執筆者:水口貴博

幼児がすくすく育つ30の教育方法(1歳~6歳)

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いきなり叱ると、親の言葉が届かなくなる。

いきなり叱ると、親の言葉が届かなくなる。 | 幼児がすくすく育つ30の教育方法(1歳~6歳)

叱るときに大切なのは、いきなり叱らないことです。

いきなり叱るのは、子どもには刺激が強すぎます。

叱られると落ち込みやすく、その結果、親の声が届きにくくなります。

反発心が生まれやすく、素直に受け入れようとする気持ちも薄れます。

子どもが受け入れやすい叱り方を考えましょう。

親の実力を発揮する瞬間です。

大切なことは、叱る前後に「褒める」を入れることです。

「褒める・叱る・褒める」という3段階です。

ジュースをこぼした子どもをいきなり「こら」と叱るのではありません。

「ジュースを1人で飲もうとしたんだね。偉いね。でもこぼしてしまうのはよくないよ。次からもっと上手に飲みましょうね」

こうすれば、受け入れやすくなり、子どもは素直に言うことを聞いてくれるようになります。

机の上の花瓶を落として割ったとします。

「いつもお掃除ができるのにどうしたの。花瓶を落としたら割れて危ないでしょう。次は気をつけようね。きっとうまくいくよ」

誰でも褒められたいと思います。

それは子どもも同じです。

まず褒めることから始めれば、親からの話も前向きに聞き入れやすくなります。

あとに続く叱る言葉も、受け入れやすくなります。

いきなり叱るのは簡単ですが、ここは少し親にも辛抱が必要です。

まず相手を褒めてから、叱り、最後にもう一度褒めるような3段階を心がけましょう。

幼児がすくすく育つ教育方法(1歳~6歳)(28)
  • 褒めてから叱り、最後に褒める。
兄弟・姉妹に対して、平等に接すること。

幼児がすくすく育つ30の教育方法(1歳~6歳)

  1. 3つ子の魂が百まで続くのは、本当だった。
  2. 自分の子どもに向かって、笑顔で「ありがとう」と言う。
  3. いくら気になるとはいえ、他の子と比べない。
  4. 子どもは親に触れているとき、一番安心する。
  5. 子どもと話をするときには、大人が子どもの目線に合わせて話をする。
  6. 子どもの頭は、絶対に叩かない。
    叩くくらいなら、優しく手を握り締める。
  7. お風呂の温度は、大人と子どもで感じ方が違う。
  8. 子どもは、悪さをしたくて、しているのではない。
  9. 大人のスピードは、子どもには速すぎる。
  10. 「まだわかっていない」という子どもを、わかってあげる。
  11. 子どもから目を離す時間が、だんだん長くなっていませんか。
  12. 親と子とでは、見える世界が全然違う。
  13. いっぱい愛情を受けた子どもほど、成長が早くなる。
  14. 親がキレやすいと、子どももキレやすくなる。
  15. 親からたくさん話しかけられた子どもは、言語の習得が早くなる。
  16. 「悪いことをしてはいけません」という教え方だけでは、幼い子どもは納得できない。
  17. 子育てにはチームワークが必要だ。
  18. 子どもの話をたっぷり聞いてあげられる親になる。
  19. 子どもはお手伝いによって、成長する。
  20. 子どもと一緒に家事をしながら、説明したり質問したりする。
  21. 「しなさい・してはいけません」より「嬉しい・悲しい」で教育する。
  22. 子どもは子どもとして、日々学ぶ。
    親も親として、日々学ぶ。
  23. 肉声による昔話には、想像力を高める効果がある。
  24. 子どもの喧嘩は事情を聞くだけで、解決する。
  25. 子どもが甘えてこないからと言って、そっとしてほしいとは限らない。
  26. 祖父や祖母に頼ったほうが、子育ての質は格段によくなる。
  27. 子育てには休日がない。
    大変な子育てだからこそ、たまにはひと息が必要。
  28. いきなり叱ると、親の言葉が届かなくなる。
  29. 兄弟・姉妹に対して、平等に接すること。
  30. 手がかからない子になり始めたときこそ、注意せよ。

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