子育て

子供の
「外遊び」のすすめ

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国語の読解力は、
経験が豊富なほどイメージが鮮やかになる。

国語の読解力は、経験が豊富なほどイメージが鮮やかになる。 | 子供の「外遊び」のすすめ

国語での読解力は、想像する力にも比例します。

文章を読んだとき、情景を鮮明に想像できる人のほうが、文章題に対して有利に働くのはいうまでもありません。

 

では、その想像する力とは、いつ、どう育まれるのか。

それは、過去の自分の体験をもとに育まれます。

同じ経験がある、似た経験があれば、書いてあることを、感情を伴いながら、より具体的に理解できるようになります。

 

たとえば、国語の文章問題で「野球に負けて悔し涙をぼろぼろ流す」という内容があったとします。

やはり実際に野球をして、試合に負けて涙を流した経験があるなら、その悔しい気持ちはより具体的に想像できるはずです。

また、文章に書いている内容が野球だからと言って、まったく同じスポーツである必要はありません。

たとえ、サッカーをしていたとしても、試合で負けて大粒の悔し涙を流した経験があるなら、気持ちが通じる部分があるはずです。

書いてある気持ちを、より鮮やかにはっきり理解することができるでしょう。

 

しかし、出無精でスポーツをまったくしたことがない人の場合はどうでしょうか。

体験がないなら、負けたときの悔しさを理解するというのは難しいでしょう。

それなりのイメージはできるかもしれませんが、実体験のある人に比べれば、はるかに劣るはずです。

そういうところで、国語の読解力というのは、差が出てきます。

国語といえば、頭を使うイメージがあります。

 

しかし、違います。

根底を突き詰めれば、土台は「過去の体験」であり、幼少期に「体を動かす」という習慣が鍵を握ります。

この体を動かす経験を、できるだけ若いうちにたくさんしておくほうがいい。

勉強も大切ですが、それ以外はもっと大切です。

友達を作り、一緒に遊んだり、旅行をしたり、スポーツをしたりです。

時には、友達と喧嘩したり、スポーツで惨敗して大泣きしたりするのもいい体験です。

その正否を問わない数多くの体験が、後に具体的なイメージ力へとつながり、国語の読解力が高められるのです。

子供の「外遊び」のすすめ(21)
  • 実体験をたくさん増やす。
体験を優先すると、必ず後で追い上げる力になる。

もくじ
子供の「外遊び」のすすめ
国語の読解力は、経験が豊富なほどイメージが鮮やかになる。 | 子供の「外遊び」のすすめ

  1. 外遊びには、子供が生きる力に必要な要素がすべて備わっている。
    外遊びには、子供が生きる力に必要な要素がすべて備わっている。
  2. 家の中のゲームだけでは、生きる力を身につけられない。
    家の中のゲームだけでは、生きる力を身につけられない。
  3. 自信は、外で遊んでいれば、自然と身につく。
    自信は、外で遊んでいれば、自然と身につく。
  4. とりあえず行動していれば、自然と話は広がっていく。
    とりあえず行動していれば、自然と話は広がっていく。
  5. 現代は豊かだ。<br>それをわからせるには、野外キャンプの体験が一番。
    現代は豊かだ。
    それをわからせるには、野外キャンプの体験が一番。
  6. 進んだ現代社会だからこそ、昔の遊びを教える価値がある。
    進んだ現代社会だからこそ、昔の遊びを教える価値がある。
  7. 力任せでは勝てない昔のゲームでは、慣れた大人ほど有利になれる。
    力任せでは勝てない昔のゲームでは、慣れた大人ほど有利になれる。
  8. 四季のある日本だからこそ、特に外遊びはおすすめ。
    四季のある日本だからこそ、特に外遊びはおすすめ。
  9. なぜ大都会ほど、大自然があるのか。
    なぜ大都会ほど、大自然があるのか。
  10. 自然の音を聞くと、子供は強く育つ。
    自然の音を聞くと、子供は強く育つ。
  11. 旅行が難しいなら、せめて日帰りのピクニックくらいならできるはず。
    旅行が難しいなら、せめて日帰りのピクニックくらいならできるはず。
  12. 犬と散歩しているときに、口喧嘩は起こらない。
    犬と散歩しているときに、口喧嘩は起こらない。
  13. 畑仕事を手伝わせると、不思議と味覚が研ぎ澄まされる。
    畑仕事を手伝わせると、不思議と味覚が研ぎ澄まされる。
  14. スポーツは、体の運動だけではない。<br>脳の運動でもあった!
    スポーツは、体の運動だけではない。
    脳の運動でもあった!
  15. 団体競技はどれも、頭を鍛える頭脳ゲームだ。
    団体競技はどれも、頭を鍛える頭脳ゲームだ。
  16. 免疫力を高めるためには、清潔すぎてはいけない。
    免疫力を高めるためには、清潔すぎてはいけない。
  17. 部屋の中は、刺激が限定されやすい。
    部屋の中は、刺激が限定されやすい。
  18. 「スクリーンで見る立体」と「現実世界の立体」は、脳には似て非なるもの。
    「スクリーンで見る立体」と「現実世界の立体」は、脳には似て非なるもの。
  19. どんなにテレビが進化しても、現実世界の刺激にはかなわない。
    どんなにテレビが進化しても、現実世界の刺激にはかなわない。
  20. エアコンは、人の生活を便利にする。<br>しかし、頼りすぎると不便にする。
    エアコンは、人の生活を便利にする。
    しかし、頼りすぎると不便にする。
  21. 国語の読解力は、経験が豊富なほどイメージが鮮やかになる。
    国語の読解力は、経験が豊富なほどイメージが鮮やかになる。
  22. 体験を優先すると、必ず後で追い上げる力になる。
    体験を優先すると、必ず後で追い上げる力になる。
  23. 立って歩けるようになれば、外遊びをしてもいい時期。
    立って歩けるようになれば、外遊びをしてもいい時期。
  24. 子供が泥んこになって帰ってくるのは、一生懸命に外で遊んで帰ってきた証拠。
    子供が泥んこになって帰ってくるのは、一生懸命に外で遊んで帰ってきた証拠。
  25. 真っ暗闇だからこそ、あらゆる怪物をイメージさせられる。
    真っ暗闇だからこそ、あらゆる怪物をイメージさせられる。
  26. なぜ、ウォーキングマシンは、続きにくいのか。
    なぜ、ウォーキングマシンは、続きにくいのか。
  27. 門限があるから、遊びの密度が濃くなる。
    門限があるから、遊びの密度が濃くなる。
  28. 私たちには「新しい刺激に触れて、自分の領域を広げたい」という野心と冒険心が眠っている。
    私たちには「新しい刺激に触れて、自分の領域を広げたい」という野心と冒険心が眠っている。
  29. 子供の持ち物に名前さえ書いておけば、迷子になっても怖くない。
    子供の持ち物に名前さえ書いておけば、迷子になっても怖くない。
  30. 成長のために「遠くへ行ってみたい」と思う子供。<br>安全のために「遠くへ行くな」という親。<br>この矛盾が問題だ。
    成長のために「遠くへ行ってみたい」と思う子供。
    安全のために「遠くへ行くな」という親。
    この矛盾が問題だ。

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