執筆者:水口貴博

夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

11

夫としてヒーローになれるかどうかは「力の使い方」が鍵を握る。

夫としてヒーローになれるかどうかは「力の使い方」が鍵を握る。 | 夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

男にとって、力とは何かについて、あらためて整理して考えましょう。

力を持っている夫がまず、力の取り扱いについて認識しておく必要があります。

なぜ、男は力があるのでしょうか。

それは「大切な人を守るため」にあります。

大切な人とは誰でしょうか。

それは、妻であり、子どもであり、祖父や祖母です。

つまり、家族全体です。

夫は、そういう大切な人を守るために、力を使います。

力を使ってお金を稼ぎ、時には力を使って大切な人を守ります。

それが、本来の力の使い方です。

にもかかわらず、ときどき間違った使い方をしている夫がいます。

力を「暴力」として使ってしまうケースです。

自分の言うことに従わせるために、妻や子どもに暴力を振るうのは、完全に間違った使い方です。

痛みでわからせようとするのもよくありません。

それは全然かっこよくない。

完全に力の使い方を誤っています。

どんなに力があっても、妻や子どもからも尊敬されません。

どんなに力があっても、ヒーローにはなれません。

映画『スーパーマン』を思い出しましょう。

絶大なる力を持っているにもかかわらず、世界中から愛されています。

それは理想的な力の使い方をしているからです。

スーパーマンは、暴力のために力を使っているのではなく、大切な人を守るために力を使っています。

ヒーローがパワーを出す底力は、大切な人を守ろうとする正義感です。

それが理想的な力の使い方です。

すべてのヒーロー作品がそうです。

バットマン、スパイダーマンなど、こうした正義ものの映画には必ず「ヒーロー」と「敵」で対立します。

どちらも互角の大きな力を持っています。

しかし、同じような大きな力を持っていながら、正義と悪とで別れています。

その違いは何か。

  • 力を、暴力として使っているのか
  • 力を、大切な人を守るために使っているのか

この違いです。

力の使い方によって、立場がわかれます。

あらゆるヒーロー映画は、一言で言えば「大切な人を守る作品」です。

あなたが夫としてヒーローになれるかどうかも、ひとえに「力の使い方」で決まります。

好かれるか、嫌われるか。

それは、力を「暴力」として使うか、それとも「大切な人を守るために使うか」。

これで決まるのです。

夫が心がけたい夫婦円満の心得(11)
  • 大切な人を守るために、力を使うようにする。
お風呂を一緒に入る夫婦に、仲の悪いカップルはいない。

夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

  1. 会社を出たタイミングで、家で待つ妻に電話をすればいい。
  2. 高級なプレゼントで、本気の気持ちを伝えることができる。
  3. 夫婦関係は、夫は独裁的にならないように気をつける。
  4. すぐ謝ると、逆に相手を怒らせてしまう?
  5. 喧嘩の火は、小さければ小さいほど消しやすい。
  6. 会社を出たら、仕事のことは忘れる。
  7. 「いただきます」と「ごちそうさま」は、立派な褒め言葉だった。
  8. 妻の食事を褒めるほど、料理の腕も味も向上する。
  9. 食事を褒めながらコメントを残すと、より夫の舌に特化した味に近づく。
  10. 衝突はいいが、絶対に暴力だけはいけない。
  11. 夫としてヒーローになれるかどうかは「力の使い方」が鍵を握る。
  12. お風呂を一緒に入る夫婦に、仲の悪いカップルはいない。
  13. どんなに感情的になっても、絶対に言ってはいけない禁句が1つだけある。
  14. 家族の写真は、やる気と元気の源になる。
  15. 妻のご両親を褒めるには、妻を褒めるだけでいい。
  16. 妻を大事にするからこそ、仕事も安定する。
  17. 妻が何度も同じ話をするのは、強調しているというサイン。
  18. 夫と妻とでは、仕事の「種類」や「立場」が異なるだけで、大変さに大きな差はない。
  19. もしかしたら、夫より妻のほうが大変かもしれない。
  20. 「手伝って」より「手伝わせて」で、夫婦関係はうまくいく。
  21. 男が偉そうにする時代は、とっくに終わっている。
  22. 無意識のうちに、自分の母親と妻とを比べていませんか。
  23. 夫は嘘をついても、勘の鋭い妻は、すぐ見抜く。
  24. マザーコンプレックスから、早く卒業せよ!
  25. 夫婦関係は、量より質を重視しよう。
  26. 理想の妻を求める前に、理想の夫から演じること。
  27. 夫婦生活では、二者択一ではなく、グレーということもある。
    曖昧な答えは、実ははっきりした答えだった。
  28. 男性は低いところを好む。
    女性は高いところを好む。
  29. 夫が見落としがちな、妻が喜ぶプレゼント。
  30. 責任感の強い夫ほど、控えがちな有給休暇をきちんと消化する。

同じカテゴリーの作品

3:25

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION