中華料理では、殻が付いたままのエビが登場することがあります。
エビのチリソースでも、殻が付いたままのエビの場合があります。
最初に思いつく食べ方としては「殻をむいてから食べる方法」ではないでしょうか。
しかし、中華料理らしい食べ方としては少し異なります。
できれば最初は、殻ごと口に入れましょう。
なぜかというと、エビのうまみは、殻と身の間にあるためです。
殻をむいてから食べてしまうと、その味が半減してしまいます。
エビの頭としっぽの部分を最初に取っておくと、口に入れやすくなります。
小エビの場合は殻ごと食べられることもありますが、一般的なエビの場合は殻を口から取り出します。
口元を手やナプキンで覆いながら、箸や手を使って殻を取り出します。
フィンガーボールが用意されていれば、汚れた手を洗うようにしましょう。
思える食べ方ですが、中華料理ではよく見られる食べ方なのです。
もちろん殻をついたまま食べることに抵抗感がある人は、殻をむいてから食べてもかまいません。
個人の好みや状況によって判断しましょう。