子育て

子供の
「外遊び」のすすめ

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団体競技はどれも、
頭を鍛える頭脳ゲームだ。

団体競技はどれも、頭を鍛える頭脳ゲームだ。 | 子供の「外遊び」のすすめ

スポーツは、体にいいだけでなく、脳の健康にも有効です。

体を動かすことで、血液の循環が活発化され、脳の働きもよくなります。

特に効果が強いのは「個人競技」より「団体競技」です。

個人競技も頭を使いますが、団体競技はもっと頭を使うことになります。

団体競技は、マイペースが許されません。

複数人の動きを一度に把握し、チームを勝利に導くため、状況に応じたベストの対処を考える必要があります。

 

たとえば、野球を例に考えてみましょう。

まず、複数人でやるからには「チーム構成」を考えます。

この時点ですでに頭を使うことになります。

誰がピッチャーになるか、レフトやライトで守るか、打順はどうするか。

人の長所や短所などを考慮に入れて、勝利へと導くために、ベストな人の配置を考えます。

ボールを早く投げられる人がピッチャーになり、素早く飛んでくるボールの守備が強い人がファーストやセカンドになります。

遠投が得意な人間がレフトやライトになるでしょう。

人の配置が決まれば、いよいよゲームスタートです。

打者がバッターボックスに立ち、ピッチャーが投げるボールを見つめます。

このとき「集中力」が高まっている状態です。

その飛んでくるボールに、どう反応するか。

ここにも思考力があります。

チームを勝利に導くために、いつもホームランばかりがいいとは限りません。

フィールドのどこへボールを落とすために、どのくらいの強さでバットを振ればいいのかを考えます。

レフトの守備が弱くなっていれば、そこを目がけるのも手です。

確実に一点を取るため、時にはバントが要求されるときがあります。

バットにボールが当たれば、一塁に向けて全力で走る。

見事、一塁まで進んでも、まだ続きがあります。

次の二塁へ進むために、ピッチャーの様子を見ながら盗塁のチャンスをうかがいます。

ピッチャーのしぐさや疲れなどを判断し「できる!」と判断した一瞬の隙を見て、全力で二塁へ向けて走ります。

チームだからこそ、数多くの状況判断が要求され、頭を酷使することになります。

ここでは例として野球を挙げましたが、ほかの団体競技でも同じです。

大勢の人が参加するのは、どれも頭を使います。

サッカー、バスケットボールなど、自分勝手にできないスポーツだからこそ、他者との距離感の把握がより必要です。

「チーム」だからこそ、脳を活性化せざるを得ない状況です。

だからこそ、団体競技は頭を鍛える機会です。

頭脳ゲームといえるのです。

子供の「外遊び」のすすめ(15)
  • 団体競技で、より、頭を鍛える。
免疫力を高めるためには、清潔すぎてはいけない。

もくじ
子供の「外遊び」のすすめ
団体競技はどれも、頭を鍛える頭脳ゲームだ。 | 子供の「外遊び」のすすめ

  1. 外遊びには、子供が生きる力に必要な要素がすべて備わっている。
    外遊びには、子供が生きる力に必要な要素がすべて備わっている。
  2. 家の中のゲームだけでは、生きる力を身につけられない。
    家の中のゲームだけでは、生きる力を身につけられない。
  3. 自信は、外で遊んでいれば、自然と身につく。
    自信は、外で遊んでいれば、自然と身につく。
  4. とりあえず行動していれば、自然と話は広がっていく。
    とりあえず行動していれば、自然と話は広がっていく。
  5. 現代は豊かだ。<br>それをわからせるには、野外キャンプの体験が一番。
    現代は豊かだ。
    それをわからせるには、野外キャンプの体験が一番。
  6. 進んだ現代社会だからこそ、昔の遊びを教える価値がある。
    進んだ現代社会だからこそ、昔の遊びを教える価値がある。
  7. 力任せでは勝てない昔のゲームでは、慣れた大人ほど有利になれる。
    力任せでは勝てない昔のゲームでは、慣れた大人ほど有利になれる。
  8. 四季のある日本だからこそ、特に外遊びはおすすめ。
    四季のある日本だからこそ、特に外遊びはおすすめ。
  9. なぜ大都会ほど、大自然があるのか。
    なぜ大都会ほど、大自然があるのか。
  10. 自然の音を聞くと、子供は強く育つ。
    自然の音を聞くと、子供は強く育つ。
  11. 旅行が難しいなら、せめて日帰りのピクニックくらいならできるはず。
    旅行が難しいなら、せめて日帰りのピクニックくらいならできるはず。
  12. 犬と散歩しているときに、口喧嘩は起こらない。
    犬と散歩しているときに、口喧嘩は起こらない。
  13. 畑仕事を手伝わせると、不思議と味覚が研ぎ澄まされる。
    畑仕事を手伝わせると、不思議と味覚が研ぎ澄まされる。
  14. スポーツは、体の運動だけではない。<br>脳の運動でもあった!
    スポーツは、体の運動だけではない。
    脳の運動でもあった!
  15. 団体競技はどれも、頭を鍛える頭脳ゲームだ。
    団体競技はどれも、頭を鍛える頭脳ゲームだ。
  16. 免疫力を高めるためには、清潔すぎてはいけない。
    免疫力を高めるためには、清潔すぎてはいけない。
  17. 部屋の中は、刺激が限定されやすい。
    部屋の中は、刺激が限定されやすい。
  18. 「スクリーンで見る立体」と「現実世界の立体」は、脳には似て非なるもの。
    「スクリーンで見る立体」と「現実世界の立体」は、脳には似て非なるもの。
  19. どんなにテレビが進化しても、現実世界の刺激にはかなわない。
    どんなにテレビが進化しても、現実世界の刺激にはかなわない。
  20. エアコンは、人の生活を便利にする。<br>しかし、頼りすぎると不便にする。
    エアコンは、人の生活を便利にする。
    しかし、頼りすぎると不便にする。
  21. 国語の読解力は、経験が豊富なほどイメージが鮮やかになる。
    国語の読解力は、経験が豊富なほどイメージが鮮やかになる。
  22. 体験を優先すると、必ず後で追い上げる力になる。
    体験を優先すると、必ず後で追い上げる力になる。
  23. 立って歩けるようになれば、外遊びをしてもいい時期。
    立って歩けるようになれば、外遊びをしてもいい時期。
  24. 子供が泥んこになって帰ってくるのは、一生懸命に外で遊んで帰ってきた証拠。
    子供が泥んこになって帰ってくるのは、一生懸命に外で遊んで帰ってきた証拠。
  25. 真っ暗闇だからこそ、あらゆる怪物をイメージさせられる。
    真っ暗闇だからこそ、あらゆる怪物をイメージさせられる。
  26. なぜ、ウォーキングマシンは、続きにくいのか。
    なぜ、ウォーキングマシンは、続きにくいのか。
  27. 門限があるから、遊びの密度が濃くなる。
    門限があるから、遊びの密度が濃くなる。
  28. 私たちには「新しい刺激に触れて、自分の領域を広げたい」という野心と冒険心が眠っている。
    私たちには「新しい刺激に触れて、自分の領域を広げたい」という野心と冒険心が眠っている。
  29. 子供の持ち物に名前さえ書いておけば、迷子になっても怖くない。
    子供の持ち物に名前さえ書いておけば、迷子になっても怖くない。
  30. 成長のために「遠くへ行ってみたい」と思う子供。<br>安全のために「遠くへ行くな」という親。<br>この矛盾が問題だ。
    成長のために「遠くへ行ってみたい」と思う子供。
    安全のために「遠くへ行くな」という親。
    この矛盾が問題だ。

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