないようにしましょう。
こうすることで、目上の人に対して敬意を表すことができるからです。
中華に限らず、洋食や和食でも心がけたいマナーです。