子どもは潜在的に「遠くへ行ってみよう」という気持ちがあります。
遠くへ行かないと、子どもはいつまでも行動範囲を広げられず、成長ができません。
遠くへ行くと、新しい物が見られ、自分の世界観を広げられます。
これは子どものみならず、すべての人に共通する成長本能です。
そもそも子どもは遠くへ行きたがるものです。
しかし、子どもはよく迷子になります。
「道に迷う」と言うより「冒険をするから」です。
冒険しすぎて、歩いてきた道を戻れなくなり、迷子になってしまいます。
しかし、それに矛盾することをいう親がいます。
「遠くへ行ってはいけません」と親が言ってしまいます。
これは難しい問題です。
子どもの本音は遠くに行ってみたいですが、親は万が一のことがあってはいけないので「遠くへ行くな」と制限してしまいます。
遠くへ行ってさまざまな物を目にするからこそ、子どもの世界観は広がります。
一方、親からの制限は子どもの成長を阻害しているとも言えます。
何かこの矛盾を解決するいい方法はないのでしょうか。
実はあります。
親同伴で、遠くまで散歩に行けばいい。
親と一緒に、今まで行ったこともない遠くまで散歩すればいいでしょう。
子ども1人では迷子になっても、親と一緒なら問題ないはずです。
もし遠くまで行きすぎて、子どもが歩けなくなったら、親がおんぶすればいい。
安全かつ、子どもの意思を尊重させることができるのです。