夫婦関係がよくなるキーフレーズは「手伝って」より「手伝わせて」です。
妻が困っているときは、夫に「手伝って」と言い、助けを求めます。
助けを求めてからでは遅い。
夫婦では「助け合う関係」が基本ですね。
決して「助けてあげる関係」ではありません。
「助けてあげる」は「面倒だなあ」という仕方なさや諦め感が漂っています。
助け合いですから、妻から「手伝って」と言われる前に、夫から「手伝わせて」と言います。
妻の仕事も楽になりますし、なにより夫の優しい心に感動することでしょう。
仕事が楽になる嬉しさより、優しくしてもらったことに感激します。
そうなると、妻も自分なりに夫の仕事を助けたい、と思うようになります。
妻も夫に「手伝わせて」と言ってくるようになります。
妻なりに夫のサポートがより強化されれば、夫も助かります。
なによりそういう妻の優しい心に、夫も感激します。
これが夫婦の「助け合い」ということです。
助け合い状況において、あるのは「手伝わせて」だけです。
今日、今からでもいい。
夫ができる範囲で、妻に「仕事を手伝わせて」と言ってみましょう。
妻は満面の笑みを浮かべるはずです。