執筆者:水口貴博

夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

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すぐ謝ると、逆に相手を怒らせてしまう?

すぐ謝ると、逆に相手を怒らせてしまう? | 夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

夫婦で喧嘩をしたときには、できるだけ早く仲直りするのがポイントです。

喧嘩の火は、できるだけ小さなうちに消したほうが、被害も最小限に食い止めることができます。

ここで誤解しないでいただきたいのは「早く仲直り=早く謝る」というわけではありません。

一見すると、早く謝れば早く仲直りできそうですが、違います。

逆に怒らせてしまいます。

たとえば、妻が夫のだらしない行動を見つけて怒っているとします。

「あなたはいつも自分勝手な行動ばかり。こういうことがずっと続いて……」

「わかったわかった。ごめんごめん」

さて、どんな印象を受けましたか。

「謝っている」というより「あしらっている」という印象を受けませんか。

特に夫は、妻が口うるさい小言を、軽んじて扱う傾向があります。

相手の話を途中で遮って謝ってしまうと、軽い謝罪になります。

「謝ればいいと思っているでしょう。きちんと話を聞いていない。真面目に話を聞いてほしい!」

早く仲直りしようと早く謝った結果、妻をさらに怒らせてしまいます。

なかなか難しい問題ですね。

実際に、妻の話を最後まで聞かないため、夫の思っている内容と妻の主張とで食い違うこともあります。

たしかに仲直りは早いほうがいいですが、すぐ謝りすぎるのも問題です。

そういう心当たりはありませんか。

では、どうするのがいいのかというと「相手の話をきちんと聞いてから謝る」ということです。

妻の話は少し長いかもしれませんが、きちんと話を最後まで聞きます。

話の途中は、反論はせず、適度に相槌あいづちを打ちます。

すべて話をし終わってから「そうか。わかった。悪かった」と謝る流れにするほうがいい。

真面目に話を聞いている印象があります。

妻の話を最後まで聞くので、誤って解釈をすることもありません。

これが、本当の早い仲直りです。

「すぐ謝ればいい」というわけではなく「話を最後まで聞いてからすぐ謝る」のです。

夫が心がけたい夫婦円満の心得(4)
  • 話を最後まで全部聞いてから、すぐ謝る。
喧嘩の火は、小さければ小さいほど消しやすい。

夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

  1. 会社を出たタイミングで、家で待つ妻に電話をすればいい。
  2. 高級なプレゼントで、本気の気持ちを伝えることができる。
  3. 夫婦関係は、夫は独裁的にならないように気をつける。
  4. すぐ謝ると、逆に相手を怒らせてしまう?
  5. 喧嘩の火は、小さければ小さいほど消しやすい。
  6. 会社を出たら、仕事のことは忘れる。
  7. 「いただきます」と「ごちそうさま」は、立派な褒め言葉だった。
  8. 妻の食事を褒めるほど、料理の腕も味も向上する。
  9. 食事を褒めながらコメントを残すと、より夫の舌に特化した味に近づく。
  10. 衝突はいいが、絶対に暴力だけはいけない。
  11. 夫としてヒーローになれるかどうかは「力の使い方」が鍵を握る。
  12. お風呂を一緒に入る夫婦に、仲の悪いカップルはいない。
  13. どんなに感情的になっても、絶対に言ってはいけない禁句が1つだけある。
  14. 家族の写真は、やる気と元気の源になる。
  15. 妻のご両親を褒めるには、妻を褒めるだけでいい。
  16. 妻を大事にするからこそ、仕事も安定する。
  17. 妻が何度も同じ話をするのは、強調しているというサイン。
  18. 夫と妻とでは、仕事の「種類」や「立場」が異なるだけで、大変さに大きな差はない。
  19. もしかしたら、夫より妻のほうが大変かもしれない。
  20. 「手伝って」より「手伝わせて」で、夫婦関係はうまくいく。
  21. 男が偉そうにする時代は、とっくに終わっている。
  22. 無意識のうちに、自分の母親と妻とを比べていませんか。
  23. 夫は嘘をついても、勘の鋭い妻は、すぐ見抜く。
  24. マザーコンプレックスから、早く卒業せよ!
  25. 夫婦関係は、量より質を重視しよう。
  26. 理想の妻を求める前に、理想の夫から演じること。
  27. 夫婦生活では、二者択一ではなく、グレーということもある。
    曖昧な答えは、実ははっきりした答えだった。
  28. 男性は低いところを好む。
    女性は高いところを好む。
  29. 夫が見落としがちな、妻が喜ぶプレゼント。
  30. 責任感の強い夫ほど、控えがちな有給休暇をきちんと消化する。

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