執筆者:水口貴博

幼児がすくすく育つ30の教育方法(1歳~6歳)

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子どもの喧嘩は事情を聞くだけで、解決する。

子どもの喧嘩は事情を聞くだけで、解決する。 | 幼児がすくすく育つ30の教育方法(1歳~6歳)

「喧嘩をしてはいけません!」

子ども同士が喧嘩をしているとき、いきなり叱る親がいます。

殴り合ったり叩き合ったりしている子ども同士を見て「喧嘩はやめなさい。仲良くしなさい」と言って、ねじ伏せます。

それは子どもでもわかっています。

喧嘩は、誰でもしたくないに決まっています。

仲良くしたいけれど、そうはできないトラブルが何かありました。

では、最初に何をするのかというと、事情を聞くことです。

「どうしたの?」

「何があったの?」

子どもの事情を聞いてみましょう。

喧嘩が発生したからには、何か事情があるはずです。

手短に話をさせるのではなく、できれば時間をかけて徹底的に事情を言わせてあげましょう。

子どもに事情を話させることには、大きな意味があります。

話をするなかで、何が起こって、どうなったのかなど、子どもの頭の整理をさせる効果があります。

往々にして子どもの喧嘩というのは「ささいなこと」が原因です。

ささいなことから火がついて、だんだん大きくなっています。

事情を整理しながら、自分の言葉で話をしていくうちに、子どもは気づきます。

「よく考えてみると大したことではないかも」と思い始めます。

そう思わせれば、しめたものです。

自分の言葉で、何が起こったのかを話すことは、深く自己を省みて、反省を促す効果があります。

もちろん喧嘩をした2人から、それぞれ事情を聞いてあげましょう。

1人が話をする場合、自分の都合のいいように話が偏りがちになるので、必ずお互いの事情を聞いてあげましょう。

話をさせることで、喧嘩は自然に解決できるのです。

幼児がすくすく育つ教育方法(1歳~6歳)(24)
  • 子ども同士の喧嘩は、事情をしっかり聞くことから始める。
子どもが甘えてこないからと言って、そっとしてほしいとは限らない。

幼児がすくすく育つ30の教育方法(1歳~6歳)

  1. 3つ子の魂が百まで続くのは、本当だった。
  2. 自分の子どもに向かって、笑顔で「ありがとう」と言う。
  3. いくら気になるとはいえ、他の子と比べない。
  4. 子どもは親に触れているとき、一番安心する。
  5. 子どもと話をするときには、大人が子どもの目線に合わせて話をする。
  6. 子どもの頭は、絶対に叩かない。
    叩くくらいなら、優しく手を握り締める。
  7. お風呂の温度は、大人と子どもで感じ方が違う。
  8. 子どもは、悪さをしたくて、しているのではない。
  9. 大人のスピードは、子どもには速すぎる。
  10. 「まだわかっていない」という子どもを、わかってあげる。
  11. 子どもから目を離す時間が、だんだん長くなっていませんか。
  12. 親と子とでは、見える世界が全然違う。
  13. いっぱい愛情を受けた子どもほど、成長が早くなる。
  14. 親がキレやすいと、子どももキレやすくなる。
  15. 親からたくさん話しかけられた子どもは、言語の習得が早くなる。
  16. 「悪いことをしてはいけません」という教え方だけでは、幼い子どもは納得できない。
  17. 子育てにはチームワークが必要だ。
  18. 子どもの話をたっぷり聞いてあげられる親になる。
  19. 子どもはお手伝いによって、成長する。
  20. 子どもと一緒に家事をしながら、説明したり質問したりする。
  21. 「しなさい・してはいけません」より「嬉しい・悲しい」で教育する。
  22. 子どもは子どもとして、日々学ぶ。
    親も親として、日々学ぶ。
  23. 肉声による昔話には、想像力を高める効果がある。
  24. 子どもの喧嘩は事情を聞くだけで、解決する。
  25. 子どもが甘えてこないからと言って、そっとしてほしいとは限らない。
  26. 祖父や祖母に頼ったほうが、子育ての質は格段によくなる。
  27. 子育てには休日がない。
    大変な子育てだからこそ、たまにはひと息が必要。
  28. いきなり叱ると、親の言葉が届かなくなる。
  29. 兄弟・姉妹に対して、平等に接すること。
  30. 手がかからない子になり始めたときこそ、注意せよ。

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