執筆者:水口貴博

夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

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会社を出たら、仕事のことは忘れる。

会社を出たら、仕事のことは忘れる。 | 夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

仕事熱心な夫は、毎日残業で帰宅するのが遅くなりがちです。

一見すれば、家に帰るのが遅い状態は、家庭のことを軽んじているようにも思えます。

一概にそうとも言えません。

仕事熱心は、少しでも多くお金を稼いで家計を楽にしたい、家庭思いの気持ちもあります。

これから長い社会生活ですから、人間関係や昇進などもあるでしょう。

会社を首にならないように、夫なりに懸命になっている姿です。

全然働かない夫に比べれば、熱心に働いている夫はどれだけ素晴らしいかわかることでしょう。

仕事を抱えすぎず、定時退社ができればいいですが、年末や決済時期の忙しい時期は、やはり定時には間に合わないこともあります。

妻や子どものために、サボりたくてもサボらず、熱心に仕事をしています。

しかし、いくら仕事熱心とはいえ、限度もあります。

ときどき、仕事が熱心すぎて、家にまで仕事を持ち帰る人がいます。

残業まではいいですが、家にまで仕事を持ち帰るのはよくありません。

もし家に仕事を持ち込んでしまうとどうなるでしょうか。

仕事を家に持ち帰ってしまうと、家が仕事場になります。

仕事と家庭との境界線が曖昧になります。

妻が作ってくれた食事を食べながら、会社の資料を読む。

妻との会話が、うわの空になる。

家にいるにかかわらず、会社のことが気になって仕方ない。

そうなると気が休まる時間がありません。

仕事を少しでも多くしたい気持ちはわかりますが、さすがにこれはやりすぎです。

そもそも企業の資料を、外部に持ち出している状態もよくありません。

秘密事項や顧客情報が含まれているものをうっかり落としてしまうと、ただでは話が済まなくなります。

会社のことを考える愛社精神は大変素晴らしいですが、超えてはいけない一線もあります。

「職場は職場、家庭は家庭」です。

この区切りをきちんとつけることで、夫は心身ともにメリハリがつきやすくなります。

メリハリがあれば、職場では仕事に集中しやすくなり、家庭では妻に集中できるということです。

会社内では仕事のことを考え、定時が過ぎて、会社から一歩でも外に出れば、会社のことは忘れてしまうのです。

夫が心がけたい夫婦円満の心得(6)
  • 会社の仕事を、家に持ち帰らないようにする。
「いただきます」と「ごちそうさま」は、立派な褒め言葉だった。

夫が心がけたい夫婦円満の30の心得

  1. 会社を出たタイミングで、家で待つ妻に電話をすればいい。
  2. 高級なプレゼントで、本気の気持ちを伝えることができる。
  3. 夫婦関係は、夫は独裁的にならないように気をつける。
  4. すぐ謝ると、逆に相手を怒らせてしまう?
  5. 喧嘩の火は、小さければ小さいほど消しやすい。
  6. 会社を出たら、仕事のことは忘れる。
  7. 「いただきます」と「ごちそうさま」は、立派な褒め言葉だった。
  8. 妻の食事を褒めるほど、料理の腕も味も向上する。
  9. 食事を褒めながらコメントを残すと、より夫の舌に特化した味に近づく。
  10. 衝突はいいが、絶対に暴力だけはいけない。
  11. 夫としてヒーローになれるかどうかは「力の使い方」が鍵を握る。
  12. お風呂を一緒に入る夫婦に、仲の悪いカップルはいない。
  13. どんなに感情的になっても、絶対に言ってはいけない禁句が1つだけある。
  14. 家族の写真は、やる気と元気の源になる。
  15. 妻のご両親を褒めるには、妻を褒めるだけでいい。
  16. 妻を大事にするからこそ、仕事も安定する。
  17. 妻が何度も同じ話をするのは、強調しているというサイン。
  18. 夫と妻とでは、仕事の「種類」や「立場」が異なるだけで、大変さに大きな差はない。
  19. もしかしたら、夫より妻のほうが大変かもしれない。
  20. 「手伝って」より「手伝わせて」で、夫婦関係はうまくいく。
  21. 男が偉そうにする時代は、とっくに終わっている。
  22. 無意識のうちに、自分の母親と妻とを比べていませんか。
  23. 夫は嘘をついても、勘の鋭い妻は、すぐ見抜く。
  24. マザーコンプレックスから、早く卒業せよ!
  25. 夫婦関係は、量より質を重視しよう。
  26. 理想の妻を求める前に、理想の夫から演じること。
  27. 夫婦生活では、二者択一ではなく、グレーということもある。
    曖昧な答えは、実ははっきりした答えだった。
  28. 男性は低いところを好む。
    女性は高いところを好む。
  29. 夫が見落としがちな、妻が喜ぶプレゼント。
  30. 責任感の強い夫ほど、控えがちな有給休暇をきちんと消化する。

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