あなたは旅行がお好きですか。
おそらくこれまで何度か旅行を経験したことがあるでしょう。
私も旅行が大好きです。
特に海外旅行は好きで、お金はかかりますがよく出かけています。
旅行をしたことがあればわかっていただけると思いますが、旅に出る前と後とでは、自分の中で確実に変化があります。
世界観が広がり、器が広がった実感があります。
心からの充実感、心地よさ、達成感があります。
なぜでしょうか。
遠くの土地へ赴き今まで見たこともない物を見て「世の中にはこんな世界があったのか」と感動するからです。
このとき脳内では、新しい刺激を受け入れようと活性化されています。
古今東西、旅行が人気なのは、すべての人間の心に冒険心が隠れているからだと思います。
遠くへ行こうという気持ちは「新しい刺激に触れて、自分の領域を広げたい」という野心や冒険心の現れです。
人類は、現在の南アフリカで誕生したといわれています。
食料を求める事情に加え、野心と冒険心が後押しして、ヨーロッパやアジア地方へ進出し、さらにはアメリカ大陸へも進出しました。
すべての人の心には、潜在的に野心と冒険心が眠っています。
古今東西、旅行は人気娯楽です。
その第一歩は、すでに子どものときから始まっています。
幼い子どもには、外遊びが十分な冒険になっています。
外で遊ぶというのは、野心と冒険心の表れです。
最初は、外で遊び、行ったこともないところに行きたがろうとします。
「世の中にはこんな世界があったのか」と多くのことに感動していることでしょう。
「もっと遠くに行ってみたい」と言い始めれば、安全面を考慮しながら、できるだけ実現させてあげましょう。
遠くに行きたがろうとするのは、いよいよ成長を求める心の現れです。
世界観を、ゆっくり広げようとしています。
子どもには、少し遠くに出かけることが、すでに大冒険なのです。